新型コロナウィルスには、まだまだ予断を許さぬ状況ですが
予算市会総括質疑の重要課題ですのでご報告させて頂きます
第三者委員会の公平・公正でない事が次々と〜
そこで
第三者委員会のあり方、調査報告書の調査結果に対して
◎ 文科省の指針、教育委員会事務局の責任、法的根拠など
を手掛かりにし、
公平・公正な判断に近づけるための
重要な問題点を総括質疑で確認する事ができました
◆ 誰もが第三者の方々の調査には
公平・公正はあたりまえで、調査委員会の報告書は
問題事案の結論のように思っていたのではないてしょうか!
☆ しかし、六甲アイランド高校の転落事案の報告書には
重要かつ最も必要な “ 被害女生徒 ” の聞き取りなどが全くなく
さらに教育委員会が調査した多くの関係者から聴取した内容が抜け落ちていたのであります ☆
◆ なので、報告書の内容には、聞き取り対象者の偏りが感じられ
「 考えられる、推測される、否定出来ないと判断
推察できる、含まれていると考えられる 」など
推論の積み重ねで
〜 結論を導こうとしている報告書 〜
に思えたのであります
◆ その上、この調査報告書は申立人により始まったものなので
基本的に 〜 申立人に寄り添ったもの 〜 になっていました
◇ そこで、状況を把握した方々から報告書に対する
『 疑問の声が巻き起こった 』のは当然のことでしょう !
すぐに、六甲アイランド高校育友会の方々から
△「 調査報告書に問題あり !」と、644名もの署名の請願 △
が、教育委員会に提出されたのであります
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◎ ここからは総括質疑で確認できた重要な問題点であります
まず、調査委員会報告書について〜 『 文科省指針 』を確認しました
☆ 「 この調査は、民事・刑事上の責任追及やその他の訴訟などへの対応を直接の目的とするものではない 」
☆「 詳細調査は原因究明・再発防止の取り組みについて検討するためものであり、責任追及や処罰等を目的にしたものでなく調査の公平性・中立性を確保することが求められる 」
と明確に示されています
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◎ そして、六甲アイランド高校育友会の請願に対して高校を訪問し話し合われた
『 教育委員会事務局・後藤次長の発言 』
を、総括質疑で確認致しました
☆ 「 調査報告書をもって法的責任が定まるわけではない 」
☆ 「 処分の可否は教育委員会が事実確認を再度行う事が前提となる 」
☆ 「 長時間にわたる別室指導が特別ではなく行われていた可能性の有無について改めて確認する必要がある 」
【 平野の質問 】 〜 これ言われたかどうか
【 後藤次長の答弁 】 〜 はい確かに申し上げております
さらに
☆ 「 教師の教育活動が原因で損害賠償請求をされる場合
( 教育活動自体が萎縮してしまわないよう )
法律では自治体が責任を負うことになっている 」
【 平野の質問 】
〜 これも確認だけ
【 後藤次長の答弁 」
〜 国賠法上ではそのように規定されております
以上のように
◎ 文部科学省の指針や法的問題などについて
教育委員会事務局の明確な考え方を引き出すことが出来ました
神戸市会議員 平野章三