2012年
8月
30日
木
原発,消費増税,竹島,尖閣問題等々押しよせる重要課題に国民の不満と苛立ちを肌で感じる日々が続いています。
一方、神戸市政の取り組みを進める中では、必ず国の厚い壁との戦いを続けなければなりませんが、政府の明確な方針が見えてこないことが多く、その為
各省庁の予算配分や規制問題等が揺れ動いているのが現状であります。
ただ国政の中で領土問題等は神戸市政と直接関係することはありませんが、この度の尖閣上陸に地元の地方議員が関わっておりましたので、少しこの話題に触れてみたいと思います。
尖閣に上陸した日本人10人の中に含まれていた地方議員について
● 戦略なき上陸で次への展望を持っていなかったこと
● 上陸後、日の丸を掲げたことは領土問題が存在しているかのように示したこと
● 地元漁業関係等具体的な課題のある石垣市議の上陸などとは立場が違い都市議員ばかりであること
このように議員としては見識を疑うような行動であり、正に売名行為そのものであったと感じました。
報道に対するコメントを見ても
「領土を守るため政治家が今動かないといけない思いで上陸した」
それでどのような結果が?
「私たちの行動があってもなくても民間や経済交流などは政治とは別の問題」
両政府の政治判断次第で経済や民間交流に大きく影響することは、過去の歴史からも明らかであり、これほど“バカ”な発言をする県会議員がいたことは恥ずかしい限りであります。
東京都の尖閣上陸申請は明確な目的と正式な手続きの中で行動をされており、その判断は責任のある国が行うことであり、最終的には日本の国益に繋げるような決断をしなければなりません。
世論の意見は
毅然とした行動や冷静な対処等 様々でありますが
~思わず海に飛び込んだ~
重要課題に後先も考えず思いつきでの判断は
あってはならないことであります。
ましてや県民から選ばれた地方議員
= 情けないの一言 =
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
26日
日
環境省がガレキ広域処理について「新たな受け入れ先の調整は行わない」との発表直前に情報を事前察知した関西広域連合は・・・
急きょ受入れの為の安全評価を駆け込み申請しました。
この“恥ずかしい限りのパフォーマンス”で
走り回る組織が
関西広域連合 なのです。
それでもまだ「受入れ手続きだけでもできないか」と頼み込む最後の見苦しい姿が!
ガレキ広域処理の対応については目まぐるしい変化があったことをこれまで報告してきましたが、関係閣僚会合において 8月7日付 で正式にガレキ処理方針が決定し、細野環境大臣名で報告されましたので、私としては最終的な状況を説明させていただきたく思いました。
その内容については、
関西広域連合長 井戸敏三殿
(兵庫県知事)
大阪湾広域臨海環境整備センター理事長・吉本知之殿
(兵庫県副知事)
宛にあまりにも冷たい環境省の回答文章に予想通りとはいえ、私も強い衝撃を受けました。
以上、それぞれへの回答の中で
「ご協力いただき感謝申し上げます」と、
儀礼上の枕詞としてはありましたが、文末の締めくくりでは切り捨てたような表現をされており、環境省としては評価の対象にすらしていなかったことが読み取れました。
実際私も環境省を直接訪問し、関西連合についての感触をあたってきましたが、 広域処理の協力を求めたいような意思表示は、やはり全く感じられませんでした。
ただ環境大臣から 神戸市長宛 に届いた通知文章は次の通りであり、
(尚、環境省よりの文面はいずれも同主旨でしたので主な点だけ記載致しております。)
以上のように最後に丁寧な謝辞が述べられており、これ程の違いを表示したのは環境省として無言の意思表示ではなかったかと思うぐらいでありました。
ガレキ広域処理について最終的に環境省の正式回答をご報告させていただきました。
ただ不燃物の広域処理については環境省としてまだ受け入れ先の調整が難航しており、
関西広域連合や兵庫県は
「正面から検討する段階ではない」と言いつつ
「対応を考えたい」などと、
←
8月20日に発言され~
<おわりに>
これ以上の〝おもいつき発言”は いい加減控えていただけるよう願うばかりであります。
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
22日
水
唖然としました~
神戸市水道局「水の科学博物館」が指定管理の公募で㈱大阪水道総合サービスに決定してしまったのもつかの間・・・
またしても
水道メーター検針業務の入札が引き続き大阪が落札!
同じ神戸市100%出資の(財)神戸市水道サービス公社の存在意識すらない神戸市水道局の“ていたらくぶり”、ここまで無気力になれば怒る方が馬鹿げているようだ。
この春の委員会で検針だけでなくメーター取替えも民間委託していくべきと申し入れ、水道局はその方向で進めることになりました。
今まで神戸市の水道公社は水道局からの随意契約により収入の90%も確保できており、長年の“ぬるま湯”体質が次々大阪市側に仕事をもっていかれるようになってしまったのでしょう。
来年度からいよいよはじめてメーター取替えの入札をすることになりますが、この流れは変わらないだろうと思います。
その意味ではいよいよ(財)神戸市水道サービス公社は、
~議会から指摘せずとも自然に解体の道へと歩んでいくでしょう~
“でも議会の責任は果たさねば”
今後、公社のあり方,職員の雇用も含めこの危機感のなさは民間では想像もつかないですが・・・
~これが水道局の体質であり現実でもあります~
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
17日
金
郊外に駐車場設備等が十分整っている大型店舗の進出が続いた一方、駅周辺の活性化対策が遅れてしまったことに危機感を抱いています。
国も大型店舗に関する制度を見直しましたが、時既に遅しの感が致しました。
新たな開発地に進出する大手企業は“時代のニーズに応えられる設備投資”等行うことが出来ますが、成熟した街並みに新しく魅力づくりを求めることは非常に難しく、駐車場,駐輪場そして価格競争の問題から家族的に楽しめる施設等、企画力とともに財政力が伴わなければ努力だけでは現状維持することも厳しい状況になっていくのではないでしょうか。
ところで復興再開発事業を進めてきた新長田駅南地区も人口減少とともに空き床が多くあり、その対策にも十分な成果が出ていない中で、来年1月“大丸新長田店閉店”が決まり、1997年より百貨店として親しまれてきただけに街の活性化対策に大きな影響を及ぼすことになると危惧しておりました。
ところが大丸撤退跡に2社の出店希望があり、最終的に東急不動産の進出が決定し、大手スーパーの『西友』を核テナントとするようであります。
大丸閉店の来月1月末以降に改装工事、その後H25年夏頃新店舗の開店を予定していると聞き少し安心致しました。
都市計画総局としてこの厳しい環境の中、出店企業が跡地を一括借り受けいただく方向ができたことは大いに評価したいと思います。
神戸市都市計画総局は来年度新長田南地区の魅力を高める計画をまとめるようで、大丸閉店後の新しい店舗とともに“にぎわいのある街づくり”の再生へどのような企画提案を出せるのか内容を是非確認しておきたいと思います。
多分新店舗が出店した当初は間違いなくにぎわうことと思いますが、核テナントがデパートから大手スーパーに変わる影響や地域の活気を引き続き維持していける設計等が神戸市に描けるのだろうか。
実は正直、役所が描く戦略にあまり信頼していないのですが・・・
垂水駅前も買い物される方は結構多いのですが、かなり高齢化が進んでいますので購買力が弱く、通勤者や若い方々は郊外でまとめ買いされる傾向のため、駅前では少しでも空き店舗がでない対策が必要であります。
しかし垂水区では垂水駅周辺以外での商店街は、既にほとんどシャッター通りになっている状況を思うと『垂水駅前中央地区の再開発』が起爆剤になるような専門的な企画が出来上がればよいのですが・・・。
このままでは垂水駅前もいつ空店舗,シャッター通り,大型店撤退の可能性もあるかもしれませんので、やはり都市計画総局が長田区と同じように対策をしなければならない責任があるのです。
私は今までも集客対策に支援するよう要望してきましたが、都市計画総局として再開発計画も含め先手を打って積極的に行動を示すべきであります。
でも残念ながら 今のところ
~要望した範囲内で動くだけ~
危機意識のなさは やはり お役所体質でしょうか・・・
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
12日
日
数年前から私は 東京事務所の体制 を見直すよう何度も議会で申し入れしてきました。
東京事務所では局長級の所長,そして副所長が、市長・副市長の上京の時に各省庁や行事関係等に案内や調整をしているようですが、いつも受身の仕事が中心であるように見えます。
本来、最新の情報収集や発信をしなければならない重要な『戦略事務所』であるべきと思いますが、
そんな機能はありません。
私も国へ要望活動のためよく東京出張し、もちろん神戸市の各局担当者も各省庁や企業等を訪問していますが東京事務所に立ち寄ることは、まずありません。
ということは・・・つまり、
東京事務所の存在価値を各局が認めていない状況・・・ということです。
いくら“東京”にいても、神戸市本庁と連携をとれない東京事務所が的確な行動や判断が出来るわけがありません。
しかし2年程前に所長より
「東京事務所の体制を見直したい」
という報告を受け、意見交換をさせていただきました。
「東京事務所として積極的な活動を今後していきたい」
ということで神戸市の各局回りを始めたようでした。
前向きな動きをしていくことは一歩前進であり、少しでも東京事務所が重要拠点になれば・・と喜んでおりました。
すると、ようやく本年度から観光等神戸の魅力をPRしたり、医療産業売り込みのため企業回りをしていくシティプロモーション担当課長を東京事務所に配置したようです。
~しかし寂しいですね~
本会議や委員会さらに直接担当部局にあれほど提案しても取り入れるような素振りをあまり見せず、気がつけば知らないうちに新たな担当課長を配置しているという・・・
報告がないなぁ~ お役所体質? ~変わらない~
ただ言わせていただければ、これだけでは不十分なのです。
なぜなら、例えば神戸市本庁各局は国や企業の交渉等、日々変化のある動きや、人脈を生かした活動をしながら戦っており、そのような内容を常時綿密に情報交換しながら戦略を考え行動し、重要な対応をしているのです。
つまり東京事務所に情報・発信が集中できるような『拠点事務所』としての組織体制にしなければ大きな効果は期待できないのです。
ところで矢田市長は副市長を民間から採用すると言って2年経過しており、その理由として適切な人材がいないと説明されていますが、多分民間からの採用には不安なのでしょう。
そこでこれも私は何度も申し入れていることですが、
民間から副市長を採用し、東京事業所の責任者とすれば、
本庁の局長等も東京事務所を素通り(ないがしろに)できなくなり、
必ず行動を共にしたり、報告や打ち合わせをするようになり、自然に重要な『戦略拠点』になると思います。
役所出身の矢田市長さん
~~言っても無駄でしょう~~
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
09日
木
暑中お見舞い申し上げます。
CJです。
毎日暑いですね~ ゚.+:。クラ(@O@)クラ゚.+:。
皆さま夏バテ等していませんか?
学校に通われているお子さまがいらっしゃるご家庭では、夏休みで多忙を極めていらっしゃることと思います フー ( ̄‥ ̄) = =3
でもこんな暑い中、平野章三は夏バテをものともせず毎日の様に街頭市政相談の為、垂水駅(西口・東口)、舞子駅周辺に立っています。
よく皆さまから、「先生、こんな暑い中大丈夫?」と、暖かいご心配を頂きます。
ありがとうございます。
C・J
────────── ご案内です ──────────
8月10日(金)~8月19日(日)は平野章三事務所はお休みです。
8月20日(月)からは通常業務になります。
どうぞ宜しくお願い致します。
平野章三事務所
2012年
8月
07日
火
垂水駅東口からレバンテ広場内に雨天時等、特に利便性の高い屋根付きの障がい者・歩行者用通路が設置されています。
そしてその通路や広場は当然自転車・原付放置禁止区域ですが、現実は禁止区域である通路は “無料”駐輪場 となってしまい、特に夕方になると自転車・原付だけでなくさらに自動二輪まで置きたい放題でありました。南北に隙間がない程駐輪し、レバンテとウエステの東西の行き来もできなかったり、障がい者用の点字ブロックの上にも平気で置く等、皆さん撤去日を避けながら堂々と違法駐輪をしておりました。
私もこれまでに障がい者の方や多くの通勤者から苦情をお聞きしており、本庁の建設局や垂水建設局に“撤去方法”や例えば“すぐ近くの有料駐輪場を夕方からなら半額料金にして誘導する等”対策についての提案も含め何度も申し入れてきました。
しかし建設局は特に改善の努力をすることなくいつも通り定期的な撤去を繰り返すだけでした。
やはりここでもお役所仕事か・・と腹立たしい気持ちでしたが、それでも建設局関係者には機会あるごとに放置駐輪対策を申し入れてきました。
そのような中で、建設局は8月初旬、いよいよ駐輪ができないようにポールやチェーン,ブロック等を囲い込むように設置し、中に入れないような対策をされました。
なかなかすばらしいアイデアであり、しばらく見ていますと、自転車・原付が次々と来ますが面白いように皆さん諦めて通り過ぎていくので、今日は一台も放置駐輪がなく、しかも歩行者の通行に支障も暑苦しさもないように考えられており、お見事な内容でした。
当面この方法で続けていかなければマナーの悪さは注意や指導,そして撤去をしてもいたちごっこが続くだけであります。
ただ気になるのはレバンテ広場東側の駐車場フェンスに沿ってわずかに違法駐輪がありました。
締め出されたら別の場所を求めて移動していくかもしれません。
~いずれ又、次の対策が~
最後に申し上げておかなければなりませんが、垂水建設局は今までこの駐輪対策以外、公園や道路関係等丁寧にしかも素早い対応をされており、私はその努力は十分評価できるものであり、今後も区民のための活躍を引き続き願うばかりであります。
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
04日
土
地域医療の中では特にがん,脳卒中,急性心筋梗塞,糖尿病の4疾病とともに精神疾患の患者数増加や救急、災害、周産期、小児医療や在宅医療等に医療提供体制の構築が求められています。
そこで神戸市民に良質かつ適切な医療体制確保の方向性を示すため、神戸市保健医療計画を策定し、審議会で答申することになりました。
しかし私は34名で運営する審議会に先端医療関係者が1人もいないことを取り上げ委員に加えるよう審議会で申し入れました。
何故なら今日の医療技術で治療できなかった場合、保険診療は認められていないが、新しい医療技術としての治療を受ける等により治療効果が期待できることもあるからです。
このように治験の実績を積み重ねることで先端医療が実用化され、やがて保険診療が認められて誰もが一般の医療として治療を受けることができるようになるのです。
そのためには診療所や病院の先生方からより多くの患者の皆さんに新しい治療を受ける機会をお示しいただけるよう神戸市全体医療の枠組みが必要であると思います。
ところが・・・神戸市医師会より厳しい指摘が!
神戸市保険医療計画に先端医療としては認めがたい。
(たぶん保険診療が認められていない臨床研究等,開発段階で有効性や安全性がまだ定まっていないからだと思います)
医療審議会では「高度医療」という表現にしてほしいとのことで、その中には「先進医療」も含まれるとの見解でありました。
つまり 先進医療・高度医療は
そして 保険診療と自己負担の併用が可能に
↓↓↓
専門用語は解りにくいですな~!
重要なことは「厚生労働大臣が定める高度な医療技術として評価を行う医療」
ってことなんです。
いずれにしても医療審議会専門部会にて高度医療分野として追加委員を認めて頂くことになりましたが・・・
そのことは市民の方々が 少しでも新しい医療技術で治療を受けることができる状況を、平野章三としては知っていただきたいからであります。
神戸市会議員 平野章三
2012年
8月
01日
水
= 緊 急 報 告 =
井戸知事、神戸市に何も相談なく毎日新聞の取材に
“神戸空港を民営化、
そして運営権売却”発言
~いい加減 大迷惑!~
さらに毎日新聞は神戸市と兵庫県が“新関空会社など関係機関との協議に入りたい意向”という
=誤 報=
神戸市側も
“そのような発言していない”と厳重に抗議をしました。
そもそも神戸市は航空局に神戸空港発着枠と運用時間延長の規制緩和を来年度に向けて協議中であり、最も重要な時期に差し掛かっている今、民営化や売却は一切考えていないのであります。
関西空港と大阪(伊丹)空港は“新関西国際空港会社”として7月に経営統合したばかりであり、これから運営権の売却を目指していく予定であります。
その上に井戸知事の勝手発言によれば「今後は神戸空港を民営化し、さらに新関空会社と合併する」ようなことをすれば、今後あらゆる問題点の協議とともに長期間の戦いになってしまいます。
今、神戸空港は発着枠30便の制限ぎりぎりであり、利用者からの強い要望を受け発着枠の増便や、運用時間延長などの規制緩和のお願いをしているところへ、民営化等の話題に変わると間違いなく規制緩和の先送りとともにその可能性まで見通せなくなってしまいます。
井戸知事!
長年積み上げてきた努力を潰されては・・・
~神戸市無視の勝手な発言で~
神戸市会議員 平野章三