神戸は医療産業都市づくりを進めてすでに20年以上経過しました。
一時は500 社を目指すほどの勢いをみせていたのでありますが、ここ最近は
370社ほどの集積から出入りがあるものの
伸び悩んでいるような感じがします。
それは退出していく企業も多いからでしょう
ただ、問題なのは企業数ばかりにこだわることなく、進出企業の開発から
【 事業化への支援をもっと手厚くすべき 】と
再々質問などで申し上げてきました
☆ それは、以前【 医療関連の病院、大学、研究機関、企業 など】から
ポートアイランド2期に『 交流出来る憩いの場が欲しい !』との要望を頂いたことがあり
非常に重要であるとわかったからであります
☆ つまり、医療関係者と医薬品や医療機器など個々の開発企業とで
【 事業化への協議の場も求めていた 】のであります
そこで、平成26年予算本会議にて
【 交流施設 】についての提案をしました !
◇ 【 神戸市長 】は
「 意見交換するようなフランクな場所が足りないという認識は率直に持ちますので、それも含めて(平野) 議員からの提案を参考に検討させて頂きます 」と答弁されました
□ 当初、平野は交流施設をポートアイランド2期に提案しましたが
□ その後、神戸市は神戸三宮阪急ビル15階に「 ANCHOR KOBE 」
という会員制交流施設を設置し、民間2社に運営責任を全て任せたのであります
★ その結果、医療現場の集積している医療従事者からは距離があり、
「 ANCHOR KOBE 」での会員登録もないため
利便性の面でも【 交流施設の活用が実質されていない 】のが現状なのであります
★ その上、今や神戸市は【 医療産業より 】〜
大学、企業、I T を 含めた【 スタートアップの交流の場 】としての活用を重要視し始め、500startups等の華やかな起業支援策に重きが置かれすぎて、医療産業都市の進出企業に対する対応が疎かになり参画する業界が偏ってきたようであります
☆ 医療産業都市神戸〜と言うなら・・・
例えば、地方独立行政法人神戸市民病院機構や医療・新産業本部などが
アンカー神戸の特別会員になり、医薬品・医療機器の企業などと【 積極的に交流出来る場を提供し 】
事業化に向けて【市民貢献 】が出来るよう、
もっと本気の努力すべきでしょう ️
◇ ただ、この問題を本会議にて質問しましたが、持ち時間の関係で答弁は求めませんでしたが、
質問主旨についてはご理解頂きたく
よろしくお願い申し上げます
2021年12月8日(本会議)
神戸市会議員 平野章三