この度の政務活動費流用問題で
個人から “ 会派ぐるみ ” との疑惑が浮上し
さらに具体的な裏金の収支を示したと言われる “ 裏帳簿の存在 ” も
明らかになった
裏帳簿等の記載から不正に流用されたと思われる金額としては
合計3183万4825円なりますが ~
関係者の証言内容に多くの食い違いがあり、明確な解明に至っていないのが現状であります
しかし、会派ぐるみによる多額の裏金を捻出してきた事の重大さにより、9月14日・9月15日 そして9月18日と関係者に時間制限なしで、事情聴取を行ってまいりました。
その中で、事情聴取による証言内容に多々食い違いがあり
「 記憶にない・わからない・知らない・かかわってない 」
などの発言が目立っていました
しかし、その証言にも途中から疑問を感じるようになったのは
「 記憶にない ・わからない 」などと言いつつ
=== 突然記憶が戻ったかのように間髪入れず明確に答えられる場面が ===
しばしばあったのが、不思議に思えました
中でも、今後に影響がないとの事なのか、亡くなった市議の名前は簡単にでますが、それ以外の 【 特定市議の名前まで明確に発言される事 】に違和感を感じました
その結果、自身の発言が記事になる事は問題ないでしょうが、名指しされた場合の証言が正しいのか確認されないまま、直後に名前や写真が大きく報道されています
果たして
裁判所でもないのに、もし別に裏事情があったのならば~~
この様な事情聴取の方法で問題なかったのか、非常に気がかりであります!
何故なら、想像ですがこの問題の根幹に
▼ 激しい会派抗争 ▲
が影響しているのではないかと感じたからであります
今春の統一地方選挙後、党の中で二つの会派に分かれていたのが、2人を残して会派合併したことは
~ この経緯に相当複雑 な駆け引きがあるのか ~
そして今も続いているかもしれません
そのため、検討会での質問内容を切り替え、2人残して別会派と合併した経緯を伺ったが 《 いつもと違う歯切れの悪さ 》
で、回答を得る事が出来ませんでした
議会では議長、副議長、委員長などの役職確保のため、会派勢力を伸ばす事が大きく影響しますので、もし
=== この様な複雑な人間関係での駆け引きが行われていたならば ===
それぞれの 証言の信ぴょう性や疑惑解明には限界があるでしょう
このように~本質的な問題が潜んでいるかもしれませんので~検討会のメンバーで
☆ 兵庫県警本部に告発する事に同意を致しました
尚 証拠として、収入と支出金額が特定でき、領収書が存在するものに限定した結果、告発の不正使用金額は2,075万4,671円であります。
ただ、引き続き解明の努力をしつつ
『 今後は政務活動費に関する再発防止策の協議 』
を進めてまいります
神戸市会議員 平野章三