以前、歯科医師の先生方からむし歯予防効果としてフッ化物洗口の提案があり、一瞬驚き聞き直しました
平野 章三
「 むし歯の予防に効果がでると、歯科治療が減り診療にマイナスでは?」
歯科医師
「 これからは治療とともに定期健診で予防診療に重点を置く 」と言われ …
約1時間のレクチャーを受け、納得!
ただ、開業医の先生で約半数が定期健診的な診療をされてないようです!
☆ その後、平野は歯科医師会の先生方と保育園 そして幼稚園と保護者に時間をかけ、じっくりご理解頂きながら歯科医師会の先生方とフッ化物洗口を進めてまいりました
☆ さらに、歯科医師会さんはやはり次の段階として小学校のフッ化物洗口を要望されてきました
↓
ところが学校でのフッ化物洗口は働き方改革など教員の多忙化問題なども含め教育委員会事務局の協力はして頂けない状況でした
◎ ただ、健康局は小学校におけるフッ化物利用を児童・保護者に重要性を理解してもらい、すべての児童に対し効果の高い洗口を実施していきたいと考えています
そこで
= 第2回 神戸市歯科口腔保健推進懇話会において =
『令和7年度からの全市(全校)展開』していくための 具体的な実施方針の意見がまとまりました !
【 その内容は 】
○ 小学校
160校 週1回 早朝2時間にすると 約15億円
○ データによる【 むし歯の多い重点小学校 】
60校 にすると 約7億円
○ それを1学年だけにすると
60校 ×(150〜200万円)約1億2千万円
○ 他は 洗口液配布
小学校7万人×1700円 1年分 約1億2千万円という
非常に予算的に厳しい状況の中で下記の通り方針決定!
ーーー 記 ーーー
☆ 重点校60校の1学年だけ洗口を実施 ( 重点校の児童は予防効果の高い集団洗口で健康格差の縮小につながる )
☆ それ以外の児童には家庭に洗口液の配布を行う
( 洗口液を配布することで予防効果が期待でき全学校を対象に事業展開していくことになります )
ーーー ーーー ーーー
以上のように
フッ化物利用の事業目的と7年度から段階的に全市展開を考え学校での洗口と配布の組み合わせを基本的施策となりそうで!
これで予算や人材確保の厳しい中において当面、フッ化物利用と令和7年度から段階的に全市(全校)展開ができることで
【 健康局のフッ化物利用の努力対応については評価できるでしょう❗️ 】
神戸市会議員 平野章三