◆ 高度経済成長時代に工場排水などにより
瀬戸内海の水質が悪化した事で
環境省が 「 瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)」で厳しい規制をかけてきました
◆ そのため、近年は 《 きれいな海になりすぎ 》
海の生物に必要な《 栄養源となる窒素やリンの濃度が下がり 》
《 漁獲量が激減 》していたのであります
★ 【 養殖のり 】についても、高度下水処理場での放流水の
【 温度が高く】また【 真水が海水面を走り】広がることで
【 品質や生産量にも影響する 】との不安の声が
漁業者の皆さんから常に上がっていました
☆ そこで下水処理場からの放流水を外気温に近づけることを求めた結果、
【 “ なぎさの池 ” を整備し 】一旦放流する事で
少し温度を下げることができました!!!
★ ところが【 真水による悪影響 】は改善出来ませんでした
◎ 毎年、垂水処理場漁業関係委員会「 のり小委員会 」で【 水質・水温などの調査・協議 】を繰り返してきましたが
● 垂水処理場放流水がのり【 養殖に影響がある 】との
明確な根拠を【 科学的に示すまでには至らず 】
本格的に対応するにはなかなか難しい問題でありました
☆ しかし【 他都市では既に海水混合の施設が 】整備されており
そのことを踏まえ、何度も強く提案してきました!
☆ その甲斐あって ☆
垂水処理場《 放流水の増量 》を予定している時期にあわせて
2019年9月 神戸市下水道部として
処理水と海水を混合してから放流する
という方針を示されたのであります
そして、2025年頃に《 海水混合施設整備を行うことで庁内の合意 》が得られました
☆ 早速、のり小委員会に報告すると
《 真水と温度の問題が同時解決 》されることになるので 〜〜〜
本当に喜びを噛み締めながら “ ほっとされていました ”
◎ ただ同じなら「整備時期を早めてほしい!」との申し入れを受け
来年度 ~ 【 2021年9月末頃に前倒して 】稼働出来ると 2020年7月29日の “ のり小委員会 ” で正式に報告がありました
☆ 長年 ~ 漁業組合の皆さん方と一緒に戦ってきて ~~~
《《《 要望・提案 そして実現出来ましたこと 》》》
喜びも ” ひとしお ” でした !!!
神戸市会議員 平野章三