【 平野 章三 の質問 】
市役所2号館建て替え計画について伺います
都心・三宮の再整備 と都心・ウォーターフロント の活性化とをつなぐ2号館の “ にぎわい ”づくりは重要なので、その地下の施設計画はどのようなになってますか
本来、発注したら普通は施設内容がほぼ示されますが、まだ方向が決まってないようですが…
2号館を “ にぎわい ” をメインにするような表現をしてるけど、何故“ にぎわい ”になるのですか、ホテルがきたから“ にぎわい ”だということだけでは考えられないです
私は以前から言ってますが、まだ設計が決まってないようであれば、地下の空間に可能であればライブステージも設置したイベントの広場にすれば、三宮から地下で雨に濡れず、商店を通りながらそのままイベント会場に入れますし、音響の問題もでてきません
来場者が地下商店街を利用されると商店での売上が上がることなどにより、それが“ にぎわい ” に繋がったりしていきます
つまり、口だけの “ にぎわい ” やったら意味ないと思うので、この具体的な提案についてどうか、お答えください
【 都市局都心再整備部長 の答弁 】
新2号館ですけども、地下1階に音楽ライブハウスとかそういった提案は選定した民間事業者からの提案が出てきておりません
それで、複合施設として様々な諸室を配置する中で、そういった音楽ライブハウスとかに割くスペースを確保することは難しいと考えてございます
一方で1階の市民利用空間、ここにつきましては……
【 平野 章三 のこの答弁に対する意見として 】
「 そういった音楽ライブハウスとかに割くスペースを確保することは難しい 」と答弁するが、地下施設などの計画内容が未だ示されていないのに、何故スペース確保が難しいと答えられるのか?!
おかしな答弁であります
しかも「 選定した民間事業者からの提案が出てきておりません 」 などと都市局は関わってないような発言の上、民間事業者に丸投げしている感じの姿勢は、これほどの大規模プロジェクトを担当していてよいのか?
甚だ疑問を感じざるを得ません⁈
つまり、都市局担当部局には発想がなく業者任せで、全く“ にぎわい ”を考えている様子もありません
さらに都市局担当者は、市民利用空間について説明し始めたので、答弁を遮りました
何故か? 市民利用空間が唯一都市局の発想のように発言しかけたためで実態は民間事業者からそのスペースを神戸市が買い取るだけの話で、そこに発想力も何も見えてこないのであります
せめて素晴らしい“ にぎわい ” を生み出す提案を示して頂きたいものです!
神戸市会議員 平野章三