◇ 文部科学省の方針を受けて、
神戸市教育委員会が2019年3月に
神戸市立学校園 〜 働き方改革推進プラン
を策定しました
◇ しかし、「 学校園における働き方改革への文科省の方針 」はこれまで、児童・生徒の 学校そして学校以外 の活動について
保護者の方々には
=【 今まで学校がやってくれて当たり前 】 =
と思い込んでこられた学校環境でしたので、
今後 相当踏み込んだ改革がなされることに、
どれ程ご理解が頂けるかが最大の課題なのです!
=== その主な教職員の働き改革の方針とは ===
◇【 学校以外が担う 】べき業務
1 登下校時の見守り活動の実施に関する対応
2 放課後から夜間などにおける見回り、児童・生徒の補導対応
3 学校徴収金の徴収・管理
4 地域ボランティアとの連携調整
◇ 学校業務だが、必ずしも【 教師が担う必要のない 】業務
5 調査・統計等への回答
6 児童・生徒の休み時間における対応
7 校内清掃
8 部活動
◇ 教師の業務だが【 負担軽減が可能 】な業務
9 給食時の対応
10 授業準備
11 学習評価や成績処理
12 学校行事等の準備・運営
13 進路指導
14 支援が必要な児童・生徒の家庭への対応
以上のように、保護者からは予想し難い程、膨大な働き方改革の
実施内容が盛り込まれているのであります
◆ この事について、このまま【 保護者に理解を求める 】努力を怠り、【 問題を先延ばし 】ていく事で、改革実施の波が差し迫った時
教育委員会事務局、学校教職員と保護者・児童・生徒との間で【 大きな確執が生まれ不満の波が 】一気に押し寄せてくるでしょう
☆ 何故、このような問題を必死で取り上げているかと言いますと ☆
◆ 文部科学省からの改革方針を受けて【 神戸市は推進プラン 】を作成したものの
《《《 その冒頭の文面には!!! 》》》
様々な多忙化対策の取り組みを行ってきましたが
教職員の長時間勤務の抜本的な改善には至っていません
と、教育委員会事務局の 【 言い訳 】としては ~ 何と情けない?
そして、未だに〜
その時々の課題解決だけに走り続けています
つまり、文科省の方針を教育委員会事務局は
各学校園に【 ただ伝達するだけ 】で、
現場に寄り添い、具体策を示すと同時に
保護者児童・生徒への【 理解と協力を 】求めていく事を【 怠っている 】のです!
ーーー ーーー ーーー
☆ 文科省の具体的方針を見てみますと( 部活動だけを一例として)示してみます
教師の、本務( 本来の任務 )は授業である
✔ 部活動の設置・運営は法令上の義務ではなく、必ずしも教師が担う必要のない業務
✔ 将来的に【部活動を学校以外が】担うことも積極的に進めるべき
✔【 過剰な部活動時間 】削減に伴い、登校時間遅らせ/ 下校時間早め → 地域や保護者へ理解を求める
部活動改革の推進を目指し 〜 その第一歩として
「 令和5年度以降ー→休日の部活動を段階的に地域移行 」を
( 2023年 )
進めていく方向性が示されています
文科省は
☆ 部活動は【 教師の献身的な勤務 】に支えられており
【 希望しない教師は 】部活動に携わる必要がない ☆
これまで当たり前のように行われていた部活動が
希望しない教師は部活動に携わる必要がない とは〜〜〜
=== 保護者からはかなり深刻な問題と ===
受け止められています
↓↓↓
◆ 今後の部活動改革をある学校でアナウンスしたところ ◆
=== 一気に【 不満、不安が沸騰 】したのであります ===
そこで《《《 本会議場で教育長との質疑応答 》》》
【 平野 章三 】の質問
働き改革の部活動について、本市としてどのような具体的指示を?
【 教育長 】の答弁
「 ガイドライン策定し教員の長時間活動に外部顧問・支援員を配置 」
【 平野 章三 】
顧問、支援員などの配置は、それぞれの時点での対応として当然!
しかしながら、 改革推進の第一歩として
令和5年度( 2023年 )以降は ーー→ 休日の部活動を段階的に地域移行を進め、部活動の【 指導を望まない教師 】は従事しないこととする
このように具体的な改革方針が間近に迫っているがどう思うか?
【 教育長 】
「 休日の部活動については、国の動向を注視しながら検討したい 」
「 学校園・保護者に対しては広報を通じて状況をお知らせします 」
↓ ↓ ↓
このような教育長の答弁は 〜
2023年に向けても未だに『 検討 』とは 〜
まったく【 緊迫感もなく 】!!!
部活動だけでも〜関心の高い改革を〜
【 紙切れ一枚の広報 】とは
◆ 結果、今の教育委員会事務局は学校現場の教員と保護者に
【 寄り添う事なく 】問題事などの【 責任をただただ丸投げ 】しているのです
教育委員会事務局・幹部職員の自己保身体質こそ 改革が必要だ! !
神戸市会議員 平野章三