3月末頃より消防団員報酬問題が取り上げられ
情報収集しながら、状況把握してるところに
この度、新聞報道がありました。
4月25日朝刊では一面、他2ヶ所にも取り上げられた報道記事の大きさには非常に驚きました!
さらに本日27日の朝刊にも~
=== 正直どのような視点で問題を指摘しているのか ===
その真意が理解出来ずにおります???
消防局から団員報酬を個人支給されていることには問題はなく
その後 【 個人報酬を団活動に 】 充てるため
【 団が徴収 】してきたことを問題指摘されていると思います
確かに 〜 その事だけを捉えると 〜 問題があると思いますし
《 一部団員から 》
報酬の引き上げが今年度からされても
恩恵を受ける事はないとの意見も出ておりますので
調査した上で改善すべき必要があるでしょう
ただ、
〜 この問題の本質と言える消防団活動の内容を 〜
《 全て含めた上で協議し 》
引き続き消防団員の皆さんに継続して活動して頂けるような
改善策を検討すべきでしょう !
つまり、消防団によって
活動内容、地域性などそれぞれ違いがあり
聞き及んでいる限り
◇ 報酬をもらうことが目的ではなく
◇ 全団員了解のもと一丸となり
◇ ボランティア精神での地域貢献をされております !
何故なら年間受け取る”報酬”という名目のお金は
消防活動以外にも、地域活動への協力などにより
ほぼ必要経費として消化されているのが現実であります
消防局が認める経費以外として
《 団所有の消防車などの維持管理費に 》
その報酬から出費している消防団もあります !
その上、団員自身の勤務直後、
そのまま現場に駆けつけたり
年末警戒や地域の祭りなどの見守りに
深夜まで活動されることもあります
自宅で食事する間も無く、飲み物も準備出来ていないような状況で 〜
消防団の皆さんに活動せよと誰が言えるのでしょう ???
もちろん今回指摘されている 懇親会 もありますが
団員の皆さんで出し合っての懇親の場は
奉仕的な気持ちを共有し結束する
“ こころの支え ” にもなっており
一概に批判出来るものではないと思うのであります 〜
➖➖➖ 教授2人のコメントが掲載されています ➖➖➖
M教授
「 報酬を全額集めるというのはやりすぎ。
休日返上での出勤なら団員の家族にも負担になっており
報酬は個人に支給すべきだ 」
N教授
「 懇親会の費用を確保する代替案も同時に議論しないと
消防団の衰退につながりかねない 」
お一人目の教授は正論のように言われていますが
団運営についての提案もすべきでは!?
お二人目の教授は本質を理解され、筋の通ったご意見 !
新聞記事では、このようなお二人目の意見もあり
バランスが保たれ、ほっとした気持ちであります
新聞紙面の見出しについても
『 消防団員報酬 分団が管理 』
◆ やはり意図するところは理解出来ませんが ???
『 消防団 根強い奉仕の意識 』
◇ 正に団員皆さんはその精神にて 活動 !!!
《《《 この紙面の見出しもバランスがありほっとしてます 》》》
尚、神戸市長も26日の定例記者会見にて 〜
『 全額差し出さないと入団できないのは不適切。
是正を徹底させるが
団員全員の自発的な総意であれば
やめるようには言えない 』 と述べた。
=== 消防団の活動内容を十分理解された的確な判断では! ===
そこで 一例として、
各団に規約を設け、
総会により 役員・事業方針・収支・運営などを
=== 団員の合意のもとで決定し ===
議事録、予算、決算などの会計報告の詳細も明らかにする
/ / / その上で それぞれの団として
活動内容や地域性など独自性を発揮していく / / /
あくまでも提案ですが ・・・
地域に根ざした消防団の皆様にはいつも本当に感謝しています!
今後 、消防局と消防団とで運営内容の改善策を明確に示す事で
最も消防団活動がしやすい体制が出来上がればと願っています !
神戸市会議員 平野章三