7月末から外国人観光客に無料でのインターネット接続、この無線LANサービスについて平野は市職員さんにこれまでその必要性をずっと言い続けてきました。
ただ、この度のサービスには企画や戦略が見えてこないのが非常に “ もったいない ”の一言につきます。
このような単純な単品サービスは一回の発信で終わり、継続してもやがてこのサービスは当たり前という雰囲気になるでしょう。
今、神戸の観光客が2013年大幅な伸びを示したので、“ 無線LANサービス ”は観光客誘致にさらにプラスと思い単一商品として打ち出したのだと思います。しかし
観光客に対してどのように
神戸の魅力を誘導していくのか ‼︎
戦略的な目的を持ったプロジェクトを進めるならば、場当たり的思いつきを小出ししたところでその効果は薄く、逆に強いインパクトを発信できるチャンスを失いかねないのであります。
ターゲットを絞り、官民の関連事業にも効果を生み出せたり、複数のサービス、つまり総合的なプランを一気に打ち出し、他都市にない“ 神戸らしさ ”として強い印象が残せるぐらいのプランを練り上げてから発信をすべきであります。
平野が若手職員の方々に提案の一つとして申し上げてきたプロジェクト案〜
例えば、 医療産業都市として神戸を考えた場合
医療関連等ポートアイランドに集積している神戸を訪れる医師、研究者、企業の方々、そして受け入れる立場にもなる高度医療機関、研究所、ベンチャーも含めた260社を越える進出企業の皆さん方が、
“ 必要としているサービスは一体何なのか ”
を先ず調査し、その上で神戸医療産業に特化した総合サービス
関空から海上アクセス、神戸空港などを利用し、医療産業関連の方は
・ポートアイランドエリアでは無料送迎と施設案内や説明
・無料無線LAN
・レンタルオフィス貸し出し、事務所機能の提供
・商談や憩いにラウンジ など
特別総合サービスが受けられる環境が整備されている神戸であることを“世界に発信”するぐらいの体制を取るべき~! と言ってきました。
神戸の医療産業都市がこのようにサービスが充実していることがわかれば、全体の評価がさらに押し上げられることにもなるでしょう〜
〜 戦略に沿った仕掛け作りにより、神戸の魅力を生み出すべき 〜
神戸空港や関空からの海上アクセス、豪華客船からの視点そして温泉、ホテル、店舗、イベントなどへの波及効果、観光客の困っている問題や求めるもの、その上で経済的効果も十分調査し、ターゲットを絞ったり、特典など、他都市や海外から注目される程のサービスを発信するためには・・・
経済効果を生み出す能力ある民間企業などに協力を求める必要があります。
=== 今の役所だけの企画、学者の方々の提案などでは
理論ばかりが先行し、実戦的な動きが感じてきません ===
より素晴らしい神戸に
提案し続けていきます。
神戸市会議員 平野章三