この度の戦略で可決に導いた
《 A N A ホールディングスの劇的な戦い振りこそ 》
神戸市は見習うべきであり
この勝利までの過程に最も注視した上で、今後の神戸空港運営権問題での取り組み方を描くべきであろう
エアバス・中型機 「 A 3 3 0 」の機材のリース契約・売買を巡る
《 駆け引きでの戦いに民間企業の凄さを 》
感じました 〜
当初は、米リース会社 イントレピット・アビエーションが
スカイマーク経営破綻による 「 A 3 3 0 」問題で
・・・ A N A との前向きな交渉が一時 支援の協力に傾きかけたが ・・・
最終的には契約内容による
“ 微妙な駆け引きで不調に終わった ” との事
そこで
米デルタ航空支援のイントレピットが「 対抗案を土壇場で提案 」されたが
《 A N A の水面下でのエアバス議決権取り込みの成功により 》
劇的な勝利宣言ができた ‼︎
この報道を受け、神戸市側の皆さんは
〜〜 可決された結果に安堵されたり、
有り難がったりしていますが 〜〜
この様な民間の底力とも言える戦略・根回し・戦力などこそ見習い 、
神戸市行政として動き出さなければなりません
特に今年は新関空の運営権者の決定に向けて
〜〜 神戸市がどの様な戦略を持って戦うのか非常に気になる ? 〜〜
ところであります
何故なら、神戸市とその関係者は
三空港一体運営に終始し、頭を下げまくってお願いの大合唱ばかり・・・
これでは安売り表明している様にしか聞こえてきません
特に最近 国交省の関係者が
【 神戸空港に対して厳しい意見を発信 】 しだしておりますので
効果の薄い 〜 三空港一体運営発言は少し控えて 〜
水面下で戦略を立てて動くべきでしょう
いくら一体発言しても
“ 民間運営権者は経営的な視点からしか判断しません ” ので
その意味ではまずこの度の
=== スカイマーク再生計画可決に持ち込んだ A N A との協力体制の構築 ===
が出来れば
神戸空港の評価を高めるのに重要な役割を果たして頂けると思います・・・
スカイマークの会長も
神戸を拠点として維持していく事と、路線の運休など
《 “ 当面 ” しない方針と、前向きな考えを示している 》
事などは、期待出来ると 言えるでしょう
問題は
〜〜 会長発言の中で “ 当面 ” などと一言あるように 〜〜
=== スカイマークは羽田発着枠の評価が されているのであって ===
羽田抜きの神戸発着での地方路線は ⁇ 、今後の搭乗率により新たな動きが出てくることが気がかり ・・・ であります
民事再生された民間企業としては、今後
〜〜 不採算路線にはさらに厳しい経営判断が下される事に 〜〜
なってくると思われ
〜〜 神戸発着路線で5割を割り込む搭乗率とともに
収益率の低い路線の廃止も 〜〜
覚悟しなければならないでしょう
現に、 A N A が重要路線である 羽田ー神戸線を 1 0 月 2 5 日 より1 日 1 往復減便する事を発表された
ただし、1往復を那覇線に切り替え、29往復維持はされている
このような路線が変更される中で
再生への体制作りに向かっていく
= A N A とは、神戸空港運営権売却などについて =
水面下での協力を求めていくぐらいの戦略を ‼︎
神戸市に描いて頂きたいものであります ・・・
神戸市会議員 平野章三