2011年
10月
29日
土
総合運動公園横の土砂崩壊対策に
9月 地元より要望を受けました。
現場はセントポーリア総合運動公園の大型マンション西側で奥畑より総合運動公園方面に上がる急な坂道の途中ですが、自動車道もカーブの連続で幅員があまりなくその上歩道が狭く雨が降ると雨水が歩道に流れ滑りやすいため通学 ・ 通勤に困っていたようです。
そこに大雨による崖崩れがあり抜本対策が必要と感じました。
早速、西部建設事務所に歩道拡幅を検討してほしい旨 申し入れましたが、擁壁のやり直しには多額の予算が必要なので難しいとの結論でした。
【 結果的に 】
(1) 11月1日より擁壁が崩れないよう土砂撤去の上ふとん籠の
設置工事
【 その後 】
(2) 歩道への水対策として道路側溝に流し込むための枡を
9箇所設置
(3) 滑り止め舗装を総合運動公園入り口までの区間に実施
以上の予定で対策工事を行うとの報告がありました。
いつも垂水建設事務所は手早く対応してくれますが、この度は土砂崩壊の場所が西区になりますので西部建設事務所にお願い致しました。
結果は工事図面とともに具体的な工事計画の報告を受け大変満足しています。
日々色々対応している中でこのことは一つの例示であり歩道拡幅については断念しましたが、私は何事においても費用対効果等、総合的な面、あるいは神戸全体から見て神戸市民にとってどちらが良いか判断するように心掛けていますので、時には市民の皆さんが満足されない結論であってもブレずに今後も決断してまいります。
神戸市会議員 平野 章三
2011年
10月
25日
火
祭りが毎年元気になってきているように思えます。
その反面、景気は後退していますが果たして関係あるのでしょうか。
祭りではその時々の雰囲気、現場等により燃える闘志の様子が大きく違ってきます。
これは目の当たりでいると肌で感じてくるのがよく分かります。
神社の秋祭り、そしてふとん太鼓の練り合い等で 〝まち〟に活気が出てまいります。
その中で伝統 ・ 文化の伝承もしていこうと、地元の皆さんは自然に若い方々へ引き継ぐ努力をされています。
例えば下畑海神社の秋祭りでは神相撲が後継者不足で一時中断していましたが、今年度大相撲協会に地元より事情を説明されたことにより新大関 琴奨菊関が下畑まで来てくれることになりました。
ただ、会場の境内には安全面から町内の氏子に限定されましたが、本殿前に築かれた土俵では奉納神相撲が無事復活致しました。
今までになく盛り上がりを見せ今後この伝統の継続が期待出来るようになりました。
宝の海神社では神戸市漁業協同組合として明石海峡大橋の下を数多くの船舶が通過するためかなり危険な航路で操業していますので、“豊漁並びに海上安全祈願祭” を毎年斎行されています。
そして西垂水 ・ 東垂水 ・ 塩屋 ・ 東高丸 ・ 舞子(六神社) 等各地でふとん太鼓がまちを練り廻ると歓声と拍手が自然と沸き起こります。
このように地元の皆さんがこうした伝統行事を長年に亘り支えてこられていますが、行政の支援があまりできていないことに責任を感じます。
神戸市や県も最近やっと市民行事としての予算や広報に協力してくれるようになり、国も文化庁がふとん太鼓の修理や伝承事業に補助金を検討してくれるようになりました。
祭りには神社等宗教に関係するとのことで今まで行政よりの支援には厚い壁がありましたが、それぞれの “まち”の文化的財産を市民とともに継承していくことが目的であれば問題ありませんので引き続き努力してまいります。
神戸市会議員 平野 章三
2011年
10月
20日
木
何故立候補するのですか・・・
政令指定都市 市長会 会長選挙に!?
立候補に本人の具体的意思表明もなく、神戸市幹部の方に尋ねても何故か理解されていないなど、これで一体庁内も含めて信頼関係があるのだろうか?
全国19の政令都市でつくる市長会、同じ政令市でも大都市から最近中核都市 (80万人前後) の参加により政令都市間の方向性に違いもあり、さらに大阪府等においては大都市構想を打ち出したり複雑な状況であります。
矢田市長は既に現在会長職であり次期選挙に政令市を道府県並みの財源と事務権限を移す特別自治市の創設を訴えています。
このような政策の違い、市民の方は理解できるのでしょうか。
私もこの戦いをして具体的に成果を上げれるのか、はなはだ疑問であります。
そこでまず
◦ 立候補して勝利できるかどうか、
戦う相手は中核都市の新潟市であります。
しかも庁内体制にも問題がありそうです。
◦ 勝利しても会長職を受ける余裕があるのでしょうか。
何よりも重要なことは
関西の中ですらまとめられるどころか意見も言えず押しまくられている今の神戸市!
まずは足元から立て直さねば
信じられない! 矢田市長の行動 !!!
神戸市会議員 平野章三
2011年
10月
15日
土
蹴とばされ、抱きつかれ、神戸市ボロボロ!
政府 「新成長戦略」として総合特区制度の申請に関西の自治体 (京都府 ・大阪府 ・兵庫県 ・大阪市 ・神戸市)が共同申請を行うとの報告が9月末にありました。
一見、力強い申請のように見えますが
〝何を考えているのだ 神戸市は〟
と言いたい~
もともと昨年9月に 「神戸国際先端医療特区」として神戸市独自で提案し、一方「ひょうご神戸医療サイエンス国際特区」 (兵庫県との共同提案)としても提出してきています。
国は先端医療として神戸市を大変評価しており神戸市提案又はスプリングエイトが活用できる兵庫県と神戸市の共同提案は全国に先駆けて実質的な体制が整いつつあり、採用に自信を持って申請できると思っていました。
ところが、被災地にも特区構想を検討していることもあって大阪府等他の自治体や大阪財界等が今回最有力視されている神戸市を抱き込むことにより特区採用の可能性が高くなるとの判断で、結果広範囲と多業種で関西の自治体が共同申請する中にかなり強引に参加させられることになってしまいました。
このことは焦点が薄まり、さらに採用されても神戸市の要望項目が申請自治体の中の神戸市以外の都市との新たな戦いになる可能性もあり、問題は共同でありながら強敵にもなります。
神戸市は「国との交渉で、地域全体として取り組むメリットは高い」 とコメントしているが、実際には多くの職員の中で苦渋の決断とも話している。
===== 何とも情けない神戸市の説明である =====
現実には〝抱きつかれ作戦〟に取り込まれてしまったことになり、しかもリスクまで背負うことになりました。
問題は一方では神戸市がこれまで蹴とばされ続けていることであります。
それは空港です。
神戸空港の発着枠の拡大(30便枠の緩和を)や運用時間の延長(午前6時~午後12時を要望中)について国土交通省は関空に影響があるので規制緩和できないと長年言い続けてきました。
もちろん国際便を認める考えは全くありません。
しかし現実、国交省は最近神戸空港に関しかなり理解してくれてきましたが問題は関空に関係する大阪府、大阪財界が強い圧力をかけ続けてきています。
調査をしても関空にはほとんど影響がないとのデーターがあっても全く協力してくれるどころか神戸空港批判等、言いたい放題であります。
反面神戸市の先端医療が有力と思えば関西一体で共同申請するよう圧力をかけられ追い込まれています。
=== 一体 強い発信力もないこんな神戸市!
矢田市長さん、 たまにはご自身で発言出来ませんか? ===
特区とは・・・先駆的な取り組みを行う実現可能性の高い区域に規制の特例措置や
税制 ・財政 ・金融上の支援措置が実施されます。
神戸市会議員 平野章三
2011年
10月
10日
月
~~~ 神戸市議会にきわめて重要な同意案件
平野章三は附帯決議を提案 ~~~
阪神高速道路会社が来年1月新料金案を導入する際、関係5自治体(神戸市 ・兵庫県 ・大阪市 ・大阪府 ・堺市) が議会に議案として提出し、同意を求める案件であります。
そしてすべての議会が同意しなければ事業計画変更ができません。
現在は阪神高速道路の3圏域が均一料金制ですが、対距離料金制へ事業計画変更の同意を神戸市議会にも求めてきました。
この料金改定については関係自治体が既に合意され議案提出予定でしたが、大阪府の橋下徹知事が突然阪神圏での高速料金体系の一元化(つまり合意案件以外の第2京阪や近畿自動車道等も含めた) を進めたく大阪府だけが関係する案件に配慮するよう条件をつけてきたのであります。
皆さん、これが橋下流で報道関係者もこの条件がいかにも料金変更案に大きく影響するかのように、又正当性があるような雰囲気の橋下ペースで報道してしまうことは正に今の時代の風潮かもしれません。
本来この発言をするなら関係自治体と合意前にすべきであり、その場合の条件交渉は私も当然だと思いますが、ルールを守らない橋下知事に振り回される報道機関により市民も知らぬ間に影響を受けてしまうことを非常に残念に思います。
さて、話は変わりますが神戸市としてこの議案の重要な内容は新神戸トンネル有料道路であります。
この道路はもともと阪神高速道路公団に移管することを前提に神戸市道路公社が管理運営をしています。
しかし、平成2年に覚書や確認書を交わしたにもかかわらず、今日まで移管に協力してくれなかったのであります。
私は特に平成15年頃より最重要課題として東京( 国土交通省) へ何十回となく陳情 ・要望を繰り返してきました。
この議案の同意は対距離料金制についてでありますが、この度同意するにあたり すみやかに新神戸トンネル有料道路を阪神高速道路に移管し、新料金制に組み入れるとともに各種割引制度の継続等を確実に求めるための附帯決議を私は提案し提出致しました。
市民の方からはあまり関心を持たれることはないと思いますが、新神戸トンネル有料道路を神戸市内での阪神高速道路にネットワーク化しさらに道路資産についての方向性が見えてくれば同意とともに約10年近い一つの大きな政治的戦いが終ろうとしますので私なりの満足感が・・・
今晩、より美味しいお酒となりました。
尚、私が付帯決議、つまり条件的な確認をしたことはあくまで関係自治体合意の範囲内であり、橋下知事のような無茶振りではありませんので申し添えておきます。
一例としてこのような戦いもあり市会議員の活動について一度も不満を感じたことはなく、この仕事に日々情熱ををもって今後も走り続けたいと思います。
神戸市会議員 平野章三
2011年
10月
05日
水
食品について放射能汚染が心配で、神戸市は食品流通の中で検査はしてくれていますか。
被災地に主人だけ残し、神戸市垂水区へ子供達と住むことにしましたが、小学校の給食を検査してほしい。
ただ心配な方は弁当を認めてくれていますが・・・との相談がございました。
本来被災地の出荷は産地にて検査されているはずであり、多くの方々も被災地支援の気持ちをもっておられると思いますが、国の安全基準や検査体制には市民の皆さんの信頼がないことを強く感じました。
早速、神戸市は放射性物質を検査する機器を保健福祉局で12月に導入する予定なので検査方法を確認致しました。
検査ができるのは1日3~4件程度で、暫定規制値を超す放射物質が検出された農産物を中心に検査していくとのことで、まだ明確な方針もないので今後子どもたちに影響のある小学校の給食等も十分検査をするよう申し入れました。
それに対して学校給食は教育委員会の管轄で、検査費用が必要と話され
何と情けない!
縦割り行政の感覚に唖然としました。
保健福祉局が検査機器を管理運営するのであれば食品について市民が安心できるような検査計画を立て、さらに広報する等自ら方針を決定すべきであります。
しかし一応中央卸売市場等も検査するなど市民が安心できる検査体制を持つよう申し入れました。
放射能汚染については市民の皆さんは非常に重要な関心事でありますので、私は自民党会派として本会議にて質問するよう提案致しました。
結果、給食の食材は必ず産地を確認し、県内の農産物を中心に調理にも十分配慮し、さらに12月導入予定の検査機器を活用する旨の解答を得ました。
又、がれきの受け入れについては間違った噂が広がっていましたので、事前に環境局へ申し入れたところ、環境省より4月頃受け入れ可能かとの問い合わせがありましたが、事故発生後被災地も含めて今のところ連絡がないとのことでした。
環境局としては要請があれば検討しますが、安全性が確認できない限り受け入れができないとの方針を確認できましたが、本会議においても同じ内容にて明確な答弁がありました。
いずれにしても、がれきについても被災地支援には協力をしていかなければなりませんが、国の安全基準が明確でなく信頼もない中、私は受け入れについては市民の安全を最優先に慎重に責任を持って判断していきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三
尚、10月に入ってから国より全国自治体にガレキの受け入れ要請が始まったようです。
また、報告させていただきます。