エアバス超大型機「 A 380 」 契約解除問題で、経営不安が高まっている神戸空港発着便70%のスカイマークを、マレーシアのエアアジアが経営権獲得を検討中とのことだが・・・
早速影響してきた 〜 というより 〜
航空業界の駆け引き 〜 というより 〜
=== 仕掛けの張本人がよく見えない
===
この度、
経営権獲得の“戦略”と思える内容を明確に新聞紙上に公表してきたということが、先手を打つという戦略なのでしょうか 〜
ところが、短期間で関係企業《 エアアジア・エアバス・金融機関・楽天など 》のなかで、
水面下 ?
どこが ? ( 意外にもエアバスが?)
どのように動き出しているのか?
実際のところは見えてこない感じであります。
それにしても高いハードルとして、
=== 国土交通省 ===
そして、全日空、日本航空、をはじめとする航空業界の動き等、まったく予測出来ない状況の中での戦いに入っていくのでしょうか〜
新関空と神戸空港という関西圏の問題レベルでなく、まったく手の届かないところで観戦させられるようなものであります。
=== どうなるのかスカイマーク・
そして神戸空港への影響は ===
神戸空港として、今日まで“発着枠の拡大”・“運用時間の延長”など規制緩和の要望をしてきましたが、まず現時点で神戸を拠点としているスカイマークとしても経営改善には、より重要な課題になっていくことに間違いありません。
ところが、今話題になっているエアーアジアの経営権獲得の動きから見てみると、経営戦略としてのドル箱と言われる羽田発着枠を中心とした路線から、順に見直されていくのではないでしょうか〜
そうなると、スカイマークが神戸を拠点空港としていた流れが、非常に高い搭乗率を中心とした羽田空港の路線から優先されていくようになるでしょう。
ただ、エアーアジア 問題の見通しは・・・・・
《 720億円に上る違約金 が 》 〜 発生する恐れがある 〜
という、まだ不確定な状況でありながら ・・・
スカイマークの経営不振 〜
エアーアジアの経営権獲得
〜
エアーアジア・・・エアバスとの交渉 〜
エアーアジア・・・金融機関との調整 〜
エアーアジア・・・国内線への参入 〜
スカイマークの争奪戦 〜 など
話題の提供を新聞紙面で敢えて先行させているようにも思えます。
すべて 《 違約金720 億円 》 というイメージ戦略により、仕掛けられているのかもしれません。
つまり、その関係企業グループからみると、ドル箱路線を確保出来るということで、交渉しながら投資資金の調達、資金回収の見通しなど、絵を描きつつ、走り出しているようにも思えます。
〜 しかし、神戸空港として、今後の生き残りを考えた場合 〜
神戸市として動かなければならないことは、まず国土交通省でしょう。
国交省の担当者は 「 健全な競争につながるかどうかで判断する 」との発言をされています。
そこで「 神戸空港設置
」を認めたのは国土交通省であり、今日まで厳しい規制を受けながらも運営してきた神戸空港については十分理解頂いておりますので、神戸市として、
“受け身”ではなく、国交省との“積極的な協議”にむけて、今からでも行動し続けて頂きたいのであります !
=== 神戸市として 動きが見えないことは沈黙と同じ ===
今から更なる戦いが ‼︎
としても
前向きに行動を 〜
神戸市会議員 平野 章三
尚、スカイマークの 西久保 慎一 社長 は経営立て直しに前向きであり、
「 空の道をつくるのが航空会社の使命 」
と実績を強調