神戸空港の運営権売却 ( コンセッション )で
いよいよ4 2 年間、民間事業者に委ねることで議決しました
神戸市は空港島本体の借り入れ残高 約 4 9 0 億円( 金利も含む)を
4 2 年後には負債残高 1 7 億円まで減少し
好転していく可能性を示唆しています !?!?
その収入の大半は
地方交付税・県補助金・航空機燃料贈与税などであり
約 4 5 0 億円を見込んでいます 〜〜〜
ところが
【 空港島全体の中で 】
空港 〜 本体以外の用地が
2 0 0 0億円程の事業費未回収である事 ” を
神戸市は目くらましをするように
【 新都市会計における別事業という手法 】
で表面化を抑えているのであります
《 《 《 神戸空港島の現実は 》 》 》
新都市会計における空港島事業費 2 6 1 7 億 円
( 29年度末予定 )
空港島用地の民間 売却分 1 1 3 億 円
民間以外の売却分 5 6 3 億 円
ーーーーーーー
合計 6 7 6 億円
◆ 1 0 年経過しても空港島の実質残高は ◆
2 6 1 7 億円 ー 6 7 6 億 円 =
1 9 4 1 億 円 ・・・ 用地費未回収 ⁉️
さらに
〜 その新都市会計における空港島分の市債残高は 〜
毎年 他の産業団地の収入を当てる事によって
減少させているのですが
それを
”財務状況が大きく改善している”
と公言しています
つまり
神戸空港島全体として順調である事を示し
今日まで規制が厳しかった神戸空港のこの10年間を基準に
【 【 【 最低限の運営権対価で売却する事を示した 】】】
のであります
さらに
将来、神戸空港の旅客数が飛躍的な伸びを見せた場合
収益連動負担金
( 一定基準以上に儲かればその分の比率で支払ってくれる契約 )
の比率を段階的に上がるような契約をすべきところ
【 【 【 これも買い手側に白紙委任してしまった 】 】 】
のであります
早くから
〜〜 何がなんでも運営権購入をお願いしまくり 〜〜
〜〜 買い手側に条件をお任せする程の異常さで 〜〜
【 【 【 叩き売りにしてしまったのです 】 】 】
この最悪の条件でスタートした事で ・・・
将来的に神戸空港が大きく好転したとしても
=== 4 2 年間は一切条件変更が出来ない ===
のであります
42年先には 〜〜〜〜〜
???
この契約を議決した中心的な関係者は
当然誰ひとりいないだけに、
42年先の将来まで加味した交渉内容に
出来なかった事が残念でなりません
神戸市会議員 平野章三