【 病院丸ごと世界に輸出 】の記事に 〜
思わず 「 やられた ‼ 」って感じ
実は神戸にも数年前“大きなチャンス”がありました。
医療関連の海外パッケージ輸出をずっと模索し、「 神戸国際フロンティアメディカルセンター理事長 田中 紘一 先生」が 各国 (シンガポール・インドネシア・アブダビ・エジプト・・・) に強い人脈と交渉出来る体制の連携が整っていたので、思い切って大阪経済界とも連携を試みながら、医療のパッケージ輸出を進める努力をしてきました。
ところが、
海外展開の企業への具体的な認知度の弱さや、参画手段など対応出来る体制も整っているとは言い難い環境であったようなのか、その時は展開出来るところまで進みませんでした。
神戸市の積極的支援体制が
出来ていなっかったのであります。
=== 病院丸ごと海外輸出できていれば ===
〔 多くの関連する企業に“進出させる機会”を神戸市が提供することができた 〕
のではと思うと、残念でなりません !
さすが民間企業!!企画内容が良ければ、商社などが独自に支援し、
神戸市が動かなくとも ~ 民間企業だけでも戦っています ~
ただ神戸市も、臨床研究、臨床試験、治験、企業誘致等々、医療産業都市を推進し、医療クラスターとしての取り組みは間違いなく成果がでてきております。
そして長年にわたり、
《 多額 ( ○○億円 ) 》 の支援と
多くの職員の投入を
毎年続けてきているのも現実であります。
その結果、理研プロジェクトリーダー・高橋 政代 先生による iPS 細胞 から網膜を再生させる『世界初の移植手術』が実施され、臨床試験を始めとして、医薬品、医療機器、再生医療製品など、それぞれの分野でいよいよ安全性を確認しながら実用化に向け開発が進んでいく状況になってきました。
もちろん、平野もこの政策推進派であり、
よくこれ程までの体制が ~
しかしながら、
『よくやってきた』 と思う反面 ?!
いつまで・・・このままで
〜
=== 神戸市は医療産業都市と言いながら ===
一体何をしたいのか !
どのように進めていくのか
まったく戦略も見えてこない ?
再生医療の期待が高まる中、
=== 実用化に向けて企業収益が見込める
動きが出てきているのに ===
神戸市は研究所、医療関連機関や企業誘致などを対象に、まるで不動産が主な業務のような感じであり、しかも手数料も頂くことなく、多額の法人税収入が入るわけでもありません。
いつまで・・・【 奉仕都市神戸市
】 として
投資とボランティア的支援を続けていくのでしょうか ?
もちろん!
“ 患者が最も願っている医療を行える場を提供できること ”
が最優先ですが~
このようにサポートを受けた企業のなかで、事業化による収益が明確に見込まれるプロジェクトを進めていく場合、神戸市 (運営は財団法人等々にて )は企業との契約と共に事業支援を行い、あわせてそれに見合う収益を求めるべきであります。
[ その収益で、新たなベンチャー企業を支援していくこともできるのでは ]
そこで、ブロジェクトチームを結成し、医療産業都市としての戦略を立て、色々な分野で事業化を進めていき、病院や、研究所、医療関連企業等の本格的なサポート体制を整えていけば 、手数料などの収益が見込まれるようになるのではないでしょうか 〜
その上で申し上げたいのですが、それぞれが点としての取り組みにしか見えず、他都市の具体的な事業展開などの動きが気になる今日この頃であります。
このままでは他都市に益々追い抜かれ、追いつけない分野も出てくるかも〜
===
神戸市は今年度 ===
市長が新しい施策の提案を求め
職員に多額の予算を提示
=== ところが目新しいプロジェクトが生まれてこず ===
結局、新規施策用に積んだ予算は、各局にバラマキで終わってしまったことで・・・
やはり、役所といえども投資対効果については
として
経営感覚のある市政運営に!!
神戸市会議員 平野章三