驚きの教育長答弁!  教職員人事異動に小・中学校間異動の 導入を提案 教育長は小・中学校間・校種間異動を進める必要がありと明確答弁!

=== 本会議で重要な教育政策議論 ===

→ 長文なので映像もあります

 

教職員人事異動令和 3 年度より教育委員会事務局主導による

新たな運用で本格実施をするとのことですが 〜

 

その異動方針はおそらく

教職員に対する組織風土改革 】を中心

としたものでしょう

 

◇ しかし、本来は童・生徒に教師が向き合えるような教育環境を見据えた人事異動であってほしいものです 〜 

そこで  ( R . 2 . 12本会議にて )

 

平野 章三 質問

「 例えば、新たな人事異動方針が  小学校の深刻な

学級崩壊対策学力向上施策 】等の視点から

 どのような成果をあげられるのか 」

 

教育長 答弁 】

「 今年度より地区統括官が学校訪問し、多角的、組織的に教職員の人事評価を行い、課題が生じている学校学力向上に重点的な取り組みを必要とする学校などに優れた教員を配置する 」とのこと

 

 

  新たな人事異動方針とは 〜

よくわからない = 今までと同じ〜?

 

  今年度配置された8 人の地区統括官も 〜

成果が見えない ???

★ そこで、R 2.11.30 教育こども委員会で【 質問 】した内容は

 

 < 学級崩壊の件数 >

 < それに伴う教師の休職人数 >を聞きますと

 

小学校全体 】で 4 3 1 名

うち療養【 4 1 名 】との答弁でした

 

保護者が学級崩壊していることを学校に訴えても学校内で出来るだけ解決しようするので

→ 保護者の声は届かない

 

 統括官にも→ 学校現場の声が届かず把握も出来ていない状況

 

 === そんな訴えの相談が最近多くなってきました ===

 

 ☆☆☆ その中で、ある保護者から印象的な言葉が! ☆☆☆

 

 ◇ 【 学級崩壊は現実としてあるもの

 ◇ 【 学校現場では学級崩壊の公表には慎重姿勢にならず

 ◇ 【 教育委員会事務局にすぐ報告協議し、協力を求める

 

  ☆ 学校現場にそのような教育環境づくりをすべき ~ と ☆

★ 何故なら ~ 【 担任教師の授業放棄 】などがあれば

ー→ 【 保護者にとっては深刻 】な問題であるからです

 

☆ つまり、学級崩壊になったことより      

その後の対処 】が最も重要なのであります ☆

 

学力向上施策の問題も一例をあげると 〜

 全国学力テストでの成績は、政令都市20市のうち毎年

中学校は4 ~ 5 位 】なのに【 小学校は15 位前後 】であり

 

小学校の学力向上にも → 指導体制を整えなければなりません

 

 

☆ そこで【 平野 章三 ( 令和2年12月本会議にて ) 】は

級崩壊や学力向上の対応に ~ 小・中学校間の教員人事異動を導入しては 」 と質問・提案しました !!!

☆ それを受けた【 教育長の答弁 】は

ー→ 実に素晴らしい️!!

 

小・中学校・校種間異動を積極的に推進する

はっきり 基本方針 に掲げている」

 

(現状)教員免許保有者は

中学校の教員小学校免許をもっているものが16.3%

小学校の教員中学校免許をもっているものが47.3%

校種間連携につきましては
「 専門的で質の高い授業機会を創出することができ ~学力向上にもつながります 」   

「 異なる経験で教員の能力開発、質の向上に資するという多くのメリットがあると考えております 」

    

「 この学級の安定運営を図っていくためには、教員の配置にあたり生徒指導に関する能力、児童に対する共感力、わかりやすい授業力こういったものを展開できるスキルなどを備えた教員の配置が求められていますので 〜

小・中学校間の校種間異動を進めていく必要があると考えております

 

 

 

☆☆☆ このように【 教育長 】は

=== 小・中学校間の校種間異動 === について

 

  重要な教育政策の必要性明確に打ち出すという

 

   意気込みが感じられた ~

実に見事な答弁でした!

 

● ただ、残念なことは ●

〜 教育長答弁において

  校種間異動ははっきり『 基本方針 』に掲げている

と明確に答弁された通り

 

教職員人事異動方針 ( 令和 3 年 4 月 定例異動 ) 】には記載されていますが

方針であり 実効性は伴わない

 

▲ 異動があってもあくまで限定的なのです ▲

 

◆ 問題は→️【 令和 3 年度 教職員人事異動要領 】️に記載なし 

  つまり → 3 年度の人事配置には実行される予定なし

 

️ このように教育長の素晴らしい本会議答弁であっても ~

方針と要領 】を → 使い分けるのがお役所独特の手法なのです

 

☆ そこを厳しく指摘し、後日に担当部長に『 教育長答弁内容 』を

来年度予算校種間異動推進を記載をするよう申し上げました ️

 

それでなければ 〜 ( おそらく教育長のやる気 × 事務局との葛藤? )

 

★ ただ、ここまで本気で「 必要 」と教育長が感じておられるのですから

是非 小・中学校種間異動 実行していただきたいものです 〜

神戸市会議員 平野章三

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