2010年
11月
29日
月
新中央市民病院(700床)が23年7月に開院した後、現病院の資産活用を検討していましたが民間活力による亜急性期の患者に対応できる機能を核として福祉 ・ 介護との複合利用する方針を示した。
本来、兵庫県 ・ 神戸市の病床数はすでに大きくオーバーしており、県はの残った病床があっても他の運営主体が活用することは認めておりません。
ただ、複数の病院による再編統合特例があり、県と協議を行うことになり、平行して事業コンペを以下のように計画しております。
1. 事業コンペの概要
(1) 対象資産
土地 : 30,223.12 ㎡、建物 (病院棟ほか全8棟) : 71,657.62 ㎡
(2) 主な必須条件
・提案者が資産を取得し、施設全体の改修を行い、少なくとも事業開始後10年間は施設
を活用すること。
・中核となる医療施設を整備し、少なくとも開設後10年は医療提供を継続すること。
・診療機能として 「内科」 を設け、高齢者や地域の医療需要に配慮するとともに、新中央
市民病院等と連携し、相互に補完し合えるような機能 ・ 体制を有すること。
(3) 提案についての主な留意事項
・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウス等の福祉 ・ 介護機能を含めた
提案を求める。
・地域住民の利便性向上や周辺大学等との連携など地域に開かれた施設運営を求め
る。
・中核となる病院については、兵庫県内で診療実績のある医療法人等に限定する。
・住宅を含む提案は、不可とする。
・機構が認める場合を除き、事業開始後10年間は、用途変更不可とする。
(4) 事業コンペスケジュール (予定)
平成22年11月下旬~12月中旬 ・ ・ ・ ・ 募集要項配布、参加申込、資格審査受付
平成23年1月中旬~2月上旬 ・ ・ ・ ・ ・ 提案書受付
平成23年3月上旬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 選定
平成23年3月中 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 仮契約締結 (※)
(※ 機構が重要な資産を処分するにあたっては、市会の議決が必要)
2. 許可残病床の活用手続き
現在、病床過剰の状況にある神戸2次医療圏において、亜急性期病院を運営する民間
医療機関が、新中央市民病院の許可残病床(212床) を活用して病院を開設しようと
する場合には、以下のステップにより、病床を確保する必要がある。
① 機構が、新中央市民病院 (700床) を 「一部移転」 とする形で、県から許可を得る。
② 事業コンペで決定した民間医療機関と機構が共同で、「再編統合特例」の手続によ
り、市、県、国の承認を受けた上で、許可残病床 (200床程度) を活用 (承継)する。
以上のようなコンペ内容でありますが、色々厳しい条件があり私自身も他により良い活用方法が提案出来る考えが今ありません。
当面見守っていきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三
2010年
11月
27日
土
しかし新聞記事の調査に
インターネットのみには疑問?!
先日、ある新聞社が矢田市政に対するアンケート調査結果を大きく報じた。
矢田市長は‘‘おおむね順調‘‘ と手応えを語る。
‘‘安定感がある‘‘等の声の一方、‘‘顔が見えない‘‘ ‘‘行革努力が足りない‘‘など厳しい意見も・・・との記事。
支持率 23.1%
不支持率 63.6%
震災後、財政悪化が深刻化し職員約5.000人、市債残高約6千億円の削減目標を達成し、民営化も含めて堅実に行政改革を進め、さらに神戸の中心施策である医療産業都市への推進等、地域経済の活性化に向け着実に前進させてきています。
市会各会派も、また行政に関係する立場の人から見ても役所出身の経験を活かしたその手腕に安定感があり、信念を持って市政運営されてきたことをおおむね評価されています。
しかし、市民の採点は厳しいとある新聞社は大きく報じた。
確かにインターネットの時代になってきていますが、インターネットのアンケートだけで市民の声を代弁出来るほど市民の皆さんがインターネットを活用しているでしょうか?
‘‘ 「支持」2割評価厳しく ‘‘
との表題のインパクトのみ際立たせているのが印象的であります。
ところが私も以前より矢田市長に厳しい指摘をしている一人であり、安定感だけではもはや国に対しても都市間競争も戦えない時代が到来しており、明確な戦略とブレないリーダーシップを持って、強い発信力が必要であると思います。
トップリーダーとして 「自己採点はしない主義。採点は市民の皆さんに委ねたい」 との発言は、市民に理解をしてもらうとの意識の無さと、市長の庁内での強さがかえって職員からの苦言も言えない雰囲気になってしまっているように感じます。
そうであれば私と同様、矢田市政に市民からは不安と不満が蓄積されているのでしょう。
やはり、民間のセンスで強い発信をしながら戦う精神を持っていただきたいと願うところであります。
神戸市会議員 平野章三
2010年
11月
24日
水
10月末、第21回全日本女子車椅子バスケットボール選手権大会、そして第14回全国シニア選抜車椅子バスケットボール大会がグリーンアリーナ神戸でありました。
そこでは障害を持った方々が戦っているとは感じなかった。
会場に入ると各チームが試合の準備をしている様子にそれぞれの闘志が燃え上がっており、特に女子のプレーを初めて目の前で観戦することが出来ました。
車椅子ですから上半身だけの力でシュートしなければならないことは事前に聞いていましたが、中にはシュート後 前のめりでひっくり返ったり、でも仲間がいとも簡単に引き起こしたり、もっと注目するのはボールの方向以外で車椅子同士の激突があり、相手を寄せ付けないあるいはぶつかって中へ突き進もうとする等すごい迫力であり、まさに格闘技を見ているようでありました。
神戸市議会では、私共の仲間であります山口由美議員も陸上競技で大活躍した後、色々な問題意識を政治の場で生かしていきたいと活動しています。
その山口議員に私は車椅子という立場を意識したことがない程健常者と同じ様に行動を共にしてきています。
そういう面ではスポーツを通じての強い精神力が大きな支えになっている事など、政治面での取り組み方も私自身再認識しなければと思う一日でありました。
神戸市会議員 平野章三
2010年
11月
21日
日
先日、市民の皆さん20名と神戸市役所で議会見学を行いました (´∀`)ノ
以前より平野章三が、「皆さんに遊びに来る感覚で見て頂きたい。」との願いから今回ご案内致しました。
まずは副議長室へ・・・
今年6月に副議長に就任してから初めての訪問です。
神戸市役所1号館を25階まで上がりエレベーターを降りると、窓の向こうにはポートアイランドから神戸空港が遠くに広がっています。
窓からはるか下を見下ろすと、東遊園地公園ではルミナリエの準備が始まっています。
「わーきれい。夜景も最高だろうなー。」としばらく景色に見とれてしまいました +。:.゚ヽ´∀`。)ノ゚.:。+゚
左に行くと副議長室があります。少し緊張しながら受付へ・・・
受付では二人の女性が笑顔で迎えて下さいました(*^-^)
向かって右側が議長室、左側が副議長室です。
受付の奥に会議室があり、とても考えられた使用しやすい造りになっています。
副議長室に入ると平野章三の大きな机が・・・。
いつもこんな所でお仕事できるなんてうらやましい~。
とても広くて静かでインテリアも落ち着きがあり、ゆったりした気分になります。
皆さんと景色を眺めたり、椅子に座って話をしたりして過ごしました(=^_^=)
ある女性の方が壁にかけられている絵を見て「私、この方の絵が好きなのよ。」とのこと。
神戸出身の版画家、川西英氏の作品だそうです。
誰が描いたのかは知らなかったのですが、神戸の風景などを色彩豊かに描いた作品は私も大好きです。
次に来賓室へ・・・
例えば中国や商工会議所の会頭さんなど、国内外からのお客様の訪問を受ける場所です。
そして28階の自民党市会議員団室へ・・・
大きな重い扉を開けると控え室の方がお忙しい中こころよく迎えて下さいました。
12人の市会議員の先生のお世話をされているそうです。
それぞれの先生の机が並んでいます。
自民党の先生方頑張って下さい!!
「平野先生の机、眺めええな~。」
「今はここではしてないで。副議長室に居るから。」
「こっちの方が階高いから眺めええわ。」
なんて会話も飛んで、みなさん楽しんでおられました。
最後に市会本会議場へと向かいました。
白いなだらか階段を上がるとまたまた大きな扉が・・扉を開けると厳粛な空気が・・
会議場では席が決められており、期数の若い議員から前へ座るそうです。
平野章三は6期目なので一番後ろです。
平野章三の「議長席に座ってみて下さい。」の声に何人かが議長席へ・・皆さんポーズを (*^~^*)ゝ
ほとんどの方が初めての見学で、市役所までは遠いな~。と思っておられた方もこの日はご夫婦やお友達と誘い合い気軽に見学することができたようで、とても喜んで下さいました。
市会議員の先生ってどんな所でお仕事をされているのかを知らなかった私もとても勉強になりました。
またこのような機会を与えてくれた平野章三やこころよく迎えて下さった市役所のみなさん有難うございましたThanks☆・:.,;*
A・K
2010年
11月
18日
木
ご存知の
「世界一でなければならない理由は何なのか」
先日、次世代スーパーコンピュータを運用する計算科学研究機構が設立され、200人以上が入れる研究棟とともに、スパコンを構成するサーバーを800台以上つなぎ、機構の計算機棟に設置していくことになりました。
私は機構設立式典に出席し、施設内の大型冷蔵庫1個ほどのコンピュータを見学しました。
今後、フロアー一面に次々搬入され、世界最高レベルの1秒間に1京回(1兆の1万倍)の計算機能を目指し、約1千億円程度の予算で2012年秋には稼動致します。
スパコンは生命科学、遺伝子、気象シュミレーション、自動車産業、ジェットエンジンの設計等々、科学技術の発展に不可欠でありますが、神戸は医療産業都市としていかに最大限活用できるかが直近の課題であります。
いずれにしても国家プロジェクトであり、機構として各分野の運用についての戦略の中で、産業利用に幅広い対応をし、国内外の企業が集積できるよう要望していかねばなりません。
そのことが、さらに神戸経済の底上げにつながるものと思いますので、私も最大限の努力を積み重ねていきたいと思います。
神戸市会議員 平野章三
2010年
11月
14日
日
先日、兵庫県予防医学協会会長 松村陽右(ようすけ)先生を招いて、日々の健康管理について市民の皆さん(20名位)とお勉強会を行いました。
最初の20~30分位はスライドを見ながら、未病の為の検診等健康についての説明をして頂きました。
その後勉強会は、お茶とお菓子を頂きながら皆さんが自由に質問して、松村先生に答えて頂くという感じで進んでいきます。
もし質問が出なかったらと少し心配していましたが全くの杞憂に終わり、一時間半という時間があっという間に過ぎる程、皆さん多くの質問をして下さいました。
「手術をして3年経ち、今のところクリアしてますが再発の可能性は?」 の質問に・・・
「再発の心配をするよりストレスをためないで規則正しい生活をして下さい。 だいたい大きな手術をしてもその歳までお元気なんだから十分!」 なんていう具合に、心の病も一緒に治してくれそうな松村先生・・・。
時々いるんですよね、病気は治ったけどドクターの対応で精神的な病気になったなんていう人が・・・。
そして睡眠についての質問です。
定年退職して2年目の女性・・・
「定年前は午前1時に寝て6時に起きるという生活を毎日きちんとしていましたが、最近4時間でパッチリ目が覚めてしまいその後は眠れません。 午後11時に寝たら午前3時に覚醒してしまいます。 眠たくないからそれはいいんだけど困ったことに昼間 講演会や観劇中に眠くな り、我慢できないほどの睡魔におそわれるんです。 どうしたらいいでしょう?」 と・・・。
「眠たかったら眠ったらいいんですよ。」 と松村先生
え~~ ゆるっ!! ていう感じですよね ♪(^∇^*) あはっ♪
「4時間きっかりで目が覚めてしまうというのは体内時計によるものです。 それがご自分のリズムなのだから、まず目が覚めても寝なくてはと悩んだりせず心をリッラクスさせ、講演会中でも5分ほど眠ったらいいんです。 我慢すると辛いけど5分も寝たらスッキリしますよ。」
なる程、そう言えばこの方お勤めしていた時は昼間眠くなったことはないと仰っていましたが、確かに動きがある仕事だと眠くなることは無いけど、講演会や映画などじっと座っていたら眠気がくるという事なのでしょうね。
そしてそれを無理に我慢せず、ちょっとだけ眠るというのがストレスにならず、予防医学の観点からもベターなのですね。
う~ん深い! と感動していたら平野章三の声が・・・
「私もね、会議中とか眠くなるんですよ。 眠っても良かったんですね。」
「まあ、程々に上手にしなはれ。」
ぐ~♪ d(* ̄o ̄)
しかし松村先生どのような質問にも即答できちんと丁寧に答えてくださり、本当にすごいな~と思いました。
平野章三の冗談の突っ込みもさらりとかわしていたし・・・ププッ ( ̄m ̄*)
普段病院では次の患者さんが待っていて聞きたいこともそこそこに帰るというのが常ですが、この日は病気のことだけではなく薬のことや医療システムについて、また検査のあり方等の質問も飛び交っていました。
松村先生は、医療機関の判断などに対して立場上 受答えに難しい質問でも、真摯にまた適確に答えてくださいました。
お見事!!
終了後、市民の皆さんの表情には充実感と満足感がありました。
それは聞くだけの受け身な講演で質問も形式的でしづらいのが多い中、今回の勉強会は自由に質問でき、納得いくまで説明を聞けたというのが大きかったのではないでしょうか。
「いや~ こんな集まりは初めてですよ。 良かった~。」 等と皆さんに言って頂け、平野章三が前々から温めていたこの企画を実現できたことに、A ・ Kちゃんも私もとても満足です。
やはり市民目線での企画、このような発想が良いですよねo(*^▽^*)o~♪
章三先生、私たちも勉強になりました。
そして松村先生、本当にありがとうございました。
C ・ J
2010年
11月
11日
木
本年で44回目を迎えた 「みのりの祭典」 で開会式典に出席しました。
約40、000人の方がステージイベントや農産物、水産物、畜産物などの販売やグルメコーナー、お買い物等で十分楽しめる内容でした。
例年と違ったことが一つ・・・
今まで朝10時に開会されても実際は式典に20分から30分の時間がかかり、せっかくの楽しい行事に批判がずっとあったようです。
その為今年は10時前に簡単な開会の挨拶をし、10時よりすぐにスタートができました。
この様に市民に少しでも配慮しようと行政側が判断できる様になったことは評価できるのではないでしょうか。
ただ、新鮮で安価な販売やジャンボすき焼き、ワイン付ステーキ、たこ飯などの提供が 「地産地消」 など、生産者と消費者がお互いに理解が深まっていけるのか、単なるイベントで終わっているのか疑問が残ります。
お互いによりよい効果が生み出せる一工夫が要りそうですが私には思い浮かびません。
神戸市会議員 平野章三
2010年
11月
08日
月
神戸市新交通株式会社は 「駅周辺の環境の変化に伴い、利用者が使いやすくわかりやすい名前に変更する」 とコメントしています。
しかし来年7月、中央市民病院移転先の駅名に市民病院の名称が消えることになり医療センター駅にするそうですが、現先端医療センター駅や独立行政法人による神戸市立医療センターの名称から考えたのだろうと思います。
先端医療産業都市であろうと、神戸市民の最後の砦といわれている中央市民病院の名称を使用しないのは、市民の立場からの目線でなく行政関係への配慮だろう。
さらに現市民病院前駅は病院移転によりみなとじま駅にするそうですが、ポートアイランドの島全体がみなとじまでありセンスの無さに呆れ返ります。
現在この駅には大学が集まり学生の中心地になっており、もっとふさわしい駅名にするべきであります。
確かに副駅名としてキャンパス前と表現していますが、そのことに本質があると思います。
私はこれらの駅名変更をもう一度見直すよう申し入れましたが、返事もせず立ち去る職員を見て 根本的に役所体質を変えなければ無理だとつくづく思い知らされました。
神戸市会議議員 平野 章三
2010年
11月
05日
金
去る11月1日(月) 神戸文化ホール[大ホール]に於いて、『金 美齢氏の講演会』 が行われました。
自由民主党神戸市会議員団主催の時局講演会で、金氏には「神戸から未来へ ~美しい日本の心~」 という題目で語って頂きました。
14:00~と18:00~の2回講演でしたが、2千人以上入る大ホールがいっぱいになる程 盛況でした。
そして、金氏が語った内容とは・・・
金美齢氏は31年の永きにわたり、祖国台湾に足を踏み入れる事が出来なかったといいます。
「いいですか皆さん、31年間国籍がないということ、自分が何処の国にも属していない状態というのがどれだけ不安定な事かわかりますか? 自分の中心が何処にあるのか、何とも心もとない感じなんです。」 と・・・。
思わず目頭が熱くなりました。
数年間の海外生活中、戦争がおき、テロもあり、理不尽な目にも遭ったなどと思っていた私は恥ずかしくなりました。
一言に31年間国籍がないといっても、そこにはそれぞれのドラマがあり、そしてそれぞれの背景があり、語り尽くせない思いをされたことと思います。
それにしても金美齢氏、少しも屈折した感じがせず、 凛とした美しさは眩しいほどでした。
そしてこんな事も仰っていました。
「不幸な目に遭ったり、理不尽な目に遭った時、どうして私ばかりがこんな目に遭うのと嘆く人がいますね。 人生とは理不尽なものです、不条理なのです、そしてそれが現実なんです!」 と・・・。
その通りだと思います! 理不尽な現実を受け入れた時初めて進むべき道が見えるのではないでしょうか!?
どうしてと嘆いている人は、人をうらやみ、妬み、同じ所にとどまっているだけです。
しかし平野章三も理不尽な目に遭った経験なら負けません!
でも平野章三の場合はどんどん前に進んで行っちゃいますが( ̄ー ̄〃)ノヾ(≧◇≦。))))))) マッテェ!!
講演会は好評に終わり、その後金氏はロビーで本をご希望の方一人々にその場でサインをして、お声をかけていらっしゃいました。
本当に優しく配慮のある方だなと思いました。
もう一つ私が感動したのは、金美齢氏は自分が何をしにここに来たのかがちゃんと分かってらっしゃるという事です。
自分が何の為にここにいて、どの立場で何を言い、何をするべきかがきちんと分かっている人が私は大好きです〃⌒ー⌒〃 ~☆・:.;*
金美齢さん、あなたの生き方こそが、次代に伝える誇りという教育です。
一国の代表であってもそれが分かってない人もいらっしゃいますからね(-_-)・・・ハァ・・・
だからこそ今市民は、自民党の先生方に大いに期待をするのです。
C ・ J
2010年
11月
02日
火
市立幼稚園を、今後10年間で市街地にある幼稚園33園から15園に削減予定、そして、存続園の3年保育実施へ・・・
市立幼稚園は昭和42年度、5歳児全員就園に、そして少子化の進行により70園から46園にすることで2年保育を実施、又、子育ての情報、悩み、障害に対する相談等を行う幼児教育センターの役割を持つことにより、更に大幅な削減にあわせ3年保育の方針を打ち出した。
一方、園児の9割近くを私立幼稚園で担ってもらっている中で、公私格差があるままでの私立と同じ3年保育まで拡げると公立幼稚園の近隣にある私立幼稚園の経営に大きな影響を与えることになります。
そこで神戸市は民間の経営努力に十分配慮すべきであり、私は市の方針に厳しく対応していくつもりであります。
しかし、最も大きな問題は、政府が25年度より幼稚園と保育園を統一して 「こども園」 とする方針を打ち出したことであります。
公立、私立幼稚園の検討課題以上に、教育と保育の違いがある施設を一本化することは根本的に大きな運営形態の変更であり、国会の法案の見通しも含め、当面あわせて注視していきたいと思います。
神戸市会議員 平野 章三