== 神戸市の予算市会で様々な新規プロジェクト事業が承認されても ==
★ 気がつけば、その後に厳しい事業評価もなされず、検証もなく 〜〜〜
いつの間にか看板書き換えや
知らぬ間に消滅しているプロジェクト ?
☆ 民間企業ならばプロジェクトへの費用対効果を検証し、成果が上がらなければ事業の中止と担当者の責任が問われます
それが経営に携わるものとして生きていかねばならない企業の宿命だからなのです
◇ 自ら収益を上げて日々戦っている企業経営者
そこに常日頃 、責任感を持っている民間企業の社員
◆ 神戸市は税収の中からどんなプロジェクトを試すかというお役所仕事
そこに責任を追及されることのない神戸市の職員
★ 神戸市では様々な【 新規プロジェクトを立ち上げ 】
毎年多くの投資を行ってきておりますが、継続事業の状況や
その後の《 プロジェクトに対する成否の判断 》については
ほとんど《 検証もされてきません 》 ・・・
◎ 市民からの 税収を預かる行財政局 に
「各事業の取り組み状況を真剣に検証すべき」と質問
( 9月27日 )
行財政局長の答弁として
「 やはり多いのは、長年やってきて 〜 今どき、もうそれをやめてはどうかという議論の中でやめていくものが多いのが実情です 」
「 新しいプロジェクトという形で検証かけたことについて少しその事業に衣替えとか新しい視点を取り入れて
やっていくとかに、どうしてもなりがちになることもある 」
「 見直しについては引き続きご報告させて頂きます 」
と 〜 このような答弁には 〜 多いに課題が残り問題であります
一例として
米国シリコンバレー有力ベンチャーキャピタル
【500スタートアップと連携した起業家育成プログラム】ですが
◎ この投資グループを動かしプロジェクトとして立ち上げたことは確かに高い評価をされてきています !!!
そして、神戸市はスタートから3年間、毎年 億単位で投資家集団に 資金提供してきました ・・・
しかしその結果、659 社の応募の中から選定の上
56 社が参加しましたが【 神戸に関わったのはたった1 社 】だけで
神戸市への雇用・税収など地元への《 波及効果 》がみられません
つまり、このプロジェクトに対して、これまでの事業計画では
神戸市が【 対応できるだけの受け皿 】が準備できていなかったのです
そこで、4 年目以降は「 神戸医療産業都市 」という視点に立って
=== デジタルとヘルスケアとのヘルステック領域に特化して ===
「 予防・健康・治療・介護 」などの事業展開に【 方向転換 】しました
◆ しかし、これも神戸市として医療分野などの推進はしていますが、予防や介護分野などはやはり、神戸市に受け皿がないのが現状です
◇ そこでこのプロジェクトについて、成果など本会議にて質問しました
寺﨑副市長の答弁 == それは ???
「 事業の目的は起業家を他の地域から呼び込んで
定着させることにはございません 」
「 このため3年間大きな成果が出たと考えており 」
「 いよいよ4年目は神戸の強みとするヘルステック領域を
対象とした起業家育成プログラムに進化してまいります 」
「 3年間の助走期間を経て素晴らしいプログラムになると考えています 」
と 〜 それは呆れるほどの無理筋 〜 答弁内容でした
★ 事業目的は起業家を呼び込み定着させることでなし
ーー→ 企業誘致するため補助支援してきたのに
★ 3 年間大きな成果 が出たと考えている
ーー→ 毎年億単位の補助で神戸の関わりはたった 1 件
★ ヘルステック領域を対象に進化してまいります
ーー→ プロジェクトの行き詰まりで看板の取り替え
★ 3年間の助走期間を経て素晴らしいプログラムに
ーー→ やっと気づいた神戸医療産業分野の活用に
☆ それなら最初から医療分野でスタートすればよかったのでは!!!
=== 500スタートアップの担当責任者自らが ===
★ 『 最初からヘルステックで開催したかったのが本音です 』と
さらに、 『 方向転換にあたり ・・・ 』 = ( 看板の取り替え )
というように 〜 率直に語っています 〜
つまり 〜
◇ 「 3年間事業展開したが成果上がらなかったので
神戸市は( 医療産業都市 )としての強みをベースとした
新たな展開に挑戦します 」と 〜
=== 正直な答弁をしていく姿勢に変えていくべきです ===
神戸市会議員 平野章三