2014年
1月
28日
火
昨年12月の本会議、市長は質問の内容を繰り返すことなく原稿を殆ど見ず端的に答弁されていました。
その手法を単純に満足していたり、質疑応答が出来レースによるのか、貴重な質問時間を使いきれない議員・・・、本会議の雰囲気も変化していました。
そのような本会議の中、問題は答弁内容であります。
具体的な考え方や説明は殆どなく、一般論としての答弁に終始し、時には「後程検討してみる」との答弁でかわされる事が多かったのは非常に残念であります。
例えば平野に対して市長は~
平野「 主要と思われるプロジェクトを2~3挙げてほしい・・・」
市長「2,3取り上げて説明するのは困難と~」
平野「人事異動の戦略はあるのですか?」
市長「適材適所の人事異動と~」(戦略はなかった)
平野「 医療産業都市だけでなく総合的戦いを・・・」
市長「医療産業都市の仕事それ自体は完結している~」
等、主要プロジェクトを全市的な戦いと考えておられず、過去の経緯、人脈、駆け引き、連携等々を熟知されていないような答弁でした。
職員さんとはスピーディーな議論をされているかもしれませんが、要のポイント部分が理解されていなければ・・・
例えば・・・議会答弁に関しては時間の経過により終了することが出来ますが~
これからの都市間競争や国との交渉で本来の成果を出せるのか甚だ疑問を感じました。
特に残念なことは、この度の新市長は反対派ということでしょうか?
あまりにも質問した議員を “バカ”にした答弁が続いたことで異常な本会議になってしまったことであります。
それでも新市長へ冷静に申し上げました
== 攻撃しているわけではないと ==
そして
神戸の将来を真剣に提案し続けた結果・・・
~ 提案に対しては最後に新市長の真摯な答弁があり驚きを通り越して敬意を表する気持ちで質問を終えることが出来ました ~
その答弁は
「しっかり予算配分していく事を議員の指摘を受けながら追求していくことが有益だと感じた」
それぞれの“立場”
それぞれの“おもい”
色々なことがあるにしても神戸の発展を願う気持ちさえあれば職員さんとともに協力しあうことも重要なことであると・・・
それぞれが“認識”することも必要ではないでしょうか。
神戸市会議員 平野章三
2014年
1月
23日
木
昨年末、神戸市の最重要施策である医療産業推進に大きな影響を与える人事異動を新市長は副市長人事と同時に行いました。
具体的には医療産業都市推進本部長を保健福祉局長に異動させたのですが、神戸を医療産業都市としてここまでの発展に導いた本部長の功績が非常に大きいことは誰もが認めるところであります。
今日までプロジェクト推進のために平野もよく共に行動してきましたので、その内容は十分承知していますが、官邸をはじめとして各省庁、先端医療関連の医師、研究者、海外との医療交流、経済界、特に関西経済連合会、大阪府、市、新関空等医療分野だけではすまない幅広い分野での交渉と人脈を長年積み上げてきた強い実績をもって全体構想を把握した上での戦いであったからであります。
特に本年は神戸の成長戦略を具体的に示し国家戦略特区としての評価を受ける重要な年であります。
そのため平野は神戸の重要プロジェクトに今回十分な戦略を持って人事異動されたのか昨年末の本会議にて市長に確認したのであります。
~~~その答弁が ~~~
“ 総合的に判断して適材適所という考え方 ”
で異動を行ったとのことでありました。
こんな説明なら全国どの行政都市でも答弁出来る単なる抽象論であります。
つまり新市長はこの重要プロジェクトの内容や駆け引き等進め方も理解されていないまま副市長人事の関連として単純な発想で異動したようです。
この新市長の人事案発表直後に
「内閣府の関係者から神戸は大丈夫か?」
と不安の声が上がってきたのです。
各関係者の方々も同じ“おもい”をされたことでしょう。
新市長の表面的にしか捉えていない単純な事業判断での進め方が一見、堅実で安全のように見えますが、このことが今後の神戸市発展に動きが見えにくい中でも少しづつ影響を及ぼすことになりそうですが、優秀な職員の皆さんが局間を乗り越え協力し合って前向きに戦って頂きたいと願うばかりであります。
神戸市会議員 平野章三
2014年
1月
18日
土
この度、地域政党立ちげについてご支援頂ける皆様に、かしの孝人氏と共に平野もご報告させて頂きたいと思います。
そしてこの機会にご協議していただく事をこれからの議会活動の原点にしていきたいと思っております。
神戸市政を皆様の手で!!
ご参加ください!
そしてスタートさせて下さい!
神戸市会議員 平野章三
2014年
1月
14日
火
神戸市で議会活動を始めて27年。神戸市会議員として神戸の発展に自信を持って全力で戦ってきました。そして今日まで多くの忘れられない温かいご支援に支えていただき続けてこられたことに心より感謝申し上げます。
昨年の市長選挙ではさらなる飛躍への“おもい”を込めて人物・政策重視の考えのもと自民党推薦候補ではない「かしの孝人氏」を支持することに致しました。
結果は惜敗。そして長年の自民党での政治活動から離れ、無所属として新たにスタートすることになりましたが、平野章三は今後の政治活動に信念を貫かせていただくことでお詫びの気持ちと共にご理解くださいますようお願い申し上げます。
ところが、市長交代後、昨年12月10日本会議の質疑応答においても、新市長が具体的政策を示せないことで、これからの神戸の重要プロジェクトの手法やスピード感、国との交渉、都市間競争等に強く不安を感じました。
そこで皆様のご意見等を神戸市政に、より良く反映していくための幅広い政治活動を目指し、かしの孝人氏 とともに『地域政党』を立ち上げることに致しました。
このことは国政での政党間に振り回されることなく神戸市政を是々非々で取り組むことができると思うのであります。
常に “ 市民の願う神戸 ” に導く政党として活動するとともに
政策を重視した ~「本物の政治家を育てる」~ 政党として活動していきたいと思います。
神戸市民の皆さん!
~立ち上がって頂けませんか~
そして!
~ 支えて頂けませんか ~
== 平野章三 大きな決断を致しました ==
何卒、ご理解いただきご指導・ご支援のほど
よろしくお願い申し上げます。
神戸市会議員 平野章三
2014年
1月
09日
木
昨年12月10日本会議の質問に入る前、新市長を見ると既にこちらとは反対側へ顔を伏せられておられ、平野章三を相当嫌っている様子が最初の瞬間肌で感じました。
平野からの質問は
「神戸をどのようにされたいのか
市長の“具体的な政策”が見えない?
久元カラーがあれば示してほしい。
なければ重要プロジェクトと思われる神戸市の
施策を2~3点挙げてほしい」
と伺いました
市長は
等は政策のように聞こえてきますが、これはあくまで『手段』であり『目的(政策)』ではないと申し上げました。
ましてや市長・副市長は部屋が隣同士であり秘書もいる中、政策も語らず週2回の会議だけを発表しているのであります。
そこからです~
あなたには答える気はないと言わぬばかりの答弁
<重要プロジェクトを示すことについて>
「総合政策としてバランスよく組み立てているのでその中から2~3を選ぶのは困難である・・・」
多分、官僚として今日まで批判(内容は政策の違いなのですが)されたことがないのでしょう。
今までの質問者が次々冒頭でお祝メッセージのオンパレードがあり、喜びで満ち溢れていた後だけに・・・
平野章三が気に入らないのなら、あなたの意見とは違う!と自らの考えを堂々と話せばよいだけでしょう。
平野には重要プロジェクトを示すつもりはないと思われていたなら・・・
それはあり得ないことで
議会においては前代未聞の出来事でしょう。
さすが平野も呆れました~
それならと・・・
===実は皆さん、国の予算編成を前に神戸市重点予算として“市長は自ら”12月4日に地元選出の国会議員に説明のため上京したばかりなのであります===
(これは困難ではなかったのでしょうか?)
本当に馬鹿にされ、あまりにも大人げない答弁でしたので、12/4東京での重点予算要望の件を指摘しましたところ、結局、市長は仕方なく重点要望書を読まざる得なくなったのです。
私は攻撃しているのではなく神戸市の将来のため重要プロジェクトの戦略を提案したかったのであります。
だから長年、官邸や財務省・国交省・厚生省・文科省・経産省・新関空・大阪経済界等々、走り回ってきました。
市長に耳あたりのよい質問だけあれば満足なのでしょうか。
“よいしょ”発言ばかりよりむしろ違った角度の提案・意見にも耳を傾けて頂けたらと思います。
選挙で反対派にまわった野党議員ということだけで、議論にも応じないという考え方だけは改めてほしいものです。
~残念でなりません~
役所がこのような姿勢であれば、今後は議会活動の仕方について真剣に検討しなければ
~ ならなくなりました ~
まだ本会議質問をご覧いただいていなければ
是非、この機会に ▷再生 を・・・
神戸市会議員 平野章三
※ モバイル端末からも動作するようになりました
2014年
1月
04日
土
日本ノーリフト協会の保田理事長と出会って1年程でしょうか~
医療や介護の世界では職業病と諦めていた“腰痛”について、海外の進んだ事例等を、日本でも取り入れるため専門的な立場で研究から広報、そして指導へと熱心に取り組まれていました。
豪州や北欧では補助具を有効利用し、看護職の身体負担の軽減予防に効果を上げているようです。
特にオーストラリアでは
1998年頃からノーリフティングポリシー=腰痛予防対策指針の実施により、いち早く改善された実績が示されたこと等により、日本も取り入れる必要性があると思いました。
その後、保田理事長は病院や施設等の訪問や指導を行いながら看護・介護職6045人の腰痛関連調査や労働環境,法令,用具,介護ロボット等の問題点を取組んでこられました。
昨年、11月にセミナーのご案内をいただき、保田理事長のひたむきな強い熱意を感じ参加させていただきました。
なんと その会場は・・・
東京都港区の「オーストラリア大使館」で行われたのであります。
主催:社団法人 日本ノーリフト協会
協力:オーストラリア大使館
確かに大使館なので事前登録が必要であったり、厳しいセキュリティもありましたが、この問題で実績のあるオーストラリアの強い協力を受けているということで、日本ノーリフト協会のさらなる信頼性が高まったと思います。
会場の参加者も専門分野の関係者が大勢参加され、講師の方々の説明、そして意見交換等~、関心の高さを感じました。
一つのプロジェクトを立ち上げる時程、時間と労力等、非常に厳しい環境の中で戦わねばなりませんが、ここまでの体制を作り上げてこられたことが、今、評価されているのでしょう。
そのような中、国の腰痛予防ガイドラインも示され、関係者それぞれの立場の方々によりこの事業が前進していくことを期待していきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三