神戸市会議員研修として関西電力大飯原子力発電所の視察を
〜 全議員に案内の結果 〜
〜 まず各会派の参加人数を 〜
見て頂きたいのでお知らせします
原子力発電視察に対する関心度が
参加会派比率に ・・・
皆様の想像通りでしょうか?
それとも予想外の結果でしたか?!
さて、本来の視察内容ですが
近隣の高浜原子力発電所 3・4 号機については
原子力規制委員会の審査も完了し・・・
《 地元福井県知事の同意により再稼働への動きが近づいてきました 》
原子力防災会議が 18日 避難計画の了承、
福井県西川知事が 20日 再稼働の同意を表明、
福井地裁で 24日 再稼働が認められた中で、動き出すという状況になります。
〜 この度の視察先である大飯原子力発電所は 〜
安全対策などの工事中であり、これから
設置許可、
審査書案、
パブコメ、
工事確認許可、
使用前検査
と続きますので、手続きには少し時間が必要であります
そして、福島原発事故以後の基準には
=== 原子力規制委員会による新規制基準に基づく審査が非常に厳しく ===
身分証明書提出・写真撮影禁止・携帯電話など持ち込み禁止・貴金属・ボディチェック・爆発物関連で火薬反応検査など、テロ対策などのセキュリティー 等、
以前にまして厳重な体制をとられている様子でした
そのようなチェック体制の中、
一番の重要事項である安全対策の説明を受けました
主な点は
〜〜 原子炉格納容器内の加圧水型炉 ( PWR )構造を採用している事で
その内容の安全性を特に説明され 〜〜
原子炉建屋内の水素爆発防止対策・冷却機能の強化
リサイクル燃料貯蔵センター
中間貯蔵施設の設置 〜( ウラン燃料は発電により全体の3~5% 使用され
95~97% は再利用できるウランかプルトニウム
として残り再処理して再び原子力発電所で使用 )
中央制御室・燃料プール・タービン建屋・放水口・取水口・非常用発電装置
等々安全重視の専門的説明を受けました
現場で説明を受けながら視察してきた中で
〔 その視点の範囲においての評価をする事が出来ました 〕
とは言え !
実質的には安全性や、セキュリティ、技術分野など・・・
専門的に理解するのには限界があります
だから、どうなんでしょう ⁉️
少なくともこれほど重要な問題だからこそ
〜〜〜 直接自分自身で感じ取る必要があるのでは 〜〜〜
と思ったのであります
但しそれは
・・・ 想定外 ・・・
と言われる言葉がいつも飛び出すように
=== それ以上の事が起きないとは誰も言いきれないのであります ===
そこで【 できるだけの危険性を想定され、最大限の問題点を基準に 】
対応の検討をされており
結果として
原子力発電については 国家政策としての専門性の高い分野で
安全性が大前提に・安定供給・経済性・環境保全などの判断を
されていくことになります。
神戸を魅力ある都市にと思いつつ ‼️
『 国家戦略であるこの問題については 』
自信を持った提案は難しいのですが ・・・
神戸の立場で電力会社との協議はしていきたいと思っているのであります❗️
神戸市会議員 平野章三