廃止論は
『 市長の唐突な発言 』
のようで
~ 庁内はざわついた感じでありました ~
《 4 年に一度、2013年まで 8 回・レベルの高いコンクール 》
2017年度開催準備費として15年度予算に “ 盛り込まなかった ”
国際評価も高く、世界3大コンクールの一つとされていたが、一回の開催費用 6 千万円 、入場料・広告費を引くと 5 千万円の神戸市負担になります
【 理由 】
= 市民への浸透度と還元不足 =
とのことであります
世界各国から参加するレベルの高いコンクールに育ってきた事業
市長の判断により
一瞬にして見直す
と言う
『 真意 』 は何処にあるのだろう
議会側は 基本的には
◆ 政策的に必要と判断しても市長提案がなければ審議出来ません
◆ 政策的に不必要と市長が継続予算を上げなければ審議出来ません
つまり
=== 予算執行権のある市長判断による権限は強大 ===
であると言えます
その上で、音楽などは 『 予算で価値判断出来ない 』ものでありますが
さりとて予算と市民の評価も重要な課題であります
平野はフルートについてはよく分かりませんが・・・
〈 4年に一度で5千万円 ~ 1年では1250万円ほどの予算 〉
《 世界的な評価に30年ほど積み上げてきた歴史 》
などは十分含んでおかなければならないでしょう
重要なのは
“ 神戸市だけの問題 ” ではなく
“ 国際的な評価を受けるところまで育ってきている ” ことで
検討結果は
【 対外的にも丁寧な着陸が必要であります 】
ただ、存続を求める雰囲気を醸し出すために
=== 「廃止を含めて検討」===
と打ち出したのなら、意味のある戦略かもしれません
然し乍ら、廃止の場合
~ 神戸市としては市民だけでなく多くの関係者の方々に
十分な説明責任を果たすべきであります ~
神戸市会議員 平野章三