〜 神戸市学校園働き方改革推進プラン( 2019年3月 )について 〜
様々な多忙化対策の取り組みを行なってきましたが教職員の長時間勤務の抜本的な改善には至っていません
との《 冒頭の書き出し 】を見て
★ 非常に情けないと思うとともに 〜
=== まったくその通りでありました ===
そこで、学校園の働き方改革について〜
【 9月29日 = 平野 章三の本会議質問 】
◇ 教育委員会事務局は、まず多忙化対策に根本的な方針を示せず〜
例えば、文科省からの働き方改革の通達などに対して、神戸市は具体的方針を策定してから学校園に指示すべきであるが、
文科省通達を【そのままメールで学校園に転送】だけしています
つまり、=== 教育委員会事務局が責任を取らず ===
学校園現場任せ、学校園現場責任主義で進めています
★ さらに、「 教職員一人ひとりの意識改革が必要 」と、そのまま多忙化対応を【 教職員に丸投げ 】しているだけなのであります
そこで【 平野 章三 質問 】
◇ このような姿勢で一体、多忙化対策ができるのですか?
改善に何が最も重要だと思うか、一点示して下さい
【 長田 淳 教育長 答弁 】
◇ 働き改革を進めるには組織体制強化、業務適正化、事務負担軽減などに取り組む必要があるが ~
最も重要なものをあえて一つだけ示すならば
『 教職員や教育委員会事務局職員が、働き方改革の意義・目的・方向性を共有し、保護者や地域の方に教員の多忙化を理解して頂くこと 』
との答弁されたが ・・・
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【平野】ー→ ★ 教育現場での多忙化の本質を理解出来ていない ★
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☆ 学校現場では授業以外のこと【 生徒指導・保護者の対応、不登校問題 、部活動など 】多岐にわたります。そのうえ個別の対応が求められています
一方で、多忙化対策も「教職員ひとり一人の意識改革」に丸投げするのでは、おかれている状況も違えば、当然無理があります。
結局、教育委員会事務局は現場のことを知らず、
到底時間内でこなせない仕事を課し、
それを時間外に持ち越していることを、
個々の意識改革と~
何の対策も対応もしてこなかったのであります
☆ 【 保護者の方々 】にとっては
「 学校がやってくれて当たり前 」と思っていたことが
当たり前でなくなる不安や反発もあるので、
教育委員会事務局が方針を出し理解を求めていかなければなりません
子供たちや保護者の理解なくしては
学校現場の働き方改革はありえないのです!
☆ ここで必要となってくるのがPTA改革です
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一方で、先日、
校長・教頭の昇任試験問題などについて
市長の記者会見で飛び出した発言内容が
これまでと一変したことに〜びっくり!
【 神戸市長の発言 】
「先生方の事務仕事を随分やらされている 〜」
◇ 印刷物の発注や修学旅行の積み立てなど
教職員の皆さんの負担が大きい事は結局、校長先生や教頭先生の負担に繋がるわけですよね 〜
◇ 教育委員会事務局から小・中学校、学校園に対して、半年間でメールが 約3,00件ほど送られている。
こんなメールが毎日、毎日送られてきて校長先生の仕事がまわりますか
★ 教育委員会事務局は本当に学校現場の事を考えて仕事をしているのか
校長・教頭先生の事務負担の軽減を考えて頂かなきゃ〜いけない
◇ 多くの先生は子ども達のために 頑張りたい !
子どもとしっかり向き合う時間を作りたい !
その時間を奪っているのは 『 教育委員会事務局 』 ですよ
《 ところでこの 神戸市長の発言内容による 今後の影響は 》
☆ 今まで教育現場に【 厳しい立場で 】臨んできた神戸市長 〜
それが教育現場を【 気遣う立場に 】という→真逆のスタンス変わり
びっくり仰天️ 〜 だが
最高に素晴らしい → 久々ヒットの神戸市長でした ・・・
☆ この後、平野 章三 から 教育長に 〜〜〜
「 教育長は今まで神戸市長の話しを全部忖度されてきたが、この度の神戸市長の良い話を今後忖度されますか? 」
と質問しながら 〜
やっと神戸市長が教育現場に寄り添う姿勢を
垣間見れたことにほっとした本会議でした️
神戸市会議員 平野章三