今、文部科学省は H26~29年度まで、“ 教育のIT化 ”に向けた環境整備4ヶ年計画を打ち出しています。
IT関連の予算として小・中・高等・特別支援学校に、単年度1678億円、29年度迄の 4 年間 6712
億円の財政措置が講じられます。
~ 神戸市は年間 16 億円の地方交付税措置がされ ~
== 基本計画で目標とされている水準 == = 神戸市の現状 =
◇ 児童生徒数 3.6 人に教育用コンピュータ 1台 未整備
● コンピュータ教室 40台・・・・・ リースにて
整備済み
● 各普通教室 1台、特別教室6台
未整備
● 設置場所を限定しない可動式コンピュータ 40台 未整備
◇ 電子黒板・実物投影機の整備 ( 1 学級当たり1 台 ) 未整備
◇ 超高速インターネット接続率及び 無線LAN 整備率 100% 未整備
◇ 校務用コンピュータ 教員 1人 1台
整備済み
等の中で、今後未整備の項目について順次進めていくことになります。
しかし、ここでは
IT化に向けた積極的な環境整備の話ではなく、あくまで文部科学省が目標としている水準であり
=== ITを活用して教育改革していこうという意気込みは ===
~ 神戸市にはまだ感じ取ることが出来ません
~
《 そこで気になる点でありますが 》
IT を 活用した教材で
全校生徒平等に予習、学校では復習や理解を求める学習などを実施していこうとした場合~
今後、授業方法の変革、教育現場の改善も併せて出来るのだろうか ・・・・・
ただ、それ以前に文科省の環境整備基本計画に沿った I T 予算としての『地方交付税』については、使途の制限や条件は付いていないので、教育委員会が神戸市財政局に要望し I T 予算を確保していくのか、確認しなければなりません。
何故なら
交付税に色は付いてないので、他の事業に流用 ( 違法ではありません )されてもわかりません。
特に、市会では神戸市が提案した予算についての審議を行いますので、そこでは国の計画に沿った事業予算措置の内容まで、なかなか把握が出来ていないなかで判断していることがほとんどであります。
いずれにしても、今後 学校教育に I T
化が進み、活用していく流れのなかで、同時並行的に大きな教育改革を進めていかなければなりません。
子供達の未来に
動き出します
神戸市会議員 平野章三