東南アジアに海外事務所を設置し企業の海外進出や現地企業誘致に調査費!

平野 章三質問

神戸市は神戸の企業などに東南アジアでのビジネスを支援したり、現地企業の誘致などを目指して、シンガポールを中心に東南アジアに海外事務所を設置すべく調査費を計上しました

 

その際、東南アジアにおける高いスキルを持った人材の確保にも同時に取り組めるような拠点を検討するとのことであります

 

そこで、この機会に国の特定技能制度の対象事業分野の活用も考えた場合、例えば介護分野において東南アジアから人材を受け入れ、技術の習得により永住とともに御家族にも同居いただくという好循環を創出し、人材交流人口減少対策、労働力確保などの諸問題への対応につなげていくことを目指すべきであります

 

加えて、ノーリフトケアの発祥地である本場オーストラリアの施設が日本から研修生を受け入れ、スキルアップに協力してくれるような話もあります

 

そこで、介護士看護師の中には自己研鑽として自費でも参加したいという方が多くおられますので、そのような育成研修に人材を送り出す窓口を市の事業として設置し、将来的には東南アジアの拠点との連携により人材育成・人材供給の受皿にもなるべきと考えます

 

窓口運営の手法は、事業者への委託でも、介護テクノロジー導入促進事業の1つとして付加する形でも構いませんが、御見解をお伺いをいたします

 

企画調整局医療産業担当局長答弁

東南アジア方面からの人材供給の受皿という話と、介護人材の海外における研修と、この2件であったと思います

 

まず、外国人の介護人材の確保という点につきましては、神戸におきまして令和3年度大学発アーバンイノベーション神戸の採択事業の1つとして特定技能制度を活用した外国人高度専門人材育成プロジェクトにおいて、介護分野にて実施されているというところでございます

 

その実績を踏まえ、さらに取組を進化させるべく、大学都市神戸産官学プラットフォームにおきまして、優秀な外国人介護人材の就労・定着を目的とした神戸外国人高度専門人材育成プロジェクトというものを実施する予定でございます

 

その事業の進捗なども踏まえ、福祉局とも連携しながら、どのような取組が引き続き必要になるか、こちらも検討・研究してまいりたいと考えてございます

 

また、介護人材の海外における育成研修につきましては、介護現場においてどのようなスキルにニーズがあるかというところを整理すべきというふうに考えてますので、福祉局において特に研究することが必要であると考えて

ございまして、本日の御指摘についても福祉局にもお伝えしつつ、検討してまいりたいと思っております

 

 

平野 章三意見

 

見事に福祉局との検討が多いのですが、平野福祉局と協議しましたが特定の介護関係者に偏りが感じられることで、産業化として展開していくという見通しが感じてきません?

 

出来れば企画調整局医療産業化とともに介護産業としての視点で具体的にスピーディな事業展開をしていかなければ、検討ばかりでは民間事業者がついてこなくなるでしょう

 

早く、役所的感覚から民間視点切り替えるよう

 

今後は要望していきます!

 

神戸市会議員 平野章三

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