教育委員会事務局は8月以降に延期の指示をした修学旅行の日程をコロナウイルス感染拡大が懸念される状況が続く中、7 月 になってもどのような判断をすべきかを各学校に方針として示さなかったのです
7月9日教育委員会でこの問題を取り上げ、保護者の意向などを含め、教育委員会事務局として具体的方針を示すように求めました
その後、7月14 日に基本的な考え方は示しましたが事務局として各学校に統一した具体的方針などはなく結局、学校長任せにして、責任回避に走ってしまいました
この事に多くの中学校から、教育委員会事務局として統一した方針を示してほしいとの声が上がってきたのです
それを受けて 7月20日に事務局が追加報告されたのですが
【 旅行先、移動手段、今後の流れ6 項目 】
の記載文章では学校現場や保護者のことはまるで考慮していない内容であり
やはり、教育委員会事務局が保護者に向かって直接方針を示さず学校長にすべての責任を持たせるような記載内容でありました
=== 教育委員会事務局が如何に身勝手な組織であるか〜
7月20日の =下記 報告書 = で検証してみましょう! ===
◎ この報告書を見て
/ / / 教育委員会事務局・つまり教育長が修学旅行の決行か中止の方針を各学校を通じて生徒・保護者に責任ある意思表示をする事がまず基本原則であります / / /
その上で
1 . 旅行先を示している事で
◆ この報告書からは、修学旅行を決行する方針に見えます
☆ それなら学校を通じて
【 教育長名で保護者に「 決行します 」と直接意思表示すべき 】
◆ 兵庫県内・関西圏、その近隣府県とし、神戸市から概ね300km
★ 修学旅行方面モデルが事務局から示されているが〜
すでに修学旅行の中止を決定した金沢市、倉敷市など含まれており、旅行先として違和感はないのでしょうか???
=== 多分旅行業者に丸投げでは? ===
◆ 通常のモデル事例 を資料提供しているが、旅行期間などの明示なし
★ なので、2泊3日、1泊2日、又は日帰りなど、旅行形態を具体的に示すべき!
2 . 今後の流れ = については
( 1 ) 教育委員会事務局 → 旅行業者と = 旅行先を確保
★ 事務局は旅行業者に委託するだけで仕事は終わる
( 2 ) 各校 → 保護者の意向 = 希望方面・日程を決定
★ 結局、事務局関係なく、学校責任で保護者の意向を アンケート調査で確認
( 3 ) 教育委員会事務局 → 各校の希望で = 方面・日程を決定
★ 各校の希望を事務局が方面・日程を確認決定するだけ
( 4 ) 各校 → 旅行業者と調整 = 行程を決定
★ 結局、最後は事務局関係なく各校と旅行業者とで決定
( 5 ) 各校 → 保護者に = 説明会を実施
★ 事務局関係なく、各校の判断として保護者に説明
( 6 ) 保護者 → 各校に = 参加同意書提出
★ 事務局関係なく、各校がもう一度アンケート形式で同意書を求める
/ / / 各校への報告文章では、このような流れになっているのです / / /
☆ つまり一番の問題は
教育委員会事務局から各校への報告を見るかぎり ~
◆ === 教育委員会事務局は各校と旅行業者との調整だけであり ===
★ 修学旅行の方針などすべてに関しては
教育委員会として【 直接、保護者への指示した形などを残さず 】
● すべて、保護者へは各校からの判断と指示であり
● すべて、保護者に対しては各校の責任になります
◆ 教育委員会事務局は、7 月 14 日に続き、やっと20日に 少し具体的な指示を各校に報告をしましたが、学校現場では
【 明日23日から4 連休に入り 】短期間で保護者に周知して
修学旅行の方面・日程まで決定する【 作業に追われる 】のです
◆ ( 1 ) から( 6 ) までの流れの中
( 2 ) 最初に各校が保護者意向により希望方面・日程決定のアンケート
( 5 ) 保護者説明会を実施
( 6 ) 保護者に参加同意書の記入と提出を求める
これでは【 保護者が求める趣旨も順序も違っており 】
やはり= 学校現場を理解せず机上での指示に = なっている
☆ 保護者の立場からすれば ☆
今の感染拡大状況の不安が大きいので !!!
◎ まず、修学旅行の【 決行か中止 】の意向調査 ( アンケート )を行い決行 ( 保護者の概ね90%の賛同が必要 ) の場合に方面・日程の 希望を確認、そして同意書に記入頂くことにすべきである !
* なぜなら例えば、保護者とのやり取りをすべて終了してから同意書のアンケートを頂き、90% の 賛同がなければ【 中止 】になります
=== このように、いつもながら 教育委員会事務局が学校現場に寄り添わないことで、この度も混乱を させている事に気づいてほしいものです ===
神戸市会議員 平野章三