神戸COMING・KOBEと9万人の台湾祭との音楽フェスが既に交流 台湾南部の屏東県(へいとうけん)との就航も含め神戸との交流協定に期待

平野 章三質問

台湾との経済交流について伺います

 

神戸空港の国際化により今後、アジア諸国とのチャーター便就航を見据えると、台湾との経済交流は非常に重要であります

 

鹿児島県では、昨年6月鹿児島と台湾を結ぶチャーター便の運航が再開されたことから、台湾南部の屏東県(へいとうけん)経済や観光分野の交流を深める連携協定を交わし、輸出促進や観光客誘致に取り組んでいます

 

屏東県は有数の観光地であり、中でも墾丁(ケンティン)国家公園は美しい海岸線や絶景が人気で、台湾のビーチリゾートとして日本人からも高い人気を集めています

 

その上、屏東県の周春米(しゅう・しゅんみー)女性知事は上畠議員とも親交が厚く、そのおかげで神戸にも非常に友好的で、神戸との連携をしたい旨の強い意向をお持ちです

 

現在、神戸観光局台湾桃園市とMOUを結び、観光交流促進に向けて総合プロモーションなどに取り組んでいますが、今後、空港の国際化に進む中で神戸経済をさらに活性化していくためには台湾屏東県とも経済交流に取り組むべきと考えますが、御見解をお伺します

副市長答弁

まず、台湾は2023年の訪日客数が韓国に次いで多い国でありまして、台湾からの訪日客のうち約9割は訪日回数2回以上、約6割は訪日回数4回以上とリピーターが多く、ゴールデンルート以外の地方への誘客が期待できるという状況でございますし、2023年1年間神戸市延べ宿泊者数はインバウンドの中で一番多い国であったという状況でございます

 

そういった状況も踏まえて2023年6月神戸観光局と台湾最大の空の玄関口である桃園国際空港を有する桃園市との間で観光交流推進と相互誘客を目的としたMOUを締結をさせていただきました

 

この覚書を基に、昨年12月には神戸観光局として桃園市石門マラソンにも参加をさせていただいて、PRブースを設けて観光交流促進にも取り組んだところでございます

 

そして、今年の6月には桃園市において教育旅行セミナーも開催をするというような状況もさせていただいてございます

 

この屛東県についてでございますけれども、本年1月に鹿児島県との間で観光交流のほか、青少年交流や芸術文化交流、農林水産物の販路拡大促進に向けての交流協定を締結されたと承知をしてございます

 

これまで神戸市としては、2020年のコロナ禍に屛東県より医療物資の寄贈いただきましたほか、2022年には当時の屛東県知事から表敬を受けるなどの交流があったところでございます

 

ただ、今のところ具体的な経済交流関係にはつながっておりませんので鹿児島県と屛東県との連携事例や、神戸観光局桃園市との連携事例も参考にしながら、今後双方にとってメリットのある交流の可能性を探ってまいりたいと考えてございます

平野 章三質問

神戸市海外都市間との経済交流は、大体実質的な中身がないというのが結構多いんですよね

 

この屏東県では、実は台湾祭というのがありまして、これは9万人のロックフェスを毎年行っております

 

一方、神戸ではCOMING KOBEというフェスがあるんですが、そこはもう優秀なロックバントの交流を始めてます

 

そこで、9月26日上畠寛弘議員( 東灘区選出神戸市会議員 )を中心に  神戸市の関係職員さんと私も参加させてもらい情報交換を致しました

 

その中でフェスなど台湾との交流の話をしますと、上畠議員からすぐに台湾へ連絡頂くと、女性知事の側近の方と話され

 

「昨日、できれば神戸何とか交流したいということを知事が言っていたところでした 」 との会話をされていました

 

屏東県は非常に積極的で、マンゴーとかコーヒーとか色々経済交流などももっておられます

 

これは、今後、韓国とチャーター便でつながろうとしていますが、この中で台湾はもう確実に入ってくると思いますので、上畠議員の強い人脈はありますが神戸市ももう少しそのつながりをつくってみたらどうかと思いますが如何でしょうか!

【 副市長 の答弁 】

チャーター便のお話もいただきましたけれども、今後神戸空港の国際化ということもにらみまして、多くの都市との間の交流というのを深めていくというのは大変重要な課題でございます

 

今、少しきっかけがあるというお話もございましたので、双方にとってメリットのある交流がどんな形で実現できるか検討させていきたいと思います

平野 章三質問

上畠議員の台湾とのすごい人脈と実力は、神戸市より非常に強いものを持っていますよ

 

本当に目の前で電話をしたり、今度一編行って話しをつけようと言うのです

 

ただ、神戸市動かなかったらできませんので、神戸市も場合によったら行っていただけますか。連携についてですね〜

 

副市長答弁

話をよくお聞きをさせていただいて、観光というような形になりましたら観光局適切なのかもしれませんし、その内容によってまた判断をさせていただきたいと思います

 

神戸市会議員 平野章三

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