神戸市長は 副区長を民間から公募採用し
「 区民から幅広い意見を吸い上げるような役割を期待する 」
とのことでした
大阪市の区長公募と違い
神戸市長が区長でなく
副区長職を採用する事にしたのは
急激な変革に、不安や大きな問題が起きないように
“ 慎重さを求めた ” のでしょう
しかしその場合
責任者である区長は今まで通りの神戸市職員であり
型通りの行政運営を行う事になるので / / /
副区長として民間的な発想を打ち出せるか
疑問を感じるのであります ⁈
つまり、副区長が
「 区民の意見を 」 吸い上げようとしても !
== その立ち位置と具体的な施策の予算と権限などを明確にしなければ ==
結果的に動けない事になるでしょう ⁈
確かに、神戸市長は
「 各区の特性や事情に合わせた区政が展開できるよう
区長の権限をより強化する 」との発言されています
しかし乍ら例えば
市民の方々が日常生活の問題を区役所に要望される場合
その内容が 【 各局での事業案件対応になる 】事が多いのと
事業局として全市的な “ 統一基準の範囲内 ” で執行される事になります〜
となると、
=== 区の特性や事情を政策展開するためには ===
《 各局に一定の指示ができたり 》
局としては統一基準外でも
《 区が必要と認めた場合 》
は事業推進できる等 〜
それに伴う《 財源配分をした上で 》民間副区長の採用を検討すべきでしょう
さらに、 「 副市長の民間公募 になると 将来的に民間から公募するということもあり得ると思う 」
としながらも
「 明確な課題に対して、公募で最適な人材が得られるかを考えると、すぐに実行するものでもない 」
と話したとのこと
しかし、神戸市長は 〜 「 明確な課題 」に最適人材得れるか 〜〜〜 ではなく
やはり何故 【 副市長公募が必要か 】
それこそ「 明確な課題 」が先なのに !
そのことを示せていないのであります
つまり、副区長も副市長も
単に民間から採用してみようか !!!
何か良いアイディアでもあれば!
というぐらいの短絡的な発想に見えるのです ・・・
これは神戸市の市政運営でもよく感じることであり
《《《 目的を決定して手段を考える 》》べきところ
手段が先行するので ???
【 何をしたいのか見えてこない 】のが
ーー→ 今の神戸市なのです
その為、まず【 バラバラな神戸市の組織体制 】に
指導力を発揮し、各局職員さんが連携できる体制を
まず構築すべきでしょう !
その上で
市長二期目は市政方針が見えにくい総花的な予算編成を改め
〜〜〜 神戸市の魅力ある将来像を 〜〜〜
明確に描いて頂くことを期待したいと思うのであります !
神戸市会議員 平野章三