2012年
2月
29日
水
今までの予算審査等を振り返ると、批判や反対の意見を言いつつも当局の専門的な説明等により否決や修正に至ることがほとんど少なかったことは結果的に議会側としてチェックの甘さにも問題があったと思います。
神戸市政の運営には・・・
公益事業として重点を置く場合、または単独事業として収益を追求するのか、それとも総合的な観点から政策判断すべきなのか、チェック機能も単純でないことは確かであります。
住宅供給公社も低価格で持ち家を求める市民に良質な賃貸住宅等を供給したことは大きな意味で都市の活力を生み出してきたことも事実であります。
しかし高度成長の崩壊とともに民間借り上げ方式も震災による被災者住宅の急増に大きく影響する等、住宅政策も状況の変化により見直す時期等 先送りせず政治決断しなければなりません。
その意味では巨額債務についての政策責任は神戸市 ・ 市議会ともに問題意識を十二分に受け止め市債残高の対応として「第3セクター等改革推進債」の活用は必要でありますが今後のサービスや財政に極力影響がないように努力していかねばなりません。
神戸~関空ベイシャトルも本来関空の経営改善項目の一つとして国交省からの強い要請の中で多額の累積赤字を抱え運行してきましたが、私自身は廃止の主張もしてまいりました。
しかし、神戸市は国との関係があり今日まで経営基盤の安定化を図りながら継続しております。
それならば航空局 ・ 関空関係団体が神戸空港の規制緩和等にもっと協力していただいても当然でありますが逆に圧力をかけられております。
私も以前直接航空局長にベイシャトル運行の協力をしていただけないなら廃止したい旨を申し入れました時、関空側として受け入れ体制の改善を約束されたことがあります。
しかし、本来神戸市が強い姿勢で交渉すべきでもっと前向きな戦いをしてほしいのですが、このことは今の神戸市の姿ではないでしょうか。
いづれにしても単純なアクセス事業ではなく総合的な政策の重要項目の一つであるならば、もっと説明し理解して頂く努力が必要でしょう。
一方市民に親しまれている舞子ビラは歴史、景観、地域の活性化として一定の役割を果たしてきたと思いますが、ホテル事業の公益性を今指摘されますと確かに民間事業者への見直しをすべきでしょう。
震災の影響によりホテル建て替え計画が一時頓挫し、その後信託方式を選択した結果経営圧迫の要因になりました。
今日まで舞子ビラの運営は従業員の方々をはじめ、皆さん方それぞれ大変な経営努力をされてきましたが、契約年間賃料が9億円を超える状況であるため債務超過により信託契約を解除し、今後の方向性を検討しなければならなくなりました。
兵庫県が裁判で同様の信託銀行全額支払い判決があったり3セク債の活用する時期等、この度それぞれ債務整理する方針を打ち出さねばならない状況に追い込まれたことは今後市議会審査でのあり方、そして責任を持てるチェック機能体制に立て直すようまずは反省から始めなければなりません。
神戸市も市債残高6000億円削減は十分に評価できますがこのような債務整理の時こそ最初に市長自ら先頭に立って説明し、総合的に行革の努力について理解を求めるべきと思いますが、残念ながら本会議初日 財政部担当者作成の予算提案説明の一部として市長がよみあげただけであり、やはり厳しい時の発信力もない為 行革推進の成果は神戸市民には見えてこないでしょう。
今の市長の姿勢を見て
戦わない神戸の未来は・・・
~~~ 私は戦いつづけます ~~~
神戸市会議員 平野章三
2012年
2月
25日
土
皆様、お元気でいらっしゃいますか・・・C ・J です。
(≧∀≦●)★i”。* こんにちゎ★i”♪。*
おなじみの平野章三後援会旅行のご報告です。
今回は滋賀県近江市へ・・・
いつものように垂水からバスに乗り
出発進行 ε=ε=ε=ε=ε=┌( ・_・)┘
旅の始まりはいつも平野章三から皆様へのご挨拶と市政報告・・・
今回の市政報告は「先端医療~標準医療で対応できない病気を」、「神戸市グループ型家庭的保育事業(保育ママ)」・・・ブログ1月31日等について
先端医療の話では、脳梗塞患者の脳を血管再生しての機能回復や、下肢血管再生の臨床などについてと興味深い話がありました。
バスの中では質問も飛び交い、章三は「急に質問せんといて下さい、準備がいるんですから・・・」
等と冗談を言いながらもスラスラと答えていました。
と、和やかににぎやかにバスが進んで行くうちにサントリー山崎蒸留所に到着です。
な、なんと大きな蒸留窯∑(*☼_☉*)
ここはウィスキーライブラリー・・・真中には大きなポットスチル
この横の階段より上がりいよいよウイスキー蒸留所ガイドツアーへ・・・
まずは仕込み発酵室・・・ここは何だか酒粕に似た日本酒のような香りがしました
そして蒸留室・・・あっなんとなくウィスキーの香りに近づいてきた
そして貯蔵庫・・・ここはまた大きな樽がい~っぱい ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー!
なんでもこの貯蔵庫は一年中温度調整をしないのだそう・・・(☉∀☉)まじで!?
だからその年によってウィスキーの味が微妙に違うのだとか・・・+.d(・∀・*)♪゚+.゚
そしてテイスティングカウンターへ ・・・ここでは3種類のウィスキーを試飲クゥーッ!!”(*>∀<)o(酒)"
皆さんほろ酔い加減になったたところで次は
近江八幡へ移動ε=ε=ε=☆イッテキマース☆ヾ(*´・∀・)ノ=з=з=з
近江八幡では古い町並みを自由散策・・・
ちょうど良くお腹も空いてきたところでお待ちかねの近江牛の名店「毛利志満」でミニ会席を頂きました (* ゚̄ ̄)/・・・・・・・♪
お昼からこんなご馳走頂いても宜しいのでしょうか・・・(✪ฺД✪ฺ)
ミニとはいえ品数も多く、結構ボリュームあります。
ステーキは陶板の上で自分で焼いて食べます。
さすが近江牛の名店毛利志満さん、やわらかくて美味しいです ー ̄)イエィッ♪
そしてそして~仕上げは叶匠寿庵 寿長生の郷(すないのさと)でのお茶席です
生菓子とお抹茶を頂いた後、女将のご挨拶とありがた~いお話・・・ちょっと長かった”_| ̄|○”
ここ寿長生の郷は広大な土地に梅林や工房、炭焼き小屋に展示ホール、池、畑、広場、東屋など歩いて回るだけでも時間に余裕が必要です。
展示ホールにはお雛様が展示されていたので拝見してきました
お内裏様が逆だった(ていうかこっちが正しい)ので 「おぉ~ これは公家さんのお雛様ではないか~」と、皆様と感動した後お菓子を買って帰路へ・・・
帰りのバスの中では恒例のビンゴゲームで賑わっているうちに神戸へ到着||ヽ(* ̄▽ ̄*)ノミ|Ю タダイマァ♪
楽しく充実した一日だったからでしょうか、あっという間に終わってしまいました。
でも、皆様が楽しそうに家路に着かれる姿をお見送りするのは本当に嬉しい事です☆^▽^☆
今回は受け入れ先に人数制限がありましたので、沢山の方にお申し込み頂いたのにバスを増やしての対応が出来ず申しわけありませんでした。
またのご参加をお待ち申し上げております(m。_。)m オネガイシマス
C ・ J
2012年
2月
20日
月
議案を一目見て驚き、愕然としました
ガ━━Σ(゚Д゚|||)━━ン!!
神戸市水道局が管理してきた 「神戸市水の科学博物館 」を民間等に管理運営委託するため指定管理者の公募を昨年末行い候補者が選定されました。
応募団体は6社ありましたが選定委員会の評価結果は 「株式会社大阪水道総合サービス」に決定致しました。
ところがこの会社・・・
大阪市(水道局)が100% 出資しており神戸市水道局の施設を実質大阪市に管理運営して頂くことになるのです。
・・・恥ずかしいかぎりです・・・
神戸市も大阪市と同じように水道局100% 出資の外郭団体で財団法人神戸市水道サービス公社がありますので、何故応募しなかったのか確認すると “ 検討はしたが管理運営できる状況にない ” とのことでした。
100% 出資は神戸市そのものと同じで応募も出来ないとはまさにぬるま湯に浸かった天下り法人と言われても仕方ないでしょう。
さらに神戸市としては地元企業育成する方針のはずで当然市内に本社や支店がある企業等から公募すべきであります。
ところが市職員1名を含めた4名の審査員で評価項目ごとに配点し決定されたようですが、地元配慮もなく応募団体の評価についてはすべて具体的に示されておらず承認できる材料がありません。
神戸市の施設運営管理を大阪市に引き受けてもらうなど前代未聞であり、それならば今、大阪府と大阪市との水道事業の統合を進めていますので、この際 神戸市の水道事業も同じように統合してもらうようお願いされたらと水道局に申し上げました。
橋本市長の外郭団体解体論で大阪市職員の危機意識が今回の動きになったかもしれませんが・・・
ただ
神戸市の公募に参加する大阪市も
行政としての感覚というかセンスに???
~~~ 何をか言わんやですわ ~~~
今回の件で100%出資の神戸市が守ってくれる財団法人神戸市水道サービス公社の取り組む姿勢を見て、もう存在価値はないでしょう。
このままでは今後解体の方向で見直さなければなりません。
神戸市会議員 平野章三
2012年
2月
15日
水
3年毎に見直す介護保険料は高齢者人口,要介護等の認定者数,在宅および施設サービス料の推計により試算していきますが、サービス利用自己負担1割の残り9割が保険から給付され、その財源の半分は保険料、残り半分は国・県・市で負担することになっています。
そのため今後高齢化に伴う利用料の増加が保険料の負担増になっても認めなければならないようになります。
神戸市は当初1号被保険者(65歳以上)の保険料基準月額を
現行の4,640円/月より 5,400円/月程度 になると見込んでいました。
その根拠として介護サービス給付費総額(24~26年度の3ヶ年合計)3,500億円程度と試算し、保険料引き下げを図るため神戸市介護給付費等準備基金約37億円(平成23年度見込み)の半額を取り崩すことによるものであります。
しかしその後給付費総額3,405億円、基金49億円の見直しがされたことや兵庫県介護保険財政安定化基金の神戸市拠出分12億円のうち7億円を取り崩すことにより保険料基準月額
5,400円/月を 5,200円/月程度 に抑える方針にしたようです。
但し、この保険料は本人の所得や課税状況、世帯の課税状況などにより負担額が異なりますので申し添えておきます。
確かにほぼ自動的な形で保険料が今後上がっていくにしても、この時点で消費増税のような目立った議論もなく決定されることに市民の方々はどのように思っておられるのだろう、時々引き落とされていることに不満の声はよく聞いていますが・・・。
又この度神戸市は第5期介護保険料区分で新たに12段階目を2.25という高い料率で新設しましたが、区分ごとの人数からして引き下げに大きな影響を与える程もないのに制度だけは簡単にしかも安易に変更する保健福祉局の真剣さを疑います。
私は高額所得者から取ることに一方的に反対しているのではありませんが、税金はすでに高額納税している中で資産が評価されていません。
資産があっても所得が低い人もいれば、所得があっても資産のない方もいます。
しかしこのことは今日の制度では考慮されていないことは承知していますが、それだけに慎重な判断をすべきではないでしょうか。
ところで私は都市の政策によっては施設設備やサービスに違いがあり、そして当然関連する介護保険料に差が出ますので最終的に介護サービスの在り方について 保険料負担とのバランスを考えながら政策判断する必要があると思います。
施設等のサービスが十分充実している都市の方が当然安心感はありますが、例えば入所目的で他都市より転居される方が増えた場合、連動して市民の保険負担料が増加していくことになります。
したがって、保険料負担の在り方等、十分配慮しつつ適切な介護サービスについての政策判断を今後もしていきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三
2012年
2月
10日
金
垂水駅前は買い物のお客さんが高齢化してきており、若い方や車の利用者は郊外の大型店舗にかなり流れているように思えます。
開発することにより人の流れもかわり、開発できないことにより まちに元気がなくなります。
ただ、再開発ビルができていても根本的に購買力が下がっていくと共益費等大変重荷になり、少しづつ空き店舗ができています。
この連鎖を非常に心配しています。
神戸市も色々な支援をしていますが やはり限界があり、震災で再開発事業を進めている新長田がすでにシャッター通りが増えている厳しい現状を見ると、垂水駅前のまちづくりを簡単に描くのは難しいように思えます。
東にレバンテ ・西にウェステと神戸市の両再開発ビルの間に中心的な地域としての中央地区の開発も進んでいません。
商店や市場 そしてアーケードの老朽化、空家問題等も含め まちの活力が失われつつあります。
以前、廉売市場地区の再開発計画が一部地域での理解が深まらず事業採択まで進みませんでした。
法的に必要な合意は別として、地域での協議 ・理解等どこまで必要なのか、もっと神戸市が丁寧に指導してあげるべきであったと思います。
法的基準の根拠もなく、神戸市が曖昧な判断により事業をいったん中止させましたが、最終判断は都市計画審議会であり、事前に受け付けないことに問題があったと思います。
今から思えば神戸市として進めいく過程での詰めの甘がさあったように感じますので、今度は中央地区として再度検討に入りましたので、神戸市としても十分な指導を行わないと、現在も店舗等を閉鎖したままで権利関係も含めて苦しんでおられる方々も多く、時間的にも具体的にも議論より手続きを粛々と進めなければいつまでも見通しは立たないでしょう。
道路の幅員、商店街の自動車通行、駐車場等々 色々な問題はありますが、以前と違い国の補助金の厳しさの中、収支を含めた事業計画が最大の課題であります。
いずれにしても地元の皆さん方で作り上げて頂かねばなりませんので、準備組合の皆さんは大変ご苦労されると思いますが、今後具体的な計画案まで進むと活発に議論されるようになると思います。
今後、垂水のまちが少しでも活力を取り戻すことが出来るよう努力してまいります。
神戸市会議員 平野章三
2012年
2月
06日
月
一言話しを聞いただけで、この女性の方は今、社会の中でかなり積極的に活躍されている知的な行動派だと思いました。
話も、看護師、医療従事者等の腰痛予防対策についてという私にとって初めての内容であり、説明を受けている間に取り組む必要性を感じてきました。
看護や介護による腰痛は職業病で仕方がないと思われてきましたが、介護者が健康でなければ良いケアの提供にはつながっていきません。
その為、機器や用具の有効活用、ケア提供の工夫等、労働環境の改善をし、身体負担の軽減が出来るように腰痛予防対策マネージメントを行っているとのことでした。
彼女の経歴は医療事務に4年従事、看護師になり2003年よりオーストラリアへ留学、看護資格を取り看護大学院に進学し、ヘルスマネジメント専攻等約6年海外生活、帰国後財団法人の代表で活躍中・・・
ところで腰痛予防や機器・用具活用等について、例えば現実的に現場では “忙しくて時間がないので手を動かした方が早い” などまだまだ理解や行動までに至っていなくて、これから指導や研修により医療従事者に広めていきたいようであります。
その為には行政、特に地元神戸市に支援してほしいとのことで政治面から協力を求められました。
久々、対応に悩みました。どの局でどのような内容の支援が出来るのか、新たな制度の構築や国(厚生省・経産省等)は・・・と考えると~~
しかし、まず一歩でも進めるために、取り敢えず市に理解と話し合いの橋渡しをすることにしました。
将来確実に増加していく看護・介護を考えると一度取り組んでみて成果が上がれば報告したいと思います。
神戸市会議員 平野章三