【 平野章三の質問 】
5年度決算で3本の柱という中心施策からは神戸経済の活性化が見えて
こないのですよ!
経済観光局として神戸の将来における全体像をまず作ってから各施策を打ち出すべきと思いますが
何がしたいのかわからないのですが、どうですが?
【 経済局長の答弁 】
今回、確かに事業が並んでいるような状態ですが、あくまでも我々が
【 目指しているところ 】を達成するための手段であります
神戸経済の活性化をしていくということは、やはりこの地域の中でのお金がしっかり回る環境を作っていくということで、企業の方が神戸で仕事をすれば稼ぐことができるといったビジネス環境を作っていくというような取り組みをすることが我々の目指すところだと思います
一方で人口減少等が進む中で、域内の経済循環だけではなく、そこの拡大に合わせて域外からの様々な経済効果というのを取り入れていく、それが大きな方針であり、それぞれ事業については、いろんな手段だと思っています
【 平野 章三の質問 】
具体的には、例えば六甲山一つでも市長は前向きに事業を進めようとしているはずなんですよ
今、聞いていても六甲山の施策も面ではなくそれぞれが点なんですよ!
例えば神戸に着いてから六甲山までのアクセス,そして六甲山上でのアクセスなど含めて全体にどう売り込むのかという流れが全然ないので、全体像を作る必要があると思います
例えば、友人の中でインターナショナルスクールと高級ホテルを六甲山上に建設しようとしている輸入車販売会社は独自でプロジェクトをやっているのです
こういうところと本当に組み合わせて、全体像で六甲山上のアクセスをどうするか決めると、道路上にいろんな店が張り付いたりしますので、規制緩和を思い切ってするようなそんな構想がないのかなと思います
観光にしてもどこをメインにするのか、例えば、ハーバーランドからアリーナぐらいまでを中心にするなど …
ところがそこに経済観光局の顔が全然見えないんですよ
これも他の局とまたがるのですが、将来打ち出す中で各局と連携を取るなど音楽やスポーツなど、やっぱりメリケンを中心に打ちだしながら、絵を描いてから動き出したらどうかと思いますが、例えば六甲山なんかでは民間事業として独自でやってますが、連携が必要では!
【 経済観光局長の答弁 】
今、六甲山の民間投資との連携ということですけれども、我々も先ほど例示としていただきましたインターナショナルスクールの開校に向け、環境整備といったことには、連携をさせていただきながら取り組みをしており
今仰るように、確かにそれぞれの事業がバラバラで動いていたり、うまく人がきっちり繋がり、交通アクセスも含めてうまく流れているのかという部分のご指摘は非常に大事なことだと思ってございます
【 平野 章三 の質問 】
六甲山上の交通アクセスとともに、それぞれの観光スポットに人がうまく流れていく仕組み作りというのは十分ではないと思います
しっかり観光面での仕組みを作って事業予算をつけていかねばならないと思いますが
それが予算要望では各課のアリバイ作りになっているのではないでしょうか
酒造り一つみてもどういうふうに売り込むかなど全然見えてこない!
こんな形で今年度でも存在感が見えてこず、来年例えば25年より国際チャーター便運航が可能となり、万博も開催されるが、それらをどう対応するのですか
3空港懇談会で、神戸空港は神戸市以西を受け持つようにと言われてるが万博を支援するなら神戸市以東も入れて協力する必要があります
旅行業者や航空会社はこれから売り込んでいくのに神戸市の観光に対する対応が全く見えてこないのです
経済的な活性化を考えてみると、例えば
「 市長がメリケンに全然人がいないではないか 」と言ったようで、途端に港湾局がバタバタと金土日、土日、土日と、ずっとイベントを打ち込んだ
本来、神戸の経済観光局が一緒になってそういうイベントの協力をすべきでメリケンををメインにするならその方向で打ち出すべきと思いますが、如何でしょうか?
一つその前に 〜 港湾局と仲悪いのでは!!! 〜
【 経済観光局長の答弁 】
〜 仲悪くありません 〜
【 平野 章三 の質問 】
どうも 港湾局は独自で事業展開してますので連携取れてないと思いますね
連携取れてますか? どっかで港湾局と!
【 経済観光局長の答弁 】
特にウォーターフロントというのは神戸の顔になる場所でもありますし、それを観光に結びつけていくっていう視点では、ちょうど平成31年度にはこれまで港湾振興協会という組織ございましたけれども
やはりウォーターフロントを観光に押し上げていくっていう意味で、この振興協会を神戸観光局の中の組織に取り込みました。
そういった意味で、ウォーターフロントのいろんな取り組みと観光を結びつけるという、そういう関係性を作ってる
ところでございます
【 平野 章三 の質問 】
答弁はその通りだけれど、本当に具体的にプランが見えてこないんですよ
25年に向けてやっぱり勝負どころで、あと半年でしょ!
旅行業者とか、エアラインとかも顧客の対応していかねばなりません
そうすると、どういうルートで案内するか、お客を誘致するかいうことを決めていかねばなりません
だからそのための営業も神戸市はやっていかないとなりませんが、動けてないのでは
例えば外車の売り込みをするとしたら、六甲山に向け試乗をさせて上がると気分が良くなり、そのままこの会社のレストランで食事をしてもらいます
港が一望できゆっくりくつろげます
そうするとそのまま自然とサインして頂き、契約へと進んでいくというストーリ性があります
そしてそういう場所へ今後、高級ホテルも建設され、それぞれさらに組み合わせがされていくようです
今、神戸市も何か連携取られるとのことだがそのような話は全然聞こえて
こないのです
もっと民間と交渉し、事業に乗っかるべきでこういう絵を書くからアクセスも協力するから一緒にやりませんか!
との協議をすべきですよ
これ学校来るだけでも凄い上に、5万平米ぐらいの敷地に宿舎も建設するという状況ですが、このような民間と本当に連携が取れてますか
【 経済観光局長の答弁 】
やはり民間事業の様々な素晴らしい投資というものを、この神戸の観光に繋げていくっていうのは大事なことでございますので、我々も今、お話出たものについては連携はしてございますが
ウォーターフロントあるいは六甲山、いろんなそのエリアのポイントがあって、そのロケーションであったり、食事であったり、それをしっかり繋げて、我々としたら神戸で長いこと滞在していただく、そういった観光に繋げていきたいと思ってますので、一層連携してまいります
【 平野 章三の意見 】
神戸の魅力がないから、そんな簡単に長いこと滞在してくれませんよ
なので、空港を使いながら徐々に滞在も増えていったらいいと思ってますが
やはり何か、本当の基本構想欲しいです!
神戸市会議員 平野章三