安藤忠雄氏図書館寄贈に感謝だが〜ポリシーのなさが目立つ神戸市企画調整局

世界的にも権威のある建築家・安藤忠雄氏から「 こどものための図書館 」寄贈の提案があり、神戸市は受ける方向で委員会報告がありました

 

 “ こどもの図書館・寄贈

〜〜〜 この言葉を伺うと・・・

おそらく誰もが感謝の気持ちを抱くのではないでしょうか

   〜〜〜 私も同じ気持ちでいました! 〜〜〜

 

ただ、神戸市企画調整局の “ 姿勢 ” は

=== 安藤先生の提案のご趣旨( 東遊園地に図書館を建設し寄贈 )と ===

淡々と受け入れる方向だけの説明で答弁していたのであります

 

ところが本来、今日まで神戸市政策は 〜

☆「 神戸のまちを活性化させるための戦略 」として三宮の都心から

市役所東遊園地K I I T O そしてウオーターフロントにかけ

 

にぎわい ” のある回遊性を高める政策

進めようとしてきました

 

◆ しかしながら、

安藤先生のご提案

こども図書館

寄贈

東遊園地 など

耳ざわりのよい言葉だけが並べられ

 

  『 安藤先生の提案のご趣旨により 』を

単純に受け入れたい旨の答弁を繰り返すばかりで

 

神戸市の 【 政策戦略としての整合性 】が加味された内容は

    まったくと言って見えてきませんでした

そこで〜

【 平野 】より質問

★ 神戸市の政策より安藤先生の提案を優先し、上位と考えるほどの気遣いをしなければならないのか???

 

【 担当局長 】の答弁

★ 「 こども達の読書習慣の推進、震災の記憶を継承 」という分野で安藤先生の提案のご趣旨と「 神戸市の市政の方向 」が一致しており、前向きに捉えておると言うことです 」 とのこと

 

【 平野 】よりさらに質問

「 神戸市の市政の方向 ( ” にぎわい ” )」が一致 〜 とは?

 

一体、何処が一致してどんな中身で、東遊園地の場所での必要性は?

【 担当局長 】の答弁

幼児から小学生が対象で、神戸ゆかりの著名な方が幼い頃に読まれた本などを集めていってはどうかと考えています

それから震災の記憶を継承していく分野ということで〜

 

/ / / 「 (とにかく)安藤先生の仰る通りにします 」と言っているようで ? / / /

 【 非常に理解し難い答弁 】と思えるが 〜〜〜

 

◇ 「 にぎわいのあるまちづくり 」に こどものための図書館 が

総合的な政策判断と一致したので図書館寄贈を受け入れしたいとの

明快な主旨説明をしてくれていれば理解できていたのであります !

 

★ つまり如何に日々 “ のほほーん “ と市政運営をしてきたのか

 

企画調整局とは名ばかりであり、政策方針の見極めなしに

事業推進していく企画調整局には呆れるばかりであります ★

 

□ さらに、大阪市も中之島に “ こども図書館寄贈 ” を受け

既に建設中でありますが

   神戸市も同じようなこども図書館なのか?

 

  「 神戸らしさ 」を打ち出していくような検討しているのか ?

   なども不透明のままであります 〜

☆ ここで確認しておきたいことは

こどものための図書館の寄贈 」を批判しているのではなく

 

  神戸市の政策方針に沿ったプロジェクトの進め方を基本とし

神戸市の職員であるならば、その上で事業内容を

十分に検証すべきと申し上げてきたのであります

 

○ すなわち、“ にぎわい ” と “ こども図書館 ”に整合性があるか ?

 

神戸市の政策との整合性を見い出すよう図書館寄贈内容の

調整協議をお願いするなど、神戸市としての姿勢

明確に意思表示していくことを強く求めていきたいと思います

 

◇ そのことでは、企画調整局局長からあらためての趣旨説明で

筋の通った答弁が ==「 委員会録画の通り 」== ありましたので

 

今後もっと踏み込んだ方針が示されることを期待したいと

思っております ・・・

 

神戸市会議員 平野章三

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