2024年
12月
19日
木
【 平野章三の質問 】
5年度決算で3本の柱という中心施策からは神戸経済の活性化が見えて
こないのですよ!
経済観光局として神戸の将来における全体像をまず作ってから各施策を打ち出すべきと思いますが
何がしたいのかわからないのですが、どうですが?
【 経済局長の答弁 】
今回、確かに事業が並んでいるような状態ですが、あくまでも我々が
【 目指しているところ 】を達成するための手段であります
神戸経済の活性化をしていくということは、やはりこの地域の中でのお金がしっかり回る環境を作っていくということで、企業の方が神戸で仕事をすれば稼ぐことができるといったビジネス環境を作っていくというような取り組みをすることが我々の目指すところだと思います
一方で人口減少等が進む中で、域内の経済循環だけではなく、そこの拡大に合わせて域外からの様々な経済効果というのを取り入れていく、それが大きな方針であり、それぞれ事業については、いろんな手段だと思っています
【 平野 章三の質問 】
具体的には、例えば六甲山一つでも市長は前向きに事業を進めようとしているはずなんですよ
今、聞いていても六甲山の施策も面ではなくそれぞれが点なんですよ!
例えば神戸に着いてから六甲山までのアクセス,そして六甲山上でのアクセスなど含めて全体にどう売り込むのかという流れが全然ないので、全体像を作る必要があると思います
例えば、友人の中でインターナショナルスクールと高級ホテルを六甲山上に建設しようとしている輸入車販売会社は独自でプロジェクトをやっているのです
こういうところと本当に組み合わせて、全体像で六甲山上のアクセスをどうするか決めると、道路上にいろんな店が張り付いたりしますので、規制緩和を思い切ってするようなそんな構想がないのかなと思います
観光にしてもどこをメインにするのか、例えば、ハーバーランドからアリーナぐらいまでを中心にするなど …
ところがそこに経済観光局の顔が全然見えないんですよ
これも他の局とまたがるのですが、将来打ち出す中で各局と連携を取るなど音楽やスポーツなど、やっぱりメリケンを中心に打ちだしながら、絵を描いてから動き出したらどうかと思いますが、例えば六甲山なんかでは民間事業として独自でやってますが、連携が必要では!
【 経済観光局長の答弁 】
今、六甲山の民間投資との連携ということですけれども、我々も先ほど例示としていただきましたインターナショナルスクールの開校に向け、環境整備といったことには、連携をさせていただきながら取り組みをしており
今仰るように、確かにそれぞれの事業がバラバラで動いていたり、うまく人がきっちり繋がり、交通アクセスも含めてうまく流れているのかという部分のご指摘は非常に大事なことだと思ってございます
【 平野 章三 の質問 】
六甲山上の交通アクセスとともに、それぞれの観光スポットに人がうまく流れていく仕組み作りというのは十分ではないと思います
しっかり観光面での仕組みを作って事業予算をつけていかねばならないと思いますが
それが予算要望では各課のアリバイ作りになっているのではないでしょうか
酒造り一つみてもどういうふうに売り込むかなど全然見えてこない!
こんな形で今年度でも存在感が見えてこず、来年例えば25年より国際チャーター便運航が可能となり、万博も開催されるが、それらをどう対応するのですか
3空港懇談会で、神戸空港は神戸市以西を受け持つようにと言われてるが万博を支援するなら神戸市以東も入れて協力する必要があります
旅行業者や航空会社はこれから売り込んでいくのに神戸市の観光に対する対応が全く見えてこないのです
経済的な活性化を考えてみると、例えば
「 市長がメリケンに全然人がいないではないか 」と言ったようで、途端に港湾局がバタバタと金土日、土日、土日と、ずっとイベントを打ち込んだ
本来、神戸の経済観光局が一緒になってそういうイベントの協力をすべきでメリケンををメインにするならその方向で打ち出すべきと思いますが、如何でしょうか?
一つその前に 〜 港湾局と仲悪いのでは!!! 〜
【 経済観光局長の答弁 】
〜 仲悪くありません 〜
2024年
12月
12日
木
【 平野 章三の質問 】
よき人材に有効活動してもらうというようなことで、予算なくても制度を見直せば効果が上がるというふうに私は思うのです
1つの例として、再任用制度があります
これは何といっても処遇とか、経験のある人材の活動をいかに見直すかが非常に大事だと思います
例えば校長を例示にとってみると以前、再任用校長制度というのがあり、これがなくなってから優秀な校長がやる気なくなったとのよう!
ほとんど再任用の場合、決定権もなく時間を消化しながら過ごしていくというケースが多い支援員さんなど、多くの費用を出して人を使っているわりに優秀な人材を生かし切れていない
なので、制度を少し変えるだけでやる気が起きたり、その部署で力を発揮できるというふうなことも考えられます
その再任用校長制度というのが、今はどうかは別として、名前は変えてでも、1つのプロジェクトなどのポジションに与えてあげることによって力を発揮するのではないでしょうか
今はあてがいぶちで、機械的にしているのではないだろうか
なので、本当はやる気のある人はもう再任用に行きたくないという状態なので、これを少し見直す考えはないでしょうか
【 教育委員会事務局長の 答弁 】
60歳を超えた教員の活用についての御指摘かと思いますけれども、御案内のように、定年延長、そして管理職、いわゆる役職定年制というものが導入をされ、基本的には60歳になった従来の定年の段階で校長・教頭といった管理職からは退いていただいて、管理職ではない職員として、引き続き延長された定年まで御勤務をいただくということになります
その場合でも、これまで培ってきた経験を生かして御活躍をいただくということが非常に重要である考えておりますので、御本人の適性や能力、そして意向を踏まえ、適材適所の人材配置を考えたいと思っております
近年では、教員不足また若手教員の増加ということもあり、元管理職の教員を学校現場に配置をさせていただくことが多くなっているところですが、それに加え例えば、不登校支援とか部活動の地域移行といった
教育委員会として現在取り組んでいる重要課題などのプロジェクトを担っていただくような形で教育委員会事務局に配置をさせていただいている元管理職の教員もおられます
そして、再任用校長についても御指摘がございましたが、原則60歳で役職定年ということで管理職からは外れていただきますが【 特例任用という制度 】があって、余人をもって代えがたいというような場は、引き続き【 60歳を超えても管理職のポストにとどまって 】例えば校長等として活躍をいただくという制度がございます
今のところ教育委員会において適用した実績はございませんけれども市長部局は任用の実績がございますので今後【必要に応じて教育委員会におきましても検討してまいりたい】と考えております
【 平野 章三 の質問 】
今の最後の話は物すごい大事で、やる気のある人は手を挙げさせてもらって、そういうポジションを与え、名目は何か考えればよいのでそうでないと本当に良き人材がもったいないのであります
部活の移行とかについても、経験のある人がリーダーシップ取るなど来年度から考えることになれば、退職の校長先生かは物すごく喜ばれると思うので真剣に考えていただきたいと思います!
★ それから【 統括官 】ですが、このポジションとして本当に仕事しておられるのかどうかわからないのですが、実際、統括官が本当に調整役などをされているいうことが聞こえてこないんですよ?
教育現場では、統括官が動いてくれたらいいのにな〜という話も出てます
なので、名誉職というのか、役職の配慮ポストみたいなものなのか?
しかし、その辺はきっちり仕事してもらうように、申入れだけしておきます
☆ それからコベカツの件、今日はコベカツの質問がすごく出ていた色々な課題にガンガン文句を言われていました
だんだん教育長の顔が憮然として、機嫌が悪なって、言葉も変わってきてました
その後で質問するのは嫌だな〜と思っていたのですが、このコベカツは本当にすばらしい政策ですよ!教育委員会として
何故かというと、部活の移行期限を明確に切ったことですよね
2年間ぐらいで仕上げるという 多分これをしなかったら、いろんな課題を対応しながら進めていくと、ずっとまとまりません
だから、期限を切ってこれで仕上げるということで動いたからすごく効果がでたと思うんですよ
例えば、神戸市文化スポーツ局の外郭団体 神戸市スポーツ協会は教育委員会とは違うが、2度見学に行きました
1度目は各団体が非常に関心をもっており満席状態の中、教育委員会事務局が丁寧に説明と質問にも対応されてました
2度目は少しずつグループを集めてもっと具体的なやり取りをされ、皆さん真剣でした
当然、課題がいっぱいありますよ〜地域以降の期限を先にきってますからね
でも、こうしないと絶対動かないし、それで問題あるのは当たり前で
これ簡単な話でね、次々解決していったらいいんですよ 文句ばっかり言っても仕方ないですよね
なので、今のやり方は教育委員会事務局として珍しく良いやり方です!
だから大賛成なんですが、そかわり例えば保護者に説明しながら問題がでてくれば解決していくことですよね
一番大事なことは、あと2年ぐらいしたら教育委員会事務局もスポーツ協会も離れていきます
ただ、メジャーな部活がいちばん難しい〜これをどうするかです!
それ以外は、スポーツ協会のようなところが既に動いており,それを基盤に膨らませていったらいいので、逆にそういうところは皆期待しています
こういう形で、いろんなスポーツ団体に広げていったらいいですよね〜
そこでプラットフォームをつくるんですよ
例えばA・B・Cにランク分けし、スポーツ大会の試合にすごく出たい方はA 、ちょっと遊びで気軽に楽しみたい方はCといったようにクラブ分けしながら図面に描いて見れるようにするなどして自分に合ったクラブを探す
この辺でちょっと遊べるな〜 これは大会に出れるクラブやな〜 など、クラブ内容がそれぞれ分かるようにして全部まとめて、教育委員会事務局がアップしてくれたらいいと思います
1つ1つの団体が説明できないので、そういうプラットフォームをつくり、誰が見てもわかるようにし、どんどん追加していったらよいと思います
この2年間でそういうプラットフォームをつくっていただきたいと思いますが、如何でしょうか?
【 教育長の答弁 】
委員のおっしゃるとおりで、進め方についていろいろと強引にやっている分、不安や心配をかけてるんです
けど、やはり方向が見えてきて
少しでも安心してもらうということです
ただ、個人的には今のまま部活ができるんであれば続けたいのですが!
そして、教員としてやってきた部活のすばらしさというのは嫌なほど分かってますが、それでは今後混乱が起こるので変えていきたいという思いで今やっておりますので、今いただいたような御意見とかを大事にしてやっていきたいと思います
2024年
12月
06日
金
12月6日((金)) 本会議
14:45~15:15 (30分間) 予定
(各質問者の発言時間によっては変更になることがあります)
(一般質問)
1.シンガポールにおける新たな拠点設置について
2.観光戦略について
3. 台湾との都市間交流について
4. 音楽のまち神戸について
神戸市本会議インターネット生中継よりご覧いただけますので、ご視聴よろしくお願い申し上げます
神戸市会議員 平野章三
2024年
12月
05日
木
【 平野 章三の質問 】
神戸空港は、大阪側に気遣いしながら神戸市以西の新たな市場開拓などに取り組む役割を担うことに合意してます
なので、先日 神戸商工会議所が、国際チャーター便就航を機に、神戸以西の観光需要の発掘・協力をするというコメントを、神戸市に要望書をつけて発信されていました
そこで
=== これは港湾局が商工会議所にお願いしたことですか? ===
【 空港担当局長の答弁】
いや、そういったことはございません
【 平野 章三の質問 】
経済団体である商工会議所が神戸市以西とか、わざわざ言うこともないと思うのです
これ今、《 神戸空港の役割分担は神戸以西 》の市場開拓を担うことを方針とした
=== イメージになってしまっています ===
しかし今後〜万博はどうするんですか?
万博は《 神戸以東 》ですので協力しないということですか?
商工会議所も万博は協力しないということでいいのですね
【 港湾局副局長の答弁 】
商工会議所というよりは3空港懇談会におきまして《 万博の航空需要も関西全体で当然盛り上げていく 》という方向には変わらないというふうに認識しております
【 平野 章三の質問 】
ということは《 万博を協力する 》と、神戸市も含めてということですかね!
要するにエアラインや旅行会社は万博に協力しようということになれば、神戸市以西だけでは事業は成り立たないですよ 〜 どっちなんですか?
【 港湾局担当局長 の答弁 】
《 関西全体で航空需要を上げていく 》ということは3空港懇談会の方で合意をしておりますので、これについて
《 しっかりと取り組んでいく 》ということに変わりがありません!
【 平野 章三 の質問 】
ということは《 神戸市以東も入れて 》ということですね!
( 本会議の副市長答弁、港湾局の答弁のいずれも
神戸市以東 という言葉はやはり大阪に気遣いされています )
=== 万博期間にね === それを聞きたかったのです
これ大事なことでね!
それと、空港等の大きな面積を切り売りせずに置いておくことが非常に重要であるということが前提で、2点お聞きしたい!
まず、航空機産業を誘致する可能性は、まだ求めておられるのかどうか
もう1点、プライベートジェットについては前から言ってますが、知名度を上げるためにも非常に重要であります
1社だけでは無理ということで、公募してもなかなか難しいですが、これは是非とも再公募して欲しいんですが、この2点どうでしょうか?
【 空港担当局長 の答弁 】
まず航空機関連産業ですけれども、特にアジアを中心に世界の航空旅客需要が増加することと、ジェット旅客機の運航機数も大きく増加すると予測されています
その中で航空機の整備を担うMROも世界の需要増加が見込まれると考えております
また市内には、航空機の主要な部品の製造を手がける大手企業も多数ありますので、この航空機産業もしっかりと神戸の成長に寄与するよう、取り組んでまいりたいと考えてます
もう1点のプライベートジェットについても、現在誘致を進めていくという方針に変わりませんので、関係事業者等へのヒアリングを継続的に進めています
今後、着実にプライベートジェットの受け入れができるよう、事業者のヒアリングを踏まえ、社会経済情勢等を見ながら再公募に向けて引き続き検討を進めてまいりたい
【 平野 章三の質問 】
プライベートジェットについては、前回公募したときに何が原因だったのか
というのは、公募のときに民間の要望に神戸市がもう少し譲るところがあったのではないかなと、思うんですが!
やはりヒアリングすることが大きいと思います
どこが原因やったのですか?
【 空港担当局長 の答弁 )
プライベートジェットの関連事業者の公募ですが、学識経験者で構成する選定委員会を設け、事業主体の適格性、事業計画、環境への配慮などを審査していただいてます
ただ残念ながら最低基準点を満たすという状況に至らず、該当者なしという状況でございます
【 平野 章三 の質問 】
要は審査基準を設けて、それで公募がなかったんですよね ~
その審査基準を一歩譲る必要もあるのと違いますか?
神戸市として、ある程度整備の部分とか、協力はやはり必要ではないですか
【 空港担当局長 の答弁】
今回の公募の結果について評価したいと考えてます
ただ、もし購入を前提としていたものを、今回の公募につきましては初期投資を抑えていただくことも含め、賃借を認めるような形でさせていただいておりますので、ヒアリングの中でお聞きしたようなお話についてはある程度可能な限り参考にさせていただいたという認識です