昨年(9月30日)決算特別委員会で
医療産業都市都市として20年が過ぎ、
実用化に向けては高度な専門病院と企業との連携が最も重要と
【 連携窓口の設置 】を強く求め
〜実現~しました
ところで、神戸アイセンター病院でも「実用化に向けて進めていく!」と意思表示をされたのに
医療産業本部が《 資金支援しない 》とのことに疑問を感じ、令和2年9月29日再度本会議で質問しました
【 平野 章三 質問 】
◇ 再生医療の研究が世界的に注目される今、神戸アイセンターでは『 世界で初めて i PS細胞で作成した神経網膜シートの移植手術 』 を実施する予定であり
☆ 病院の診療報酬では研究・開発などの支援は出来ないので 〜
今後、神戸市としての支援を強化し ・・・
実用化に繋げていくべきではないか?
◎ 【 今西 正男 副市長 答弁 】
◇ アイセンター病院は基礎研究から臨床応用試験
そしてリハビリまで一気通貫で対応し、再生医療の実用化を目的に施設を整備したのであります
つまり、アイセンター病院は【 再生医療がいち早く実用化 】するように実現した施設であり、その思いを形にしたのであります
当初の予定通り、順調に進んでいると考えています
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《 このような質疑応答がありましたので、少し解説したいと思います 》
◎ 網膜再生医療の研究・開発から実用化していきたいという思いを繋げるために提供したのが
神戸アイセンター病院ということなのです
なので ~ AMED( 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 )などを活用して
自前で資金調達して実用化に繋げて下さい!
〜 と突き放した考え方でした
☆ しかし === 平野 章三 の “ おもい ” === は
『 当然、AMEDは既に独自で活用しておりますので
今後、必死で実用化に向け戦っている時こそ
どのような形てもよいので資金支援して頂きたい 』
☆ もし === 実用化に成功して世界的な評価がされた時 ===
神戸医療産業本部が先頭に立って支援してきたと言えるような
【 医療産業都市・神戸 】であってほしいからであります! ☆
☆ ところが9月29日の本会議質問で【 資金支援しない 】との答弁直後
10月16日 ーー→ 神戸市立神戸アイセンター病院は
他人由来の iPS 細胞から作製した網膜シートを、網膜色素変性患者の
網膜下に世界初 1 例目の移植手術を実施したことを発表したのであります
この移植手術が今後 ーー→ 世界的な成功事例と評価されても
★ 医療産業都市神戸として 「 資金支援しない 」と
言い切るのでしょうか ??? ★
神戸市会議員 平野章三