神戸市は平成10年10月 医療産業都市構想の検討を始めてから18年が経過し
多額の投資をし医療産業クラスターとして成長してきたのですが
研究・開発から事業化への道のりはまだまだ厳しいのが現状です
例えば、医薬品・医療機器などへの事業化には
長期間の研究・開発期間が必要とされ
さらに高いハードルである規制や医師会との連携や協力体制
海外とのインバウンド・アウトバウンドの厳しい環境などにより
神戸市への 【 経済的効果を打ち出せていない ⁉︎ 】のであります
一方、介護分野において 〜〜〜
様々な需要は一気に高まってきています !!!
ところが、政府や各都市とも
介護技能、介護ロボット、介護機器、介護施設等々の
=== 明確な基準はなく ===
海外展開なども含めた 《 産業化としての統一的な方向性に 》 各企業も模索している最中であります
このような現状での
【 介護産業への参入は千載一遇のチャンスと言えるのではないでしょうか 】
29年9月決算市会にて、初めて
”介護産業への取り組み”を企画調整局に申し入れ
前向きな答弁をいただきましたので !
この度、再度11月30日総務財政委員会で
”局内の窓口設置と担当者を決めて頂くよう”申し入れました
➖ 主な質疑応答内容は ➖
(平野)質問として
「 介護産業について今後神戸市はどのような体制をとるのか 」
「 局内に担当者と窓口を設置し厚労省、経産省、各介護施設
海外展開などの拠点も含めての担当者と窓口設置が出来ないか 」
「 介護産業は医療分野のような厳しい規制などなく
介護ロボットも協議・開発しやすい機器のため
幅広く企業が参画でき、人材育成や海外進出などの
事業展開が可能と考える 」
つまり、神戸市として
介護産業分野の規準や介護技能などのマニュアルを
政府とともに企業参画出来るような体制を作ることで
大きく展開していける
とのことはこれまでも申し上げてきました
(企画調整局)答弁では
『 介護リハビリ関係の産業化は是非行い、神戸から介護などの
よい製品を開発していきたい 』
『 医療産業に比べハードルが低い一方、競争も激しいが
幅広く多くの企業が参画できるように
産業化していかなければならないと考えている 』
『 補助制度も今年度から設け、補助金の交付もした 』
『 医療と介護は相性が良く、厚生労働省・経済産業省・産総研と
協力する必要があり
また 介護リハビリロボットは I S O 等の資格を取ることや
大学の先生との連携も重要である 』
『 医療・新産業本部の中の部署で事業を実施し
事業が拡大することに伴って組織をどうするか検討したい 』
このように神戸市の医療・新産業本部が
介護事業に前向きに取り組んでいくことを表明されたことで
神戸からの産業化は海外展開も含めて
大きく前進する事になるでしょう
特に
民間事業者での動きが活発化してきており
事業化への体制が整ってきましたので
=== 官民一体となった介護産業が ===
神戸市を拠点として発信していくことを期待致します ‼︎
神戸市会議員 平野章三