学童保育は小学1年生の半数程度が来ている非常に価値ある時間〜有効に 学童保育の学習支援について教育委員会と連携し取り組みを進めるべきと

 

平野 章三質問

昨年度の決算市会では、学童保育の学習支援について教育委員会連携して取り組みを進めていくべきとの質問をし

 

教育委員会学童保育小学1年生では半数程度が来ている非常に価値がある場でありますのでサポートしますと答弁していたが

 

その後の進捗はどうなっているか、お伺いします

こども家庭局長答弁

学童保育の利用児童1万9206人で、増加傾向の中、特に1年生は利用率が高く半分にあたる5402名学童保育を利用している状況すので、しっかりサポートしていくことが重要であります

 

ご指摘も踏まえ、教育委員会意見交換を重ね、学童保育施設の職員向けの研修会を実施することとしております

 

研修会では、教育委員会の教員が講義を行う他、学童保育の学習支援の課題への対処・対応・質疑応答に取り組んでおります

 

さらに、学校と学童保育との連携に向け、校長会で依頼するなどし、各学校と学童保育施設との関係作りに努めており、学習支援の充実に繋がるように取り組んでまいりたい

【 平野 章三 の質問 】

学力は、教育委員会が全部把握していますので、全ての地域に同じように対応するのではなく、学力の高さ,低さ、地域差などを考慮し、特に厳しい環境にはサポートを厚くするというようなやり方をしていますか?  伺います

 

 

【 こども家庭局長答弁 】

学習支援が必要な児童が多い児童館学校連携し、例えば、宿題以外に10分程度の読書時間を毎日実施をしたり、個別テキストや個別指導、学生や地域ボランティアの活用等で取り組んでいます

 

そして学校連携し、学習支援に意欲のある場合などには地域の実情に応じ工夫が必要と考え、より充実するように取り組んでまいりたい

平野 章三質問

子どもの居場所づくり事業全校区で居場所を作ることを目標に事業を進めてきたと聞くが

 

どのような趣旨、方針で事業を進めているのか満遍なく1校区1か所以上で割り当てているだけで、事業目的が明確になっていないのではないか

 

両親共働きが多い、学童保育の登録率が高いなどといったデータに基づき重点的に支援するエリアを定め、そうした校区では居場所が多く作られても良いと考えるが、見解を伺いたい。

こども家庭局副局長答弁 】

子どもの居場所作りは子どもが放課後に食事や学習などを通し、全ての子どもが安心して過ごせる場所を確保するため身近な場所に設置することが重要で、全小学校区への設置を目指して進めてきたところです

 

小学校区によりましても複数の手が挙がってくる地域、あんまり多くない地域もあります

 

月1回や週1回また毎日とのところも様々で審査会を設け居場所の設置状況ですとか開催頻度、エリアの児童生徒数、利用状況などのデータに加え地域の状況を把握して、選定をしている状況です

 

平野 章三 質問

バランスを公平にやってるようでも公平だと私は思わないんですよ

 

子ども食堂は別として、学習支援の場合は地域に偏りがないようにすることはちょっと違うかなと思います 

 

逆に地域が偏ってもいいのでは! 

 

学校が終わったらすぐに塾行ったり、いろんなことで動いている地域もあり学校終わって家に帰っても両親が働いてる場合もあり、学習支援っていうのは必要なところに重なってもいいから手を差し伸べるという考え方の方が大事じゃないかと思うんですがどうでしょうか?

 

 

こども家庭局副局長 の答弁

現在は9割を超える小学校の校区327ヶ所の居場所が設置はされておりますけれども、やはり委員にご指摘いただいた通りの事情がいろいろある地域というのは様々ございます

 

本当に必要なエリアとか子どもさんのニーズ、ご家庭の状況などもあり学童保育教育委員会の方々と連携し、得られる情報がありましたら加味して生かしていきたいと思っております

 

平野 章三質問

こども食堂バランスよくするという考え方でなく、必要なところには重点的にという考え方からすると、こども食堂は本当にいるのかなと思うぐらいの所があります

 

基本的には居場所作りにはいいと思いますが、でもその内容をどんな形で精査するのか少し確認したいと思います

 

こども食堂の中には地域によったら、例えば もう食べに来る人いないから誰でもいいから来て、とにかく人数来てもらわないとかっこつかないと!

 

つまり,予算が取れなくなることにも繋がります

 

こういう地域は必要性がないのかなと思うんですね

 

なので、こども食堂必要性があれば同じように偏ってもいいと思うんです

 

 

こども家庭局副局長答弁

誰もが参加できる場所としてのこども食堂、いわゆる居場所作りの食支援を行っております

 

ただ食の補助金の適正執行のために事業実施の報告を求めております

 

それ以外にも区の社会福祉協議会のコーディネーター実施団体に対して現地に行って、そういったことがないか確認を行っております

 

平野 章三意見

学童保育の学習こども食堂の支援には地域ごとの平等さを考えることなく

必要性の高い地域には優先的予算配分してほしいものです!

神戸市会議員 平野章三

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