=== 神戸空港は運営権を42年間、関西エアーポートに言い値で売却し
三空港 一体運用に望みを託したのでありますが
依然として規制緩和などの動きが見えてこない ===
◆ 8月に入り『 関西三空港懇談会 』を早めに開催との話だが・・・
「 定期的に状況確認をする 」との内容であり
大阪側は規制緩和には依然慎重姿勢であり
神戸空港への厳しい環境が続いています 〜〜〜
兵庫県知事発言も
「 インバウンドが大阪や京都に集中している 」などの発言は
控えられた方が良いのでは ・・・
むしろ 神戸市・兵庫県側が観光活性化対応に力を注ぐべきでしょう!
そこで
神戸空港産業用地82haの85%の未処分地の売却に向けて
用地活用の戦略を今、打ち出すべきでしょう !!
それには
◇ 神戸空港関連用地の用途メニューを見直す事が
最重要課題ではないでしょうか
【 未だに航空関連企業、物流・流通施設など
埋立免許範囲の施設しか活用出来ないと思い込み
報道関係者も含め企業にも理解されていません 】
つまり、ホテルや宿泊施設も含む特定施設などに
活用できる事になっている事が浸透していないのであります!!
◆ それは神戸空港ホームページにも
【 埋立免許時の用途メニューしか掲載されていないからであり 】
国土交通省港湾局と用途メニュー表示のあり方を早急に協議し
用途利用可能範囲を入れ込むべきであります・・・
◇ ポートアイランド2期と神戸空港島に
空港・港湾関連施設他等以外に
☆ ホテルや住宅、宿泊施設も含む特定施設が可能になったことで
用地価値が大きく上がったので
今後、積極的な戦略を打ち出すチャンスなのです
《《《 以前本会議で発言しましたが 》》》
この際、これは非常に・重要な内容・ですので
用途メニューの拡大が可能になった事を説明をしておきましょう
=== 神戸空港関連用地活用は環境省の瀬戸内海環境保全特別措置法により
【 埋立免許からの年数に関係なく 】
ホテルや宿泊施設も含む特定施設などは認められていませんでした ===
埋立免許申請は国土交通省ですが
ポートアイランド2期、 そして空港島は公有水面埋立法に基づき
環境省から用途制限が課せられたうえで許可されたのであります
そこで、2016年5月17日に
平野 章三 単独で環境省のトップレベルの方の紹介により
『 環境省の環境影響審査室、閉鎖性海域対策室 』
其々の室長他担当者に訪問し交渉してきました !
◆ 本来、環境省のこの瀬戸内海環境保全特別措置法という規制は
瀬戸内海の水質を悪化させず改善することが目的でありました
しかし現在は
△ 高度下水処理施設により水質が大きく改善しすぎ
リンや窒素の減少で漁獲量にも影響しだしたとのことで
環境省も改善された水質の調査に入ったぐらいであります !
△ ポートアイランド 2 期と空港島での下水処理はポンプアップし
ポートアイランド1期の高度下水処理施設で対応してますので
どのような施設でも高度処理ができており問題はありません !
△ ポートアイランド、空港島の下水処理総量基準がありますが
まだまだ十分余裕があり、これも問題はありません !
以上の事情説明と用途規制の緩和を環境省にお願い致しました
その結果!!
➡ 2016年5月17日〜環境影響審査室は即日問題ないとの判断
➡ 2016年6月 3日〜閉鎖性海域対策室から回答があり
『 空港島からの排水について
全量が公共下水で高度処理されている 現在と
同様に適正な高度処理をされるのであれば
〜 瀬戸内法基本方針に無条件に駄目ですということはないので 〜 神戸市環境局とよく協議して下さい 』
つまり
『 瀬戸内海環境保全特別措置法の趣旨は踏まえて
法改正はしませんが、全量が高度処理されるということを
神戸市環境局の責任で対処して下さい 』
との事で実質、用途緩和にご理解頂いた事になりました!!!
◇ そして直ぐに神戸市環境局に報告し、十分に認識頂き
今後、環境省の趣旨に従い責任を持って協力するとの回答を得る
☆ この時点で空港島️にホテルや宿泊施設も含む特定施設などが
認められるということになりました !!
このことを
国土交通省港湾局に報告・協議し、
対外的に神戸空港関連用地の用途メニューを
もっと工夫して打ち出して頂きたいのであります
〜〜〜 3空港一体運用後も神戸空港への規制緩和が厳しい中 〜〜〜
せめて
神戸空港の財産的価値が上がっている好条件のタイミングに
神戸空港活性化として
例えば ・・・
ホテル事業者などへ空港島の関連用地売却を積極的に推し進め
規制緩和に向けて、そして規制緩和後を視野にいれて
神戸空港として受け入れ態勢を整えていくべきだと
みなと総局に再度申し上げたい !!!
神戸市会議員 平野章三