◇ 令和 3 年度の介護報酬改定による
厚生労働省の介護事業方針に
大きな変革が示されたことは非常に驚きました!
それは介護事業などに【 ノーリフティングケア 】を活用し
介護加算により様々な効果を誘導していく狙いがあるのでしょう〜
【 結果的に介護予算の軽減 】を図っているように思え、この手法にはとてもお役所センスとは思えないほど
実に見事な介護政策であり素晴らしいものであります!!!
☆ その、厚生労働省が推進する「 ノーリフティングケア 」 とは
◎ 介護する側、される側、双方において安全で安心な
持ち上げない・抱え上げない・ひきずらないケアを
=== ノーリフティングケア === と呼びます
一方で
◇ 介護産業におけるノーリフティングが全国的に注目を集める中
神戸市内に拠点を構える【 一般社団法人 日本ノーリフト協会 】も
国内外の企業との連携や【 先進的 】な研究を行っています
☆ 厚生労働省は ノーリフティングケアの取り組みで
~ 介護職の腰痛を防ぐ、業務負担の軽減、職場の定着、 研修・プログラムなどで 〜 様々な効果を挙げている事業所に【 介護評価加算する方向 】であり、
厚生労働省が開催する
社会保障審議会では委員の多くが加算方式に賛意を示しており
年内にも大枠の方針が決定するようです
☆ この === ノーリフティングケア活用 === には
ノーリフティングを指導できる自治体や団体とともに、
介護セミナーやトレーニング、介護技術の習得、介護機器メーカー
など様々な介護関連事業での連携が必要になってきます !
【 平野 章三 】質問
☆ 厚生労働省の令和3年度介護報酬改定でのノーリフティングケア
推進の取り組みは、介護事業のあらゆる関連につながりますので
神戸市として介護加算する方針についての評価をお聞きしたい
【 恩田 副市長 ( 福祉局担当 ) 】答弁
【 国がノーリフティングケア推進 】を取り上げていることについて
介護現場での腰痛予防、介護職員の負担軽減、人材定着などの
観点から【 ノーリフティングケアの普及は重要 】であると認識して
おり、介護報酬見直しの最終段階なので注視してまいりたい
【 平野 章三 】質問
そこで、厚生労働省の方針に沿って ーー→
神戸市が主体的にノーリフティングケアを活用し
家庭向けセミナー、介護施設、企業などの研修・技能学習、人材育成などの事業展開ができるのではと思うが如何でしょうか
【 恩田 副市長 】答弁
「 ノーリフティングケアの活動団体であります
【 一般社団法人ノーリフト協会 】は神戸市内に拠点をもって活動しており、
こういったところと連携し、介護事業者向けの研修会、市民向けのセミナーなどしっかり取組みを進めていきたいと考えてます 」
との具体的な答弁をされました
【 平野 章三 】質問
介護事業の 産業面からの取り組みも進めて頂きたいが考え方は
【 今西 副市長 ( 企画調整局担当 = 産業分野 ) 】答弁
ノーリフト協会もありますで、神戸で介護機器などの開発を行い、ノーリフティングが普及するということの
【 中核になれる 】ような取り組みをしてまいりたいと思ってございます
◇ このように、ノーリフティングケアを活用した介護事業は
福祉局と企画調整局との連携が必要でありますが
両・副市長とも前向きに取り組まれるとのことなので、
☆ 今後は連携・協力頂き、神戸市が介護事業と介護産業の拠点になっていくことを期待したいと思います ☆
神戸市会議員 平野章三