神戸市が打ち出した主要な施策を聞くと
「 子育てしていく上での切れ目のない支援策 」だと説明する
さて、その内容はと伺うと
医療費助成や妊婦検診助成 ・・・など少しずつ拡充に 〜
このような 中身も見えずインパクトもない総花的施策は
市民や他都市の方々からは理解不能でしょう ⁈
だから、都市の魅力の打ち出す内容が
明確でイメージが湧いてくる
“ 明石市や西宮市 ” などが
高い評価を受ける結果になってしまうのです !
【 戦略のない神戸市は 】
都市の魅力を示す人口でも福岡市に負け
やがて川崎市にも追い越され
おまけに2040年には神戸市の人口は
20 万人減少すると言われてます ・・・
魅力を打ち出せない 神戸市 〜
リーダーのいない 神戸市 〜
組織も機能しない 神戸市 〜
ですが、それでも 〜〜〜 魅力ある神戸市 ” へと
物申し続けていきます !!!
その意味でも こども家庭局として
さらなる子育て支援拡充に 「 独自財源を捻出 」する
努力もしていく必要があると思います
そこで 現体制の中で見直しの可能性を探ると
=== 行財政改革2020 で 「 公立保育所の再編 」を掲げていたが ===
◆ 公立保育所の民営化が
“ 改革途中で手付かずのまま ” に
なっていました ◆
具体的には平成17年4月 に
〜 82 箇所の 公立保育所を
《《《 民間移管へ順次取り組みを進め 》》》
現在まで 公立保育所は 57 箇所になってます
ただ、27年頃から 【 まったく進んでいませんので 】
引き続き独自財源を確保していくためにも
民営化に取り組む必要があります
例えば
人件費を取り上げると
公立保育所すべての平均定員数に対する必要保育士数は
1施設あたり9人であります
公立と民間の1人あたりの年収差は約 120 万円であり
1施設 9 人とすれば
民間の場合 約 1000 万円の財源を生み出すことが出来
50 園の民間移管となると
単純計算で 5億円を新たに政策投資する事が出来ます
ところが
局長は意味不明な答弁を繰り返すばかりで
その内容は
「 今後、民間事業者への移管については、当該地域における
保育ニーズの継続性や将来的な園運営の安定性について
これまで以上に十分な検討を行う必要がある 」
「 今後の保育ニーズの動向や私立保育所の整備状況などを踏まえた上で
公立保育所の再編を進めていく必要がある 」
と、やはり理解に苦しみます
民営化していくのもかなりの時間を必要とする上
運営事業者の変更のみの問題なのに
「 保育ニーズなど ・・・ 」 の表現で
地元説得などの厳しい対策をわざわざしたくない思いが
このような答弁をされたのでしょう
民間企業なら利益を上げるために汗をかくのは当然ですが
役所は財源捻出に汗をかかずとも
新たに予算要求すれば良いとの考えでしょう
つまり
こども家庭局の戦う経験のなさがあるのでしょうが
「 行財政改革 2020 」を打ち出しているのに
そこに 【 財政部予算査定の甘さを 】感じてしまうのであります
もっと市民の貴重な財源であることを真剣に受け止め
職員さんが常に前向きな行政運営を続けて頂く事を
願うばかりであります!!!
神戸市会議員 平野章三