神戸市は神戸市域の開発に都市計画法、土地区画整理法などの様々な法令に加え、神戸市開発指導要綱を通じて計画的な市街地形成を図ってきた
今後、社会情勢の変化に対応するため開発指導要綱を【 条例化する 】とのこと
そこで、一例として問題点を指摘すると
◇ 児童・生徒の急増により学校教育施設が不足する場合等に 神戸市が 〜
《 開発を務めて避ける 》ことを規定するとともに
《 事業者に協力を求める 》ことができることを規定
1 神戸市は2040年に20万人の人口減少を予測しており
少しでも減少幅を抑える政策を必死で検討している最中であります
▲ 学校施設対策しなくて済むよう人口増加を避けるのか ・・・
△ 人口減少に歯止めを掛けるため、学校整備も進めるのか ・・・
=== 神戸市重要課題の人口減少対策に、神戸市の中で方針の違いが出ており ===
どうなってるの!?
神戸市の政策に一貫性がないが!?
2 市が事業者に協力を求めることができることを規定
★ 開発指導要綱を条例化するのに 〜〜〜
開発を務めて避ける!?
市が事業者に協力を求める!?
◇ 公益施設の設置が必要な場合に 《 用地に関する協議を義務 》として規定
これ程、いい加減で曖昧な文面を、条例に盛り込むとは信じられません
これでは、事業を進めるプロジェクトに対して神戸市の担当者が、開発内容をサジ加減で自由に判断し、指導できることになります
こんなのが条例と言えるのでしょうか???
ここに ・・・ どんどん人口が流出していく神戸市と違って!?︎
まず 〜 新聞に記載された西宮市の記事を 〜 ご覧ください。
人口流入が続く西宮では、『 住みたい街ランキング1位のまち
』の高評価にひかれて子育て世代が急増 〜
新たに大きな悩みを抱えている ・・・
住民側は・・・住宅開発から自然環境を守ってほしい
事業者側は・・採算重視で、法令上許される範囲の事業計画をします
西宮市は・・・法令違反がない限り、開発を止めることはできない
私有財産の活用を不当に制限すれば、市が業者に訴訟を起こされる
このことから
ーーー 条例内容は明確に打ち出す必要があり、条例の基準に従えば、どんな場合でも同じ結果が求められる ーーー
【 担当者のサジ加減で決まる 】 ような曖昧な条例案を
神戸市は見直すべきでしょう・・・
神戸市会議員 平野章三