コロナウイルスの影響に対する財政支援に
自ら汗をかかない神戸市に驚き!!
★ 財政運営の内容は複雑なので、委員会での録画もご覧下さい ★
= 令和2年度新型コロナウイルス感染症対策として =
◇ 神戸市は政府の打ち出した2度の補正予算に併せて
緊急補正予算「 第 1 弾 」を 4 月に
「 第 2 弾 」を 6 月に打ち出しました
★ ただ、新型コロナウイルス感染症は先行きの不透明さが
市民生活、経済活動に大打撃を与え ~~~
その支援には
桁外れの予算規模であり、複雑多岐にわたる対策が必要とされるため
ここでは国の予算配分の中から
→ 神戸の市民経済活動に対して
神戸市独自の支援対策と神戸市の姿勢 について説明します
◎ 4月補正予算の内、国の臨時交付金 1 兆円を
全国各都市に配分され
その内、7 ,000億円からの神戸市配分枠は【 神戸市独自施策 】に
残りの 3 ,000億円の配分枠は国の施策に対しての【 神戸市負担金 】に
☆ 4月補正予算で国の交付金神戸市配分の独自施策財源枠は 約33億円
<< 神戸市単独事業のヒット施策 >>としての
家賃負担軽減、チャレンジ支援などを合わせて、市民生活に約44億円を支出いたします
〜 つまり、33億円 ー 44億円 = ▲ 約 11億円 神戸市負担に ~
★ 次に6 月 補正予算では、2 兆円の追加臨時交付金の
神戸市配分として独自施策財源枠を仮に約 66億円と予測すると
=== やはりヒット施策としてチャレンジ支援拡充
アーティストやライブハウスの経費補助等々で ===
神戸市民の経済活動に対して 24 億 9500万円
約 25 億円の支援予算を計上しました
/ / / しかし、え〜何かの間違いでしょう ?
僅か25億円とは〜驚きました ??? / / /
国の臨時交付金枠 約 66億円 ー 神戸市支援は約 25億円 = 約 41 億円
そして
この41億円から ー 4月補正 ▲ 1 1 億円(神戸市負担分) = 約30億円
つまり、国の臨時交付金の神戸市配分枠30億円が
★★★ 神戸市民に対して神戸市独自施策に活用されず ★★★
神戸市の手元に残る!!という財政部の異常な予算案!!
を垣間見た気がした⁈
◇ 委員会での財政部の主な答弁は 〜
「 臨時交付金の4月一次補正では33億円ですが6月2次補正では 2兆円増額されたが、交付については
まだ読めない部分が多く、確定してから予算に組ませて頂こうと思い、今回お出ししてません」
「 6月補正ではかなり歳出増になっていくと思いますし、税収減〜収入源も見据え、キャッシュフローは
枯渇しないようにしないといけないので臨時交付金を全部当ててでもやろうと思っています 」
( その後、財政部も神戸市独自施策 24 億 9500万円だけでなく、国の政策予算の神戸市負担分も含めて約52億円の歳出になると帳尻あわせをしてきました 〜 )
神戸市【 独自施策出来る予算 】を【 国の政策に活用する 】ことは問題ないが、それでも 6月補正をチェックすると
★ 神戸市は【 国からの臨時交付金の範囲内だけで 】
神戸の市民生活の支援をしてきたことになります ★
◆ 神戸市議会などには神戸市の財政調整基金( 緊急事態の時の貯金 )を【 取り崩した 】と説明したが、
現実には【 単に立替え 】しただけ
◆ つまり、【 神戸市は負担をせず 】いかにも神戸市が汗をかいたかのように振る舞っただけだったのです
= ほとんど痛みを伴わず、カッコつけた神戸市 =
◆ 【 すべて、国の金で 】神戸の市民の生活支援をしたという
使えるはずのお金! ~ 市民の皆様
よく注視しておいてください!!!
神戸市会議員 平野章三