【 平野 章三 の質問 】
神戸の魅力が非常に弱く、国際化に向けての神戸空港の知名度がない中
しかも、定期便と違ってチャーター便の運行となると非常に難しいハードルを乗り越えなければならないことになります
同時にプライベートジェットの運行も総合的な受け皿を持つことで神戸空港の知名度アップの効果が上がることから積極的な推進も必要であります
そこで、司令塔としての企画調整局の調査費が1千万円程度、
予算要望にも、9月補正まで待たねばならないという【 情け無い現状で 】
今、どのように動かそうとしているの伺いたい?
【 企画調整局長 答弁 】
2025年国際チャーター便の誘致・実現には単なる調査では難しく、司令塔としての企画調整局が経済観光局、都市局、港湾局とともに
一つの組織体として共通の課題認識をもって動かしていきます
その中でチャーター便のノウハウなどはなく、訪日観光データの分析や旅行会社のニーズ等々の調査が必要と思っています
その場合、企画調整局としての予算は1千万円ですが、各局も含めて予算執行をしていき、不足については補正なり、予備費なりを行財政局とも相談していきます
あと、関西万博に伴うインバウンド需要増を契機に、神戸への観光需要をいかに増加させるかなどについては、各都市の就航ネットワークの活用、連携協定を締結している瀬戸内での淡路三市などとの連携も必要と考えています
【 平野 章三 の質問 】
神戸空港国際化に向けてのチャーター便など、様々な対応には民間事業者の協力が必要であり、その他関西万博は神戸空港からヘリを活用したり
プライベートジェットを効果的に受け入れたりすることになるが神戸市が中心になるのではなく、民間企業を動かさなければならないので、そのための予算として本当は十分な予備費を持って動くべきと思いますが!
【 企画調整局長 の答弁 】
実際チャーター便は双方向の需要に対応するのに知見とかネットワークなどは、市役所の職員より外部人材の方があると思うので、東南アジア、東アジアの国々の情報ですとか、航空事情に精通している経済界など関係者からアドバイスを頂くことも考えております
こうした外部人材の活用については関係各局でリストアップするような形で話をさせて頂いているところであります
【 平野 章三 の 意見 】
☆ 神戸空港は国際線としての知名度がなく、チャーター便の誘致は非常に難しい中、相手国との双方向の乗客確保が求められます
そのためにはエアーライン、旅行業者など、民間企業の協力が不可欠であります
さらに、国際空港としての知名度アップはプライベートジェットの誘致に向けた総合的なサービスの受け皿となりうる民間の運営事業者を最優先で決定しなければなりません
何故なら、2025年の関西万博までに
【 神戸国際空港として 】
いち早く各国に定着させる必要があるからです
このように多額の予算と限られた時間の中で様々な対応が求められますが
是非とも乗り切って頂きたく、期待したいと思います!
5月19日(企画調整局)
神戸市会議員 平野章三