2013年
11月
30日
土
今日まで幾分長く議員活動させていただいてきましたので、神戸が飛躍していくために各省庁や国会議員,県,経済界(特に大阪)等への働きかけを積極的にしてまいりました。
神戸の将来を考え、医療・港・空港・産業・・・等、神戸経済の発展に重要な課題には特に意識してきました。
ところがです・・・
若者の路上ライブを見た瞬間、何か強く感じるものが心の中で走りました。
あ!これだ・・!!
この若者達こそ政治の光を当てるべきでは・・・と。
さらに、ライブハウスで演奏するために、アルバイトをしたりチケット販売で走り回ったり、必死に戦っている姿 ~
〝 夢を実現したい! ”
~ そのおもいに応えてみたいと平野は ~
そんな気持ちで若者のバンドグループの支援をしてまいりました。
<ですが、音楽は全くわかっていません>
やがてこの企画も動きだすと、今度はクラッシックにも・・・。携わっていくうちに、最近音楽や文化等の重要性を感じるようになり、神戸の魅力をもっと引き出したくなってきました。
実は、このようなことは樫野さんの発想の一つとして、
神戸の酒蔵日本酒の海外展開等々、神戸ブランドを積極的に売り出したいという考えと同じであります。
すでに海外進出している神戸ビーフやスイーツ,パン・・・等、音楽や文化,ファッション等も戦略さえあればもっと打って出られると強く感じたのであります。
しかし考えてみれば長期にわたり同じ流れの市政運営をしているとどうしても多くの投票行動をしてくれる組織・団体に手厚く支援や補助等をするように作り上げられてきます。
長年このような流れがあたりまえのように日常生活に溶け込んでしまっているのが現状であります。
一方、民間のすごさは役所の支援や補助金を頼る発想は最初から全くなく、企画や売り込み等、独自のアイディアによる戦いを行っており、役所に頼らない神戸なりのブランドができ上がってきているのでしょう。
樫野さんなら~
きっと、予算にこだわらず十二分に民間的経営手腕を発揮できたと思うと残念でなりません。
できれば神戸にある素晴らしい財産をより活かしていくには、選挙の票田がある組織や団体に偏らず都市間競争や海外進出まで打ち勝てるように音楽や文化,"神戸のブランド" に神戸市が光をあててくれればと願うばかりであります。
そのような中でも、先日 神戸市 × Battle de egg 共同主催の“若者の音楽活動を育てる” 主旨として、新聞にも掲載された 「ラスベガス日本人初の単独ライブ」
まで発展しているのを見たので・・・
すごいぞ 神戸市! と思いました。
まさに役所がロックを支援するなんて~~~
全国初!神戸から発信へ
今後はこのような分野の方々にも大きく羽ばたいてもらえるのか、新市長の市政運営を見させていただきたいと思います。
神戸に住んでよかった~って!
== やはり思ってもらえる街にしたい ==
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
26日
火
神戸市行財政局が作り上げたであろう基本政策を新市長が本会議場にて説明された。
その内容は現在進めている施策と国の動きにあわせた追加事業等を並べているだけであり、ほぼ財務課まる投げによる施政方針のようでありました。
考えられない?何故なら・・・
“神戸が新しいステージに向けて成長できるよう”と26年度予算編成方針を示しているなら、新市長としてのカラーを打ち出すべきであり、せめて夢ある重要施策何点かの実現に向け神戸市民に対して強い発信をすべきではなかったのでしょうか。
年末までに政策を煮詰め来年2月に26年度予算の方針を市会に示さなければなりません。
しかし、立候補表明した時より政策の具体的方針がほとんどなく、選挙中にはさらに「五つの目標」「五つの重点政策」として全国どんな選挙地区でも通用するような内容で選挙公報に載せられていました。
そしてこの度の本会議場でもやはり目新しい施策が感じられなかったことで拍手もおくれないような気持ちになりました。
新市長として・・・
一体、神戸市で何がされたいのでしょう?
わからない?
見えてこない?
~市長とは~
「目的」 神戸市民の為に何をすべきか!
「手段」 そのためには神戸市長に
しかし
=市長に就任することが最終目標だったのでしょうか=
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
22日
金
市長12年間,神戸市職員に採用されてから半世紀以上、まさに神戸市役所生活を振り返りながらの挨拶をされました。震災を乗り越え長期間かけて神戸市を立て直してこられたことは大きな功績であったと思います。
同時に投資的な重要プロジェクトが厳しい財政運営の中少しずつ展開されてきたことがこれからの神戸市の大きな土台作りに貢献されたのであります。
それだけに、平野としては優秀な職員さんと民間の力を活かした上で、もっと市政運営での戦略を描き、強い発信力で戦って頂けなかったことは残念でありました。
そして本会議場での矢田市長最後の挨拶は、過去を振り返りながらも神戸市の新たな出発が始まりだした思いを語られていましたが・・・
~何故ご自身の言葉で語られなかったのか~
行政を知り尽くしている矢田市長だからこそ、事前に準備された文章など必要はなく、自らの“おもい”を語ることで熱き感情が議場いっぱいに広がり、やがて感動を共有出来たのではないでしょうか!
~ 政治家には
自らの信念を自らの言葉で語る ~
そこに本物の政治が見えてくる・・・
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
17日
日
この度の市長選挙、本来の争点が見えなくて新市長が当選してしまうって!
このことは神戸の将来像が“新市長のイスに座ってから考えましょう”ってことになります。
矢田市長が頼んで東京から来てもらった市長候補を“推薦せよ!”と言われても・・・
~つまり組織で決っている人~
私が最初から人物で判断したいと言ってきましたのは、後継者として登場された前副市長が
市政運営をどう継続され、
また、
新たな方針をどう打ち出すのか
つまりその人物が“おもい”をどう政策に反映させていくのかが知りたかったからであります。
引き継ぎ前(矢田市長)は震災後の行革等、大変努力してこられたのですが、そのプロセスは見えにくくあまり評価されてこなかったことは残念で、もっと強い発信力で市民に説明すべきと平野は言い続けておりました。
もちろん改革の内容,スピード等の議論までこの度踏み込まないのは、その時代背景や当時の状況を含めては説明しきれませんので、その中での一定の評価はできると思っております。
それでは
新市長さんはというと、
後継者としての継承も含め、具体的な政策を示して市民の審判を仰ぐものと思っていましたが、基本姿勢と目標にほとんど具体性がありませんでした。
さらに相手候補の政策を度々攻撃するだけで、それに代わる政策も提案されませんでした。
結果、政策を示されなかったことは“白紙で信任された”のと同じであり、来年度の予算編成は比較資料がなく、どんな予算案が提案されてもチェック機能を発揮しにくい状況になりました。
一方、樫野氏の場合、政策を提案しすぎる程、具体的内容で切り込んできましたので、その代わり示した具体策には市民との約束として非常に重い責任が発生します。
本来、市民が選択できる争点はその人物としての政策であるべきだと思っておりますが、これは平野の意見として申し上げておきます。
そこで今後の問題点ですが、
来年度の市政方針では、本来決算本会議を受け、来年度予算にどう反映するのかを質問できますが、既に今年は終わっており、来年2月の予算本会議になると予算案もできあがり修正も難しく、意見を述べるに止まる程度でほぼ終わってしまいます。
ただ、11月議会にチャンスはあるのですが、平野の質疑応答時間は10分間と厳しいことを覚悟しなければなりません。
いずれにしても“議会”だけではなく、充実した内容でインターネット配信等も活用し、議会活動をしていきますので、引き続き皆さんの強いご支援賜りますようお願い申し上げます。
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
12日
火
神戸市の重要政策である神戸空港の軽い発言に
“7ヶ月間の副市長時代”
いったい何故状況把握されなかったのでしょうか
・・・ 理解できません。
予定市長の発言が神戸空港の安売りのイメージになって行くことを痛切に心配しております。
神戸市は国交省からの神戸沖空港建設提案を反対した過去の経緯により関空中心の航空行政になり、長年厳しい条件の中で神戸空港を運用してきたのであります。
その後、国交省に対しては
慎重かつ丁寧に規制緩和の要望を続け、その活動は職員の皆さん、政財界関係の方々等とともに言葉では言い尽くせない程、水面下も含め努力を積み重ねてきました。
ここ3~4年前頃より、ほぼ国交省も規制緩和に理解頂けるようになってきたのですが、当時大阪維新の躍進が神戸に大きく影響し、地元、つまり関西全体の中でコンセンサスを得てほしいと国交省より求められたのであります。
それを受け大阪側との経済協力協議を進めながら、その対策に専念した結果、大阪経済界から神戸空港についての協力をとりつけることができ、さらに維新の評価も急激に下がったことで、大きなチャンス到来かと思えてきたのです。
ところが、関西全体で進めてきた医療特区が大阪と神戸の独自路線への戦いに変化していったことにより、結果、今や国家戦略特区での都市間競争になってきたのです。
これ以上詳しくは申し上げませんが、このように単なる空港問題だけでなく特区がらみ等も含んだ駆け引きが続いており、官邸,財務省,国交省,文科省,経産省との今日までの人脈を活かしてきた交渉が引き続き重要となり、空港周辺のポートアイランドⅡ期での成長戦略となる経済活動が大きく関係してくるのです。
今、幹部職員の皆さんとここまで人脈を繋ぎ、根回しを続けてきており、あとは医療産業等を含む神戸空港の評価を如何に上げるかであります。
この評価が上がってこそ相手側の国や新関空側より規制緩和や将来3空港の運用に調整しようとする可能性が強まってくると思います。
"三空港一体化、国へのパイプを生かす”等
かっこよい発言をせず、実態を直視して行動していただきたいのであります。
まず国交省とは空港や港湾は勿論、太いパイプが既に十分でき上がっておりますので、ここは強気に転じじっくり構え行動してほしいのです。
今すべき戦いは安倍政権が求めている短期成長戦略に対して神戸空港を含むポートアイランドⅡ期での経済活動が十分評価されるよう全市あげて集中した要望活動をすべきであります。
そのことが神戸市全体の評価を上げ、神戸空港を大きく浮上させていくことに繋がっていきます。
「結果的には」3空港一体運用になることは反対しておりませんが、今は戦略ある行動をしていただきたいと願うばかりであります。
より良き神戸に・・・今後も~
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
09日
土
来客、特に海外から観光目的でこられたお客様を京都か姫路城へ案内してきましたが、それとは別に時間があれば京都にはぶらりと行きたくなります。
先日も終日のんびりしたいと思い、それならば台風18号で被害を受けた嵐山渡月橋周辺が少しでもにぎわいを取り戻せたらと、休日に観光客の一人として訪ねてきました。
商店や旅館の1割が浸水被害を受け、ニュースで見たあの衝撃的な映像が記憶としてまだ鮮明に
残っていましたが、渡月橋付近では約1か月半が経過したこともあり、何事もなかったかのようにあふれる程の人の波が続いておりほっとした気持ちになりました。
そこには克服していくものすごいエネルギーが働いたからであり、どんな状況であっても常に前向きに戦う精神力を感じました。
ともあれ、京都駅からJR嵐山駅で降りると、嵯峨野トロッコ列車や竹林の道,お土産屋さん、そして人波ですらその日に限って喜ばしい気分でありました。
実は朝食からビール、昼もビールと焼酎・・・、
天気にも恵まれ、ぶらぶらするだけで、
いろいろなおもい
そして何も考えない ↗↗↗ 気分も最高!
久々に休日を楽しめた京都でしたが・・。
~でも何故よく京都へ行くのか~
京都駅の雰囲気から始まり京都中観光客であふれかえっているこの光景・・・
素晴らしい神戸があるのに~
やはり何かが違う?
やはり何とかしたい!
神戸市会議員 平野章三
2013年
11月
05日
火
再開発ビル神戸市所有店舗・業務床等の管理運営を公募することになり、レバンテ垂水1番館・3番館、ウェステ垂水A館・B館そしてティオ舞子他駐車場は集客向上、利用者サービス等効率的管理運営を図ることを目的としています。
今回テナントへの転貨を目的とした一括賃貸としてのサブリース事業者募集を行います。
賃料設定は現状実績を最低価格とし、固定賃料+歩合賃料で提案している。
そして現契約者は14年度に外郭団体神戸新交通㈱が事業者となっており、今回の募集は民間参入ができる一般公募による事業者募集を行うことになりました。
ところで新長田再開発事業の運営は震災復興という経緯の違いはありますが、現在最も厳しい状況であります。
ここでは神戸市の第3セクター「新長田まちづくり会社」が一括管理をしていますが、管理費の問題で商店主が訴訟を起こしている上に最大の問題点は店舗・業務の空室対策が出来ておらず、景気低迷が続きさらに財産的評価が下がることにより厳しい経営の中、店舗の売却そして廃業なども難しい状況であります。
現在神戸市は新長田再開発ビル周辺に対して根本的な活性化対策が打てておらず、都市経営の出来ない役所体質を自ら真剣に見直して頂きたいと思います。
さて、垂水区のレバンテ・ウエステ・ティオ舞子の再開発ビルを民間に一括賃貸借契約することには一定の評価をしたいと思います。
何故なら最近垂水区の再開発ビルにも少し空き店舗が出たりしており非常に心配をしております。
確かに垂水駅周辺では買い物されるお客さんは多いのですが、高齢化が進むことにより多分売り上げ単価も伸びないように思え、若い方々は車で郊外の大型店舗へと以前から流れが変わってきております。
現在の管理会社(外郭団体神戸新交通㈱)に活性化の対応を申し入れても管理費を値下げした事しか手を打てていないのです。
しかしこれでは経費面での一時的効果だけであり、もっと活性化に繋がる政策や支援(イベント等)をしていくことで根本的解決を計るべきと求めてきました。
結果、少し役所的努力をされたのですが、やはり民間企業のような企画や収益等に責任ある対策には程遠いのであります。
しかしながら、この度民間に経営管理責任を持って頂くことにより集客に力を入れ本来の街のにぎわいを取り戻すことが出来ればと期待するところであります。
ただ神戸市が民間に委ねることで単なる責任回避にならないよう、店舗の方々とサブリース事業者とのスムーズな連携が、募集責任者としての役割を果たしているのか十分注意を払っていきたいと思っております。
神戸市会議員 平野章三