【 平野 章三 の質問 】
今後、神戸空港が国際チャーター便を確実に就航につなげていくには《 神戸の魅力ばかりにこだわらず発想の転換をし、より広域的な視点から》
【 インバウンドとともにアウトバウンドも含め】
海外のエアラインや旅行会社などに
《 積極的な商品開発 》をお願いをし、神戸空港の高い利便性を発信していく必要があると考えますが、如何でしょうか?
もう1点、昨年
【 関西3空港懇談会で神戸空港の在り方として 】
《 神戸市以西の新たな市場開拓の積極的な取り組み》として、関西3空港の需要拡大に貢献すると
【 明確に明記されたことは非常に重要な合意事項 】であることから、広域的な視点から神戸空港の持つ市場の大きさを強く発信していかなければなりません
経済観光局からは神戸を起点として他都市に足を延ばす【 神戸観光圏 】という考え方の答弁があったが、神戸空港国際化本部のメンバーである《 企画調整局、港湾局、都市局、経済観光局 》の4局で新たな市場開拓に向けた【 広域的な視点として、どのエリアまで 】取り組んでいこうとしているのか、併せてお伺いします
【 副市長 の答弁 】
まず、広域的な視点からの取組について
神戸空港は都心に近く、地方空港とのネットワーク―が12路線そして新幹線や海上交通が充実した
《 高い利便性を持つ空港 》であります
ご指摘のように、空港利用者の利用圏域や観光コンテンツを広域的に捉え【 インバウンド、アウトバウンド双方の需要開拓 】が非常に重要であります
国際チャーター便は、旅行会社が商品の開発を行い、主に東アジア、東南アジアで開催される旅行博覧会などを活用しながら、各国の航空会社や旅行会社を訪問し、観光ニーズや嗜好傾向、訪日旅行商品の実情などをヒアリングし、誘致に向けた調査活動を行っています
今後、国内外の航空会社や旅行会社に対し、神戸のまちの魅力、市場の大きさなどを積極的にPRし、魅力的な旅行商品開発を促し、2025年の国際チャーター便、さらには2030年前後の国際定期便の就航につなげてまいりたいと考えています
それから《 新たな市場開拓にどのエリアまでを視野に 》入れているのかですが、姫路市や豊岡市などの兵庫県北西部や本市と連携協定を締結している淡路島3市、高松市、小豆島というインバウンドから人気の高い瀬戸内海エリアなどの中四国方面までが神戸市以西の新たな市場開拓エリアと考えています
ご指摘のように【 神戸空港の利用圏域を広域的な視点で捉え 】新たな市場開拓に積極的に取り組んでまいりたい
【 平野 章三 の再質問 】
その中で、特に神戸市が連携協定を結んでいる
【 淡路島3市との連携は、非常に重要な時期を迎えている 】と思います
その淡路島は近年カフェやレストラン、宿泊観光施設など次々オープンし、島全体が総合的なリゾートとして人気も急上昇しており、
特に最大限の連携協力をしていくことの必要性について神戸市の方針を伺います
なお、車で淡路島へ行く人が明石海峡大橋を利用すると、神戸を通過してしまうケースが多いことから、
例えば【 神戸空港とメリケンパークや須磨海岸などから淡路島へ船で渡るような海上交通の連携・協力 】をすれば、神戸淡路間双方の観光分野の活性化につながるのではないかと併せてお伺います
【 副市長 の答弁 】
ご指摘の淡路3市との連携協定は、圏域のPRや相互の交流人口の増加
産業観光資源活用のため、令和元年10月に提携しており、神戸以西の新たな市場開拓の観点では、令和5年2月の締結の高松市、土庄町、小豆島町との連携協定も活用していきたいと思います
海上交通は今年度須磨と淡路島を結ぶ海上航路2ルートの実証実験で検証を行ってまいりたいと思っています
さらに、海外の旅行会社を招聘し
【 空港から須磨エリアや淡路島を周遊するプロモーション 】も予定をしています
今後、神戸空港の国際化を機に淡路島での宿泊や観光施設利用者に対し、
神戸の夜景や神戸ビーフなど食文化など神戸の魅力を発信し、相互で観光客
の誘致を促進していきたい
いずれにしても、淡路島の3市を含めた周辺地域との連携は非常に重要と考え、引き続き活性化に取組みたいと考えています
【 平野 章三 の意見 】
《 ファムトリップ 》もまだ動けていないと思うんですけど
海外から旅行業者などを招いての対応なども一度考えていてください!
神戸市会議員 平野章三