◆ 神戸市の小学校での教員間いじめ問題が
重要事案として厳しい指摘を受け
教育委員会は表面的な対応ばかりに終始してきました
◆ 特に市民や報道機関、市議会などの批判を
正面から受け止めている姿勢に見えますが
実態は一つひとつの問題対策に
教育委員会事務局幹部は直接的な責任を取らず
丸投げによる責任回避の対応をとり続けてきたのであります
具体的内容は
本会議にて
【 平野 より 質問 】
◆ 当該事案が10月4日に発覚後の最も重要な初期段階に、教育長名で15日、全市の校園長会で320人ほど招集されたが、長田教育長、または後藤次長は出席されていましたか ?
【 長田教育長 の 答弁 】
「 信頼回復へ向け一丸となった対応の問題、ハラスメントの調査などを取り上げたが、急遽緊急の用務が入り 出席がかなわず 」
との 〜 言い訳としては具体的理由を示せない 〜 説明でした
★ つまり、長田教育長も、そして 後藤次長までが
すっぽかす とは
一体何が信頼回復なのか?
〜 そこには風土改革や信頼回復などの本気度なし ・・・
【 平野 〜 質問 】
「10月29日に当該校長を出席させ、記者会見の対応をさせたが、本来、教育委員会幹部が今日まで説明してきたはずだが、このように現場の校長が記者会見することはありましたか 」
【 後藤次長 〜 答弁 】
「 現場の学校園の校園長が記者会見することはなかったと記憶してます 」
との発言から
現場校長が
★ 「 校長として自らの意思で記者会見しました 」
と “ 教育委員会幹部に言わされた “ との情報は正しかったのです!
★ その上、後藤次長も出席しなかったことは
おそらく 〜 現場の責任を際立たせる手法だったことは
容易に伺えたのであります
★ その後、市民や報道機関、議会の批判に矢面に立たされた教育委員会幹部は
「 加害教員の給与差しどめの方針決定 」の時だけは、後藤次長が前面にでて責任を果たすかのように記者会見した
★ さらに、給与差しどめ条例に教育委員会が諮問した審査会での
『 処分不相当との結論 』まで無視をし
給与差しどめ強行へ!
市議会に責任を押し付けた結果の条例可決を盾に
強気の記者会見をしただけなのです
【 平野 〜 意見 】
◆ そこで、教育委員会事務局幹部の
【 最も重大な責任 】は
“ 問題事案が起きる毎に第三者委員会に判断を丸投げ “ にしてきたことです
本来は教育委員会が直接調査し迅速に懲戒処分出来るものを 〜
★ すべて第三者委員会に責任を振り向けてきた為
長期間結論が出ない間に
“ ゴタゴタから不信感が増幅 ”
していったのであります
★ しかも、この第三者委員会の調査には
実態とかなり乖離があるのでは
???
特に六甲アイランド高校問題などは
“ 調査委員会に反論する ” ネットの書き込みが急上昇する異常な現象がおきてるようですし、
実際、多くの保護者や関係者から疑問の声も届いており、 実態がわかってきました
◆ この 『 第三者委員会 』の調査内容は後日、検証したいと思います
★ ところで、教育委員会幹部のこのような無責任な姿勢はさらに続き
「校長ら約320人のボーナス増額見送り」の条例を進めてきたが
実態はパフォーマンス
であることが判明したのであります
◆ つまり、冬のボーナス増額が見送られることに
行財政局長の答弁として 〜
「 行財政局と教育委員会とでお互い協議をしながら
今回見合わせた部分が、また次回に条例を上げたときには “ 今年の4月まで遡及をする ” という形になり
支給時期が遅れたということで支給額については
“ 何ら不利益は生じておりません “ 」と明確に発言されました 〜
☆ 平野は何の問題もない “ 熱心な校長先生まで連帯責任 “ と
するようなことが本当に必要なのか〜非常におかしい
不利益が生じないようにするのは当たり前であります ☆
と強く申し上げました !
神戸市会議員 平野章三