この度、平成28年4月14日発生した熊本地震、
一連の強い地震の厳しい状況に、心から御見舞い申し上げます
さて、地震発生4日後に
ある組織代表の方から、トラックとワゴン車で熊本支援の出発にあたり
現地情報窓口について問い合わせがありました
そこで、神戸市危機管理室に相談しましたが
現地は人命救助、避難所などの対策に追われていましたので
情報を得ることがまだ出来る状況ではありませんでした
しかし、それは当然のことだったと思います
ただ、神戸市危機管理室に現地情報の 【 受け応え出来る担当もなく 】結果的に総務課へ紹介する以外ありませんでした
危機管理室もおそらく神戸市職員派遣の対応などで、
協議の連続であったと想像致します
こうした現状をみますと、
=== 危機管理室の姿が、前面に見えてこない感じが、残念であります ===
危機の時こそ
~~ 全面的に指揮命令と情報収集・発信出来る体制 ~~
を構築して頂きたいと思います
3月9日 予算特別委員会にて「危機管理室の体制」について質問致しました
危機管理には
“ 最新の的確な情報とレベルの高い判断で ”
〜 組織や団体などが瞬時で機能できる体制 〜
を整えることに重点をおかねばなりません
ところが、
危機管理室の体制には「 大きく二つの問題点 」があると思います
◆ 危機管理室が
三宮の客引き行為の問題や防犯カメラ設置などに取り組んでいるが
=== 本来これは神戸市の各事業部局で十分取り扱えることであり ===
それこそ貴重な人財は本来の危機管理業務に専念して頂くべきであります !
◆ 危機管理室には “ 最高の情報収集能力 ” が必要とされ、そのためには情報発信元に最も近い《 内閣府や自衛隊、県警などに出向し》 常時万全の体制を整えるべきであります !
つまり、
国や自衛隊などへ出向することにより
「 その機動力も共有でき、太いパイプによる強力な連携体制を 」
構築することができます
そこで信頼される危機管理室として・・・
=== レベルの高い危機対応ができる
〜 組織体制に見直して頂きたい ===
と、かなり厳しい質問と要望を致しました ️
28年度予算案を3月市会で審議しましたので危機管理室の質疑応答をご覧下さい
神戸市会議員 平野章三