2012年
9月
28日
金
神戸市水道局は「水の科学博物館」の指定管理,「水道メーター検針」の業務を地元神戸市の事業者や神戸市水道サービス公社の目の前で大阪市水道局が100%出資している㈱大阪水道総合サービスにいずれも持っていかれたのであります。
ここへきてようやくぬるま湯状態に気付いた神戸市水道局はやっと行動を起こし始めたようです。
私は公社が独占してきたメーター取替業務も今春の委員会で「民間開放すべき!」と提言致しました。
しかし“技術的に民間では無理・・・”と水道局の強い抵抗に!
そこで私は「モデル事業からでも始めるべき」とさらに主張することで、やむなく受け入れる方向の答弁を水道局から引き出すことができました。
しかしこれまでの業務を大阪にすべて取られましたので、
また〝大阪か!?” と
無気力な神戸市水道局には諦めの気持ちになっておりました。
しかし、やっとですよ~
メーター取替え業務の公募に「神戸市内の指定給水装置工事事業者」を参加資格にする方向で検討しだしました。
当たり前でしょう~ 地元業者育成ですよ!!
それでも水道局は様々な課題を取り上げ、いかに民間では難しいかを説明したがるのであります。
~まあ いいでしょう・・・~
25年度 モデル実施
26年度 神戸市内5センターそれぞれごとに公募
を検討しているようです。
公募条件を地元事業者に限定することには評価しますが、問題は神戸市水道サービス公社の今後の方向性をいまだに出していないことであります。
26年度一斉発注し、神戸市水道サービス公社が5センターすべて受注できない場合、神戸市水道局は民間委託費用の支払いと同時に5センター対応できる公社も仕事の受注がないのに人件費を支払わなければなりません。
一見、民間委託できたと思っても当分の間すぐに公社職員の解雇はできず、公社も含め2倍の事業費用が必要になります。
もし公社が最初から公募参加しない方針なら、職員さんの士気にも影響しますので、民間開放するには明確な道筋をつけなければなりません。
それぞれの課題に意見を申し上げたいが、まず重要なこととして、将来的な方針を決定してから公募要件等を整理する必要があり、まだまだ先が見通せない状況に不満を抱いているのが現段階の心境であります。
神戸市会議員 平野章三
2012年
9月
24日
月
関西広域連合は二重行政解消のため国の出先機関を廃止する法案の成立後、人,権限,財源を“丸ごと移管”するように要望しています。
当面の対象は
国土交通省・・地方整備局
経済産業省・・経済産業局
環境省・・・・地方環境事務所 です。
しかし、神戸では
事業,予算等の協議は直接中央省庁と行い、国の方針に沿って出先機関と手続きの上、事業などを進めております。
通常であれば、国と協議をし、神戸市に予算配分された事業を計画通り進めていけるところを、
もし出先機関を関西広域連合に“丸ごと移管”すれば、その予算は一度関西広域連合に配分されることになります。
そして加入の都市間で新たに予算調整されるため神戸市としては再度要望活動を関西広域連合に出し、新たに予算の獲得活動をしなければなりません。
その上、力があり、又、議決できる票の多い都市同士で組まれれば、予定の予算が流れ、事業が遅れたり,出来ない可能性もでてまいります。
~これこそ逆に二重行政を作り出し、大きな弊害を生みだすことにもなります~
本来、広域連合の主旨は防災,救急医療,環境等の連携により都市間での協力関係の効果をより発揮することだと思います。
しかし、今の関西広域連合はどんなプロジェクトでも噛んでくるので始末におえないのであります。
例えば「関西イノベーション国際戦略総合特区」や「国際コンテナ戦略港湾特区」等は既に事業運営の組織が構築されているにもかかわらず、関西広域連合はさらに上位に立って権限を振り回そうとしています。
結局、関西の主要なプロジェクトをすべて仕切りたい訳で、
このことは知事権限より別の意味でははるかに大きな権限を持つことになると思います。
そこで
関西広域連合の代表者は兵庫県知事であります。すなわち知事職とは別の大きな権限を持てることは
この立場を継続したくなる
のは当然であるでしょう。
最近、報道機関のインタビューにて兵庫県知事は4選の可能性も示唆していますが、今の知事の動きから多選と言われても出馬はまちがいないと思います。
それは、今では知事職より関西広域連合の会長職の方が魅力を感じていると思うからであります。
ただ思いつき発言や色々なプロジェクトに関わりたいと思うような気持ちで再挑戦されるなら、益々強い権力を振り回したくなるのでは・・・と非常に心配しております。
神戸市会議員 平野章三
2012年
9月
19日
水
本来、領土問題は日本政府の重要課題でありますが、今後、経済・文化等にどの程度影響を及ぼすのかは政府の問題だけでは済まなくなってきております。
ただ、日中と日韓とはそれぞれ政治的な対応の違いがあるべきですが、その中でも日中問題は反日デモを中国政府が容認する等きわめて深刻な状況に走りつつあります。
そこで日米韓の連携を考えると、せめて竹島問題によって日韓関係が大きく損なわれないよう願うばかりでありますが、神戸市としては今日まで積み上げてきました韓国仁川市姉妹都市提携,大邱市親善都市提携等それぞれの事業や連携について、この際再度都市間での十分なる協議はしておくべきでしょう。
例えば釜山に流れた港湾貨物、今度は民間とともにより新たな貨物の取り扱いとしてソウル首都圏の貨物誘致を進めています。又、映画撮影等フィルムオフィスの交流事業も8月具体的に決定している状況であります。
大邱市では先端医療産業分野における連携協力が始まっており、音楽分野でも民間交流がやはり8月に具体的決定したところであります。
このように事業が順調に進みだした時だけに、この際神戸としてトップクラスの職員派遣も考えておくべきでしょう。
幸いフィルムオフィスの関係者がすでに仁川を訪問し、市長も歓迎して下さったとの連絡があり少しほっとしているところです。
私自身もそれぞれの事業に関わってきましたので大邱市等直接市長への訪問をすることにより友好関係を再確認しておきたいと思います。
複雑な問題があっても神戸市として今何が一番必要なのかを基本に判断してまいりたいと思っております。
神戸市会議員 平野章三
2012年
9月
14日
金
国内旅行も30回位、日帰りを合わせると50回位になるだろうか。
少しでも珍しい企画をと思いますがほぼ行き尽くした感があります。
そこでこの際、テレビで紹介され人気に火がついた番組を頼りに、離島温泉宿「きのえ温泉・清風館」への後援会旅行を行いました。
ただ本来の目的は、バスの移動中に神戸市政の見えにくい裏話等の実態を報告したり、それぞれ個人的に情報交換をさせてもらうことであります。
幸いバスの中では皆さんの心も弾んでおられ・・・
私の話に誰一人席を立って帰られる方はおられませんでしたので、非常に良い機会であると思っております。
最近ブログで一方的に報告していますが、やはり直接対話出来る方が政治活動していく上で最も重要であると考えています。
又、街角に立って5年になりますが、(直接対話出来る)出前市政相談も まさに政治の原点と感じています。
いや~話がそれてしまった・・・
山陽自動車道に乗り、広島県の河内ICから安芸の小京都・竹原へ、そして京都・清水寺の舞台を模して建てられた普明閣等、1時間くらいで古い町並み散策をして、その後 竹原港よりフェリーで大崎上島に渡りました。
海と島の歴史資料館をまず見学した後、露天風呂から瀬戸内海が一望できる「広島」と四国「愛媛」の県境にある島唯一の温泉宿で新鮮な海の幸とともにゆっくり楽しみながら過ごすことできました。
翌日はフェリーで大三島に渡り伯方の塩工場見学をしましたが、なかでも塩ソフトクリームが一押しでした。
その後715年伊予の豪族・越智玉純の建立とされる伊予一の宮、大山祗神社に参拝し、皆さんも沢山の土産物を買われ夕方無事帰ってまいりました。
テレビの紹介で訪れましたが、神戸から近場であり移動の疲れもなく、天然温泉での癒しのひとときを過ごせる「きのえ温泉」に皆さんも是非一度行って頂きたく報告申し上げました。
神戸市会議員 平野章三
2012年
9月
09日
日
過去、兵庫県と神戸市の仲は最悪だった頃を思い出すと、象徴的なのは地下鉄の名称でありました。
兵庫県庁に地下鉄山手線の駅を作る時、県の予算協力がなかったため神戸市は駅名を「山手」(県庁前)として長期間運行をしてきました。
当時私は神戸市にもう駅名変更をして、県と協調できるようにしようと駅名を「県庁前」に提案・改善しましたところ県職員さんから前向きな評価を受け、その後少しづつ関係改善がされ最近は県市連携が非常に良くなり、この雰囲気が今日まで継続されているように思えます。
特に井戸兵庫県知事が政治家として神戸市に色々な角度から支援して下さっていることに私は感謝しております。
ただ、そのような中で・・・
障がい者の方々の特別支援学校についてでありますが、小学部・中学部に関しては学校教育法第八十条で「県が設置しなければならない」と記載されています。
しかし現実に神戸市内では大半 神戸市が建設・運営しているのです。
つまり、この件に関しては県から財政支援もなく、唯一神戸市内の児童生徒の一部を通学区域として受け入れると覚書を締結しておりますが、東灘区ではまだ受け入れされていないのが現状であります。
今後知的障がいの児童生徒数は
神戸市内で
2011年度 897名
2025年度 1,437名まで約1,6倍
の増加が見込まれています。
さらに高等部の生徒数が全体の半数以上を占め施設の狭隘化が課題になってきています。
一方、高等部卒業後は一般企業に就労できるように仕組みを構築することも求められております。
このような状況の中、神戸市は生徒増対策に今年度学校の現状での耐震化か新規統合するかの大きな問題をかかえています。
ただ教育長はPTA等保護者、生徒の視点に立って進めていく考え方を持っていますので今後色々な課題について積極的な応援をしていきたいと思います。
その結果、神戸市に大きな財政負担が生じる可能性がありますので、その意味では私は兵庫県に対して形式的な予算要望ではなく学校教育法に基づいた上での要望という姿勢で神戸市は強く求め直すべきであります。
そして教育委員会が特別支援学校を統合・新築する方針が決った場合、私は神戸市財政局にも予算措置を強く求めていきたいと思います。
議会の中では今中学校給食を進める声が広がっていますが教育財政の厳しい状況を考えると立場的にハンディキャップのある方々からこそ優先して予算配分すべきであり、今後政治本来の姿を堂々と示していきたいと思っています。
神戸市会議員 平野章三
2012年
9月
04日
火
~RAVIMANA KOBE~ ご存知ですか!
神戸空港駅から西へ無料シャトルバスで3分程度、海上から青空の中へ飛び立つ旅客機を見つめながらそこには異国情緒溢れる南国風建築様式の結婚式場があります。
非常に人気が高く私も利用したいのですが、今のところまだ結婚の予定はないので、たまに食事に行って雰囲気を楽しんできます。
そこでは毎年真夏の3日間、リゾートパーティが開かれ野外の庭園で 音楽,ダンス,料理とお酒を楽しむことができ、今年も
“サルサナイト2012”
のパーティに仲間とともに参加してきました。
夕暮れ時、離陸直後の飛行機を目の前で見つめながらまず一口ビールを!
仕事から解放され気分も上々 ヾ(≧∇≦)ゞ
会話が弾みだす頃バーベキュー等のディナーに
そしてやがて音楽とともにダンスタイム!
♪┌(★o☆)┘♪└(★o★)┐♪┌(☆o★)┘♪
最初の恥ずかしさはどこへやら・・気がつけば仲間とともに踊りだしていました。
居酒屋でのどんちゃん騒ぎと違った楽しさを味わえますので機会があれば一度行ってみてください。
これからはさらに神戸空港での利用者の利便性を高め、航空需要の拡大による活性化とともに、
宣伝のつもりはありませんが・・・
(「RAVIMANA KOBE」 HP参照)
神戸空港島の中にもこんなリゾート施設があることを知っていただきたいし、ヘリコプターの会社や航空学校等もあるので空港島だからこそ生かせるような企業誘致が進むように努力していかねばならないと思っております。
しかし航空局は関西・大阪両空港の統合による新関西国際空港会社を特に最大限支援しており、その反面神戸空港には大阪の強い圧力により長年厳しい規制をかけたままであります。
航空政策としては本来利用者の利便性を当然優先すべきものを一地方空港を押さえつけてでも関空を守ろうとする異常ともいえる政策をとり続けているのであります。
ただ大阪府・大阪市は依然神戸空港規制緩和に反対してきておりますが、今年に入って大阪経済界・航空局もあまりにも偏りすぎた政策を見直すことに理解いただけるようになってきました。
~少しずつ風が変わりつつあります~
それは神戸市職員の方々が一丸となって “戦うおもい” になったことが大きな要因です。
もしこれで来年度規制緩和されれば、単に神戸空港の問題ではなく神戸経済が大きく発展していくと私は確信しているのであります。
いつの間にか話がそれてしまいました。
でも将来の神戸をおもうなら、このラヴィマーナは決して一結婚式場ではなく、空港島の大きな魅力を作り出した有力な企業として今後評価されるでしょう。
是非一度訪れてみては!
その時は私も誘ってください “遠慮なく”
神戸市会議員 平野章三