20 年の節目を迎える先端医療振興財団は神戸への進出企業支援を行うために
当初毎年15億円から29年度は19.2億円をつぎ込んできましたが
ボランティアのような補助体制がいつまで続くのか 〜〜〜
以前から、先端医療振興財団として投資的な効果を出す努力
つまり === 企業支援に対する対価 === として
研究・開発から事業化へと 〜
手数料収入や収益性のあるサポートをすることで
企業が一定の負担をして頂き
企業も事業化までのリスク負担などの軽減に
つながることにもなると申し上げてきました !
ところが ” 理事の答弁 ”で
理事「 平野議員より、以前から神戸医療産業都市が産業化を進め、自前で稼ぐクラスターになる必要があると仰っていた 」が ・・・
" 理事発言内容 "としては
=== 理事の受け止め方には違いがあり ===
「 企業を支援し自前で稼げるように 」 ではなく〜〜〜
平野は、それ以上に
「 初期の段階から企業サポートとともに一定の負担を頂く 」
このような方針で共同事業的に進めてほしいと申し入れしてきました !
理事より、少し事例を示され
◇ 実用化に向け共同事業が進んでいることや
◇ 研究成果の譲渡、知財収入などの成果を示され
〜 この事は非常に評価出来るようになってきました 〜
今日までの努力は十分認められますが 〜 ただ ・・・
本年4月より先端医療振興財団が
「 神戸医療産業都市推進機構 」へと組織替えをする事により
30年度予算ではさらに新規・拡充名目の大幅な予算要求とは〜驚きました!
◎ この予算内容を分析し、その意図を推察すると
「 事業予算額を一度減額してしまうと
次年度からこの予算が基本予算になってしまいます 」
=== つまり新たに予算増額するには査定も厳しくなります ===
そのため30年度予算は7億円という大幅減額のタイミングで
数々の新規・拡充 施策を打ち出し、実績確保のため
実質駆け込み予算を要求されたと判断しました ⁈
30年度予算の内訳は
先端医療振興財団として負担の大きい病院部分を
ーー→ 中央市民病院に移管したことで
病院運営経費 ◎ 「 7 億円が減額 」されたのであります
29年度 19.2億円 から
30年度 12.2億円 が
予算では14.2億になっている
神戸市は事業費として4億円確保しているが
「 先端医療振興財団の中で 【 事務事業の見直し 】として2億円減額しており
2 億円増だと理解して頂きたいと答弁 」???
実はこれが数字のマジックなのでしょう !!!
19.2億円から2億円も事務事業の見直しはあり得ません
つまり、病院運営経費7億円・関連経費2億円で自動的に合計9億円が減額に〜
その分具体的に
== 研究費・クラスター推進費 == は
29年度 6.5億円 から 1.6倍の
ーー→ 10.3億 に ⁉️
結果 ☆新規・拡充予算として、この減額の陰で 約4億円駆け込み予算を獲得!
この予算枠は今後、自動的に毎年確保される事になります
〜 このように推察しましたが 〜
《 批判をする事が本来の趣旨ではありません 》
このように新規・拡充を一気に打ち出しましたが
実質的にさらにボランティア予算になる事を心配しており ?
今後、事業展開していく上で 〜〜〜
=== 進出企業も神戸市も目に見える成果を上げれるよう ===
さらなる努力を求めたいと思います !
神戸市会議員 平野章三