いよいよ、来年 6月 新長田駅南再開発地区の更地に
9 階建ての合同庁舎を新築し、約千人の職員が勤務することになりますが
再開発ビル群に空き店舗が並ぶシャッター通りには
合同庁舎の関連でどれ程 “ 空きテナント解消 ” に貢献できるのでしょうか ⁈
29年10月3日に
消防音楽隊の演奏などで華々しく合同庁舎の起工式が行われました
神戸市は飲食店などの新規出店とともに
合同庁舎の税務関係などでの民間企業進出など
〜〜 庁舎建設によって当地区の活性化に繋がり
“ にぎわい ” を創出すると見込んでいます 〜〜
/ / / しかし、本末転倒ではないでしょうか / / /
そもそも新長田地区は
神戸市の手法で大規模再開発を主導してきた結果
多くの空き店舗が発生しシャッター通りになる程
それぞれの 【 店舗の所有者 】 は
厳しい環境に立たされているのであります !
その上で
◆ 確かに役所移転による活性化対策は否定しませんが〜
大規模再開発による商業床シャッター通りの原因究明と改善努力は?
◆ 更地に役所が役人さんの新築ビルを建設すること〜
汗もかかず、地域に寄り添う姿勢はまったく感じられない?
◆ シャッター通りに目を向けることなく、多額資金で解決を図る〜
90億円も役所ビルに投入するなら、空き店舗の対策効果も示すべき?
◆ 合同庁舎90億円の建設主体に
外郭団体「 神戸すまいのまちづくり公社 」が〜
外郭団体は神戸市派遣職員50人・O B 職員55人で公社が特命受注的利潤に?
つまり
▲ 役所の職員さんに新築庁舎をプレゼントし
▲ 神戸市の外郭団体も潤うことになるようだが
▲ 地元空き店舗対策には
只々 庁舎建設影響による波及効果に任せているだけ
気がつけば
9 0 億円投入とシャッター通り対策を比較すると
新長田駅南再開発南地区の地元の皆さんには
=== 直接的な支援は何一つなく ===
更に今後も
空き店舗対策の具体的検討をされる様子もなさそうですね〜
残念です!!
先ず、最初にするべき事があるのでは !
それは例えば
◇ シャッター通りに役所機能を入れ、空き店舗から解消を図る
ただ、空き店舗を集約しても活用出来る面積などが不揃いになることから
◇ 神戸市の外郭団体などから調整しつつ空き商業床を解消していく
〜〜 このような地道な努力を積み重ねながら
同時にさらなる活性化に踏み込むならば
合同庁舎の新築も当然あり得るでしょう 〜〜
起工式などで華やかさを見せるより ・・・
〜 震災で厳しい環境の地元の皆さんへ 〜
神戸市が直接具体的に手を差し伸べるべきでしょう ‼️
神戸市会議員 平野章三