いよいよ神戸空港が国際空港として羽ばたくことになるが 〜
まずチャーター便の取り組みは定期便と違い、
知名度がない中、往復の乗客確保が求められ、
エアーライン、旅行業者など民間事業者の協力が不可欠なのであります
そのためにはまず、国際プライベートジェットの運行が重要であります
何故なら、以前からこのことを指摘してきましたが、総合的なサービス
つまり、整備、燃料、格納庫 ( 最低でもトップセールの機体が2機収納可 )
冬のオペレーションとしてスノーバー作業車、ケータリング、フライトプランサポート、税関手続き、地上での交通手段とそのサポートなどの充実したトータルサービスが提供できれば、
国際プライベートジェットとしての神戸空港が各国から認知されることなります
そして、このプライベートジェットの知名度アップにより、特にCIQ【 税関(Customs)、出入国管理(Immigration)検疫(Quarantine)】が
2025年から国際チャーター便・2030年から国際定期便の就航に向け常設出来ることになるよう期待したいと思います
特に、プライベートジェットは現在アメリカからでも日本へのフライトは常にありますので、神戸空港の国際線としての知名度は一気に広がることになるでしょう
そのために港湾局はこの事業運営を民間委託することになると思いますが
重要プロジェクトを取りまとめている企画調整局としてはどのように考えているのか 〜 お伺いしたい
【 企画調整局長の答弁 】
プライベートジェットは港湾局で進めておりますが 〜
今、全世界でのプライベートジェット機は 約 3万6 千機 ほど
アメリカでの発着回数は 約276万回
日本国内での発着回数は 約 1万7千回( 関西圏は1割程度 )であり
逆に言えばそこに伸びる可能性があると思います
神戸空港のプライベートジェット受け入れに関しますと、3空港懇談会やサウンディング調査でも将来需要が見込まれておりますので、格納庫や駐機場、旅客施設を含めた専用施設の整備・運営支援など一体的サービスの提供出来る事業者の公募を近日中に開始すると港湾局から聞いています
2025年に向け、ここが解消されれば非常に重要なCIQ の常設化にも期待でき、チャーター便や2030年度からの定期便の就航につながりますので
この機を逸することなく庁内で横断的に取り組み、経済界や県などともに進めてまいります
【 平野 章三 の再質問 】
もちろん整備は港湾局ですが、企画調整局は重要プロジェクトの司令塔の立場でありハード面とは別に神戸空港の国際化に向けた発信や乗客確保などソフト面で全力で取り組まねばなりません
特に関西全体から見てもプライベートジェットには批判的な面がない上、駐機場や格納庫など設備面でも十分対応でき、アクセス面で利便性が高いなど他空港と比較して有利であり、神戸空港の国際化として大きなチャンスであることは間違いないでしょう
なので、早急に就航できるようにと思いますが、時期的をどのように考えておられるのか、お伺い致します
【 企画調整局長の答弁 】は
具体的に港湾局のスケジュールまでは把握していないが、神戸空港でのプライベートジェット受け入れには高い評価がされており、今後事業者公募に向け、CIQの常設化も含めプライベートジェットが先行するだろうと思いますのでしっかり取り組んでいきたいと考えています
【 平野 章三 の意見 】
整備は港湾局だが全体をコントロールされているのは企画調整局なので
主導権とスピード感をを持って進めて頂くことを願っております!
☆ 尚、この後神戸市はすぐに
『 神戸空港島におけるプライベートジェット関連事業者の公募 』として動き出しましたので、
今後も引き続きご報告申し上げます!
R5.6.12 企画調整局
神戸市会議員 平野章三