神戸市は平成26年から相互直通運転の協議が始まり
「 検討していきたい 」との発言をしつつも
実態は・・・
検討や調査すらしていなかったのであります!?
以前、平野が本議会で
「 神戸市営地下鉄西神・山手線を阪急電鉄に売却する 」
という踏み込んだ提案の質問をしましたが 〜
神戸市は「 民営化することは考えていない 」と言い切りました ⁈
しかし何れにしても、まず相互直通運転は
西神沿線の活性化を取り戻す手段としては不可欠であり
この長期大規模プロジェクトを進めるには
協議だけでも早期にスタートしておくべきでありました!
その状況に対する当時の答弁には
呆れるばかりの説明を繰り返されていたのであります ???
「 どう考えるかは大きな問題である 」
「 今後どうしていくか、検討を深めていきたい 」
「 アイデアレベルで、まだまだ課題であると考えている 」
「 神戸市としては、メリット・デメリットを整理しているところである 」
これが神戸市の中身のない本会議での答弁であり
26年から何の動きもされてこなかった事を
自ら語っているようでした
そこに ◇ 29年9月の市長選公約 ◇ の
『 市営地下鉄西神・山手線と阪急電鉄の相互直通を
=== 過去から案はあったが検討は進んでいなかった ===
今後、利便性の向上、商業の活性化など期待できる 〜
早期に阪急側とすり合わせを始めたい 』
とのことでした !!!
これは、26年から何も努力をしてこなかった事を
=== 市長自身、公約の中で語られた === のであります
◆ 三宮再整備の具体的なコンセプト
新長田南への役所移転
相互直通等々
スピード感が感じられない お役所仕事 ???
厳しい都市間競争の中で神戸市は埋没していきそうです
◇ その意味でも相互直通は
大きな視点から協議を進めて頂きたいのであります !!!
それは、やはり第1案として 西神中央駅まで阪急電鉄として
《 阪急電鉄に売却する事で 》
西神・山手線の高い運賃が解消され
西神中央まで阪急電鉄としてブランド化される事で
沿線地域の活性化に繋がり
〜 何より地下鉄海岸線の負債解消する方向へと進む展開になるでしょう 〜
しかし、阪急電鉄に売却しない場合の相互直通としては
◆ 神戸市と阪急電鉄双方のメリット
( 市の西神沿線評価や阪急の乗客増等々 )
◆ 相互直通による双方の事業費負担割合
◆ 神戸市営地下鉄と阪急電鉄が接続地点から何処まで乗り入れるか
◆ 乗務員の交代地点や運賃配分
◆ 市営地下鉄山手線区間の快速走行が可能か、
工事負担は
等々、多くの課題を協議しなければなりません
その中で、神戸市としては費用対効果
つまり事業費負担に対して
例えば 、“ 西神沿線などへの経済波及効果 ” など
神戸市にとってのメリットを見極めることも
同時進行しなければならないでしょう
然し乍ら、神戸市は相互直通の接続地点や技術面ばかりが先行している
との情報が入ってきてますが
何故 相互直通による “ 神戸市のメリット ”を表明しないのでしょう
以前、平野が本会議で
阪急電鉄への売却を提案させて頂いた時には
神戸市への波及効果を明確に打ち出しましたので !!!
=== 神戸市長も公約に掲げた === のであれば
技術面だけでなく
具体的に神戸市のメリットを示して頂きたいものであります ⁈
神戸市会議員 平野章三