〜〜〜 神戸空港運営権売却しましたが 〜〜〜
いつ規制緩和による経済波及効果が出てくるのでしょうか!
“ 3空港一体運営の判断は間違ってはいない ”
と思いますが
ここに至るまで大阪側とのあらゆる努力と交渉の戦略などが
見えてこないまま売却終了・・・
◆ つまり運営権売却までの規制緩和について
国交省から再三再四、地元のコンセンサスを
得てきて下さいと言われてきており !
一時関西経済連合会との協調が進みかけ
良好な雰囲気になりつつあったにもかかわらず
=== その努力過程を活かしきれなかったのであります ===
◆ さらに 大阪府が推進している
万博、IR・カジノプロジェクトが浮上してきた時 〜
兵庫県知事、神戸市長がカジノ批判を打ち出したのであります
この場ではカジノそのものの評価は致しませんが
近隣都市の政策に神戸のプロジェクトでもない問題を
取り上げ批判するならば、それだけの覚悟をすべきであります
■ このように例えば、少し問題点を取り上げてみても
☆ 大阪府、大阪市など関係自治体、関西経済連合会など経済界 ☆
との十分なコンセンサスをとれることのないまま
神戸市は 【 神戸空港運営権売却一筋で 】
“ お願いしまくり〜頭下げまくり ” を示し続けたのであります
しかも 神戸空港42年間の運営権を買い手側である
関西エアポート( 運営は関西エアポート神戸 )の
=== 言い値で売却し ===
3 空港一体運営に全ての望みを託したのであります !!!
ただ、この決断の結果に多くの議員や責任ある神戸市の幹部職員は
“ ほっとした気持ちだけが先行 ” していると思いますが 〜
《 依然として規制緩和など大阪側の協力は見えてこないのであります 》
◆ 大阪側の立場としては、政府の訪日観光客4千万人目標に対し
経済波及効果を考えると、出来る限り関西空港・大阪伊丹空港を活用し
乗客を大阪側に取り込みたいと考えるのは当然であります
◆ 伊丹空港も積極的にターミナルビルを
リニューアルオープンしている事を思うと
大阪側が受け入れの限界に近づくまで
神戸空港を活用しての3空港一体的運用問題は
まだまだ厳しいように思えるのであります ⁈
そのことについて
伊丹市や周辺自治体の商工会議所などで運営する
大阪国際空港の促進協議会で 「 3空港の役割分担見直し 」を
協議されたようですが
◇ 大阪伊丹空港 2 1 時以降の遅延便を神戸空港が受け入れを 〜
◇ 近距離国際チャーター便の就航を 〜
などについて求めていくということであります
しかし、
◆ 神戸市が求めてきた神戸空港✈️の
規制緩和を含めた三空港一体運用との考え方とは程遠く
3空港「 役割分担の内容 」では当分の間厳しさが続くでしょう
さらにこれまでの
● 大阪側に対しての 〜 コンセンサス のなさ!
● 大阪側の受け入れ枠がある間、神戸空港活用はメリット少なし!
との状況に対して
神戸市は運営権売却後こそ !!!
積極的な打開策を打ち出せる戦略を練り直すべきで 〜〜〜
本格的に3空港一体運営となった場合に
“ 大阪側とのそれぞれ経済的なメリットを ”
具体的に提案していくことや
大阪側が推進する事業などを
“ 関西全体のプロジェクトとしての協力体制を ”
整えていく必要があります
その中で【 都市間の協調と連携 】が生まれ
【 コンセンサスが得られてくる 】のではないでしょうか
★ 神戸空港の役割は 「 運営権売却すればその時点で終了 」!?
★ あとは 「 3空港の一体運用の期待をするだけ 」!?
もしこのような役所的な感覚を持っていたならば 〜
それこそ誰も42年先まで責任をとれない訳であり
神戸空港の発展 !
そして神戸市の将来像まで !
〜〜〜 十分描いているとは到底思えないことになります 〜〜〜
神戸市会議員 平野章三